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教育目標・育成する人材像(平成28年度入学生)

2016年04月01日

金沢学院大学
教育目標・育成する人材像(平成28年度入学生)

■文学部

教育目標・育成する人材像
言語や文化についての広汎な知識と、人間及び人間社会に対する深い洞察力を涵養して、自他の文化を担う人間同士の円滑なコミュニケーションに資することのできる創造性豊かな人材を育成する。
●文学科

  1. 「学生が自ら学び、自ら考える力」を養い、時代の変化に対応できる人材を育てる。具体的には、文学、言語、心理、歴史の諸学の学びを通して、自己認識と他者理解を深めることにより、人間そのものを柔軟に理解し、加えて、自らが帰属している社会を複眼的に見つめ、自立して生きることのできる人材を養成する。
  2. 本学部本学科で学修する学生は、予測困難な時代において、自らが主体となって種々の問題を発見するために必要となる洞察力を磨くとともに、発見した問題に対する解を見出し、解決につなげるために必要となる知識やスキルを、多角的な学びを通して身につける。
  3. 卒業後の進路としては、本学部で学んだ柔軟な思考を生かすことのできる幅広い業種が考えられる。官公庁・マスコミ・出版・印刷・旅行・商社等や教育支援サービス関連業などで活躍できる人材を想定している。また、本学部で学んだ専門知識を生かし、国語・英語・社会・地理歴史の教員として活躍できる人材の養成を目指す。

■経営情報学部

教育目標・育成する人材像
経営や経済の仕組み、ビジネスの動向、情報の収集や活用方法を学ぶことによって、現代社会、とりわけ地域社会の的確な分析を行うとともに、課題に対応していく実践的な知識を身につけた創造性豊かな人材の育成を目指し、その活躍の場を企業活動にとどまらず、広く自治体や各種団体等に想定する。
●経営ビジネス学科

  1. 経営、経済、そして経営情報の分野に関する幅広い知識を身につけ、それらを有機的に結びつけることのできる人材を育てる。具体的には、組織運営を把握し、環境の変化に対応でき、経営に必要な情報システムを理解できる人材を養成する。
  2. 自ら問題を発見し、その解決方法を考えることのできる人材を育てる。一人ひとりの学生が主体的に問題を発見し、解決していく力を身につけるために必要な知識やスキルを多角的な学びを通して身につけ、地域社会に貢献できる人材を養成する。

■芸術学部

教育目標・育成する人材像
表現領域についての広汎な技術及び知識と、社会に対する深い洞察力を養成し、円滑な意思疎通や自己表現に資することのできる創造性豊かな人材を養成する。
●芸術学科

  1. 現代社会における芸術の役割を理解し、芸術を通して新たな社会を築くための創造力と実行力を備えた人材を養成する。
  2. 個人制作と協働制作の両方の過程を経験することにより、創造的思考・論理的思考の養成のみならず、社会における自己の役割を認識し、 意思決定を行い行動できる人材を養成する。
  3. 卒業後の進路として、本学部で養成された創造性や観察力、課題発見・ 解決能力は、現代社会の多くの分野で必要とされる。芸術の専門的な知識・技術を活かした教職・学芸員をはじめ、デザイン・印刷等の企業はもちろん、多様な社会で活躍できる人材の養成を目指す。

■人間健康学部

教育目標・育成する人材像
●スポーツ健康学科
人間健康学部スポーツ健康学科は、体力等の向上を図る地域のスポーツ愛好者から競技力の向上を図るアスリートにいたるまでの最先端のトレーニング論と、現代社会に求められる健康づくりや身体づくりのための健康科学を、理論と実際の面から学び、スポーツ及び健康にかかわって深く貢献できる次代を担う人材を育成する。
本学科の教育研究は、専門知識と理論の習得はもとより、社会の変化や時代が要請する創造性と革新性を志向する人材、人格においても高い倫理性と社会的規範を有する人材の育成を目指す。

●健康栄養学科
人間健康学部健康栄養学科は、建学の精神および教育理念に基づき、健康づくりを最新の栄養学の観点から学び、専門的かつ高度な視点から地域の健康と栄養に関わる課題を捉え、生涯に亘る健康の維持・増進に貢献できる管理栄養士の育成を目指す。より具体的には、地域のニーズに応える管理栄養士の養成を図り、医療、福祉、学校における食育など様々な場面で高度な栄養ケアマネジメントおよび栄養教育の中核となって地域の健康増進に資する管理栄養士を育成する。

3つのポリシー

2016年01月01日

金沢学院大学
3つのポリシー(2016年度入学生~)

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

本学の建学の精神は「愛と理性」、教育理念は「創造」です。文学部・人間健康学部・経営情報学部・芸術学部の4つの学問領域で主体的に学び、地域貢献できる人間形成を教育目標としています。
基礎学力を備え、学びに対する姿勢が明確で、自らの力を伸ばす意欲を持ち、高等学校段階までの課外活動や社会的活動に積極的に取り組んだ学生を、本学は求めます。

■文学部

○教育学科 2018年4月開設

  1. グローバル社会、多文化共生社会への幅広い関心を持ち、そうした時代に対応した人間形成のための理論・実践研究を深めようとする学生
  2. 教育への幅広い関心を持ち、教育実践者として、確かな知識と理論をもって教育の現代的課題の解決に向け意欲的に取り組もうとする学生
  3. 大学で学修するための必要な日本語や英語の基礎的な力を備え、高度な教育実践者となるための意欲をもち他者と協力していくことができる学生

○文学科

  1. 文学、言語、歴史、心理、また、文化や社会、人間などに対し幅広い興味と関心を持ち、自分の目標や希望が明確である学生
  2. 自ら問い、自ら考え、自ら学び、主体的に社会で活躍する意欲を持つ学生
  3. 大学で学修するために必要な日本語や英語の基礎的な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

■人間健康学部

○健康栄養学科

  1. 健康や栄養に関心を持ち、食と栄養に関する専門職として管理栄養士になることを目標に、その専門的かつ高度な知識・技術を真摯に学ぼうとする意欲のある学生
  2. 修得した専門的かつ高度な知識・技術を人々の健康のために役立て、地域社会の福祉や発展に貢献したいという意欲のある学生
  3. 管理栄養士養成課程で学修するために必要な日本語、英語及び化学・生物における十分な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

○スポーツ健康学科

  1. 体育・スポーツ・健康の領域に対し強い興味と関心を持ち、自分の目標や希望が明確である学生
  2. 身につけた運動技能に関する知識をさらに高めて、体育・スポーツの発展に貢献する情熱と意欲を持つ学生
  3. 高等学校段階までの保健体育で学習する内容を理解し、さらに大学で学修するために必要な国語力を備え、自らの考えを自らの言葉で発信できる学生

■経営情報学部

  1. 経営学、経済学、経営情報学を融合的に学びたい学生、あるいはこれらのいずれかの学問をさらに深めたいと考えている学生
  2. 社会に存在する課題を発見し、その解決に積極的に取り組む意志を持つ学生
  3. 大学で学修するために必要な国語や数学の基礎的な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

■芸術学部

  1. 絵画、造形、デザイン、映像、メディアに対する強い興味、また、社会や人、芸術全般に対する関心を自らの人生目標に反映させようとする学生
  2. ものごとへの誠実な取り組み姿勢と五感を働かせて学びとる成果を、主体的に社会に還元していこうとする学生
  3. 大学で学修するために必要な国語力、現代人としての教養を身につけ、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)

本学は、各学部、学科、専攻、コースにおいて、主体的に学び、基礎から専門まで幅広い知識と技能を有し、地域社会に貢献できる力を身につけるため、学修全般の基礎となる「初年次教育」、幅広い知識を修得する「一般教養教育」、グローバルな視点と発信力を養う「外国語教育」、高度な専門知識と課題解決能力を実践的に身につける「専門教育」、そして、これらの学修成果の集大成としての卒業研究から成るカリキュラム(教育課程)を編成します。
また、この方針に沿い、初年次から卒業年次まで、学修到達度に合わせた科目群を配置します。

■文学部

○教育学科 2018年4月開設

教育学科では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 学習指導論、教職論、保育原理などに関する教育学分野を中心に、教育活動全般で活用する基礎的な知識・技能の修得から専門的な知識・技能の修得に関する教育課程を体系的に編成する。
  2. 豊かな人間性を備えた高度専門的職業人の育成のために、グローバル人材の育成、英語活動と英語教育、ICT活用、地域協働と組織マネジメント、インクルーシブ教育等の科目を体系的に編成している。
  3. 保育、幼児教育、小学校教育、中学校英語教育に関してそれぞれ実習科目を設定し、理論と実践の往還を踏まえた学修の集大成としての卒業研究に臨めるように教育課程を編成している。

○文学科

文学科では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育の基礎となるスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 自分の適性を見きわめ、人生を設計する力を身につけるキャリア教育
  5. 他専攻の専門科目の受講を必須とする、人文科学・社会科学を横断的に学ぶ履修制度
  6. 地域社会を学びの場とした教育
  7. 自ら選択した学問分野の知識を深める専門教育
  8. 主体的学修の集大成としての卒業研究

●専門教育での学修の方針

<日本文学専攻>
日本文学専攻は、〈読む〉と〈書く〉、〈受信〉と〈発信〉とを関連させて相互にその力を高め合うとともに、日本語・日本文学分野の確固とした専門知識を身につけ、さらにその知識を実社会に活かしていける実践力を養うカリキュラム(教育課程)を作っている。1、2年次は、「日本文学概説」、「日本語学概説」、「古典文学講読」、「近・現代文学講読」等の科目で専門分野の基礎知識や作品分析の基礎的手法を学ぶとともに、教養科目や関連する他専攻の科目を履修して裾野の広い教養の土台を形成する。同時に、「日本語表現法」で、論理的な文章を書く力を養う。3年次に置かれた演習科目で、文献資料を読み解く力やプレゼンテーションの技能を鍛えながら、他者との議論を繰り返し、問題発見の力をつける。文芸創作への関心、意欲に応えるために「創作入門」、「創作実践」という科目も設けている。これらの学修成果を、4年次の「卒業研究」につなげていく。

<英米文学専攻>
英米文学専攻では、科学的な視点から英語の特徴について学ぶとともに、古典から現代作品に至る英米文学の特徴について学ぶ。英語を使って発表や議論ができること、観察や分析に基づく論理的な思考ができること、また、文学で用いられる英語表現を愉しく読み解けること、文化的・歴史的背景に基づく解釈ができること、文学研究を通して人間の多様な側面を理解できるようになることを目的として、授業科目を設けている。1年次に「英語学概論」や「Japanese Culture through English」、「英米文学概論」といった概説的科目、2年次に「英語音声学」や「World Culture through English」、「英米文学講読」、「英語学講読」といった発展的科目、3年次に「English Discussion」、「原典講読」、各演習科目といった専門科目を用意している。
このように、1年次から実践的な英語コミュニケーション能力を身につけるとともに、体系的な学修を経て4年次に学びの集大成として「卒業研究」が完成できるよう、段階的なカリキュラム(教育課程)を編成している。

<歴史学専攻>
歴史学専攻では、日本史、外国史、考古学、保存科学の各分野の実践的な学びを通じて、日本と世界の歴史を展望し、史資料の活用と継承を考え、地域文化の発展に寄与できる人材を養成するカリキュラム(教育課程)を設けている。1年次には、各分野の「概説」によって歴史全般の、「史学概論」によって歴史理論に関する基礎的な理解を形成する。2、3年次では、「講読」により先行研究の成果を検証する力を、「演習」により自ら課題を発見し解決方法を提案できる力を身につける。さらに、「実習」では、文献資料を読み解く手法、考古遺物の調査・分析の具体的な方法等を実践的に学んでいく。4年次には、「特殊講義」により研究の実際を学び、より高度な専門知識を身につける。これらと並行して、3年次の「プレ卒業研究」において自らテーマを検討して研究計画を立て、4年次に学修の成果を「卒業研究」として論文にまとめる。

<心理学専攻>
心理学専攻は、認知・学習、発達、社会、臨床の各分野をバランスよく学べるようにカリキュラム(教育課程)を構成している。1年次には、全ての分野の基礎となる「心理学概論」をはじめ、「発達心理学」等の各分野の概論として位置づけられる講義科目で基礎を学び、2年次から始まる「心理学統計法」や「心理学実習(調査法)」、「心理学実習(実験法)」を通して、心理学の基本知識と心理学研究に必要な基本技術を身につける。3年次になると、「ビジネスと心理学」、「知覚と認知の心理」、「心理学実習(面接法)」などの諸科目と認知・学習、発達、社会、臨床の各分野の演習科目が始まる。これらの科目を通して、より高度な専門知識と、文献講読やレジュメ作成、プレゼンテーションなどの技能だけでなく、研究に関して他者と議論する力を習得し、自らテーマを検討して問題を発見することができるように学修を進める。4年次には、自ら発見した問題を心理学的に実証する手続きに関して、先行研究の検証や他者との議論を通して、論理的に研究計画を立て、研究を行い、学修の成果を「卒業研究」としてまとめる。

■人間健康学部

人間健康学部では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育の基礎となるスキルを身につける初年次教育
  2. 状況を見極め分析し、自己発信する力を身につけるキャリア教育
  3. スポーツ健康学と健康栄養学を総合的・体系的に学ぶ専門教育
  4. 地域の健康問題に関心を持ち、課題解決能力を養う教育
  5. 主体的学修の集大成としての卒業研究

●専門教育での学修の方針

○健康栄養学科
健康栄養学科では、医療、福祉、介護、学校における食育など様々な場面で高度な栄養ケア・マネジメントおよび栄養教育の中核となって地域の健康増進に資する管理栄養士を育成することを目指している。この教育目標を達成するため、管理栄養士に求められる食と栄養に関わる専門的知識、技能等を段階的に学修することができるカリキュラム(教育課程)を設けている。具体的には、1年次は人体の構造と機能、各種疾患の病理、食品や調理に関する専門基礎科目を学び、2年次からは、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論などの専門実践科目を学修する。3年次からは、管理栄養士の指導の下、病院や保健センター、福祉施設等の施設で臨地実習を行い、それまでの学修で得た理論と実際を統合する。4年次には総合的な学修の成果として卒業研究に取り組み、健康を科学的な視点でとらえ、論理的に思考する力を養う。また、地域貢献の観点から、地域社会の活性化、栄養教育の普及、及び地域食文化の継承に貢献できる力を培う専門教育科目を配置している。

○スポーツ健康学科
「理論と実践の面からスポーツ科学・健康科学を学び、スポーツ・健康の次代を担う人材」を育成するという教育目標を達成し、人々の健康増進とスポーツの社会的発展に貢献できるようカリキュラム(教育課程)を設けている。1年次には、スポーツ科学、健康科学について学んでいくための基礎となる科目や科学的な視野を持てるような科目を配置している。2年次、3年次では自己の関心、興味と将来設計を展望してスポーツ・健康分野を学んだ者として独り立ちしていくための理論と実践科目を配置している。具体的には、スポーツ競技力・体力の向上のためのトレーニング方法の理論と技能を学ぶ科目や生涯スポーツにつながる運動習慣が身につく体系的な科目、健康の維持・増進のための身体の働きを学べる科目などである。4年次にはこれらの学修の成果として「卒業研究」をまとめていく。このほかボランティア活動などを通した地域への貢献も視野に入れた科目を適宜配置していることや、計13種目の多様な実技種目を用意し演習的な実技教育にも重点を置いていることが特徴である。

■経営情報学部

経営情報学部では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育を受けるための基礎学力とスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 自分の将来を見すえ、自己の人生を考える力を身につけるキャリア教育
  5. 地域の社会・経済と結びついた教育
  6. 経営、経済、経営情報の基礎力を身につける教育
  7. 身につけた専門知識を活かして地域の課題について考える教育
  8. 主体的学修の集大成としての卒業研究

●専門教育での学修の方針

<経営学専攻>
経営学専攻では、企業経営の仕組みを深く理解するために、1年次に経営学や隣接学問分野の基礎知識を学び、2年次以降、「マーケティング論」、「財務会計」、「ビジネス戦略」などの専門科目について学ぶ。さらに3年次以降は、経営学に関する学術理論を深く学ぶことと並行して、実際の企業経営の現場に触れるフィールドワークも行う。こうした学修を通して幅広い視野と柔軟な思考を身につけるとともに、地域の企業や地域社会に対する理解を確実なものにしていく。また、3年次の「基礎演習」および4年次の「演習」においては、企業経営の現場や地域社会に関わり、現実世界が抱える課題を見つけ、それを解決する力を養成していく。

<経済学専攻>
経済学専攻では、まず、1年次に日本経済の現状について学び、新聞に掲載される経済用語の意味が理解できるようになることを目指す。その上で、2年次には、経済学の基礎となる「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」や経済分析に必要となる統計知識を学ぶ。さらに2年次以降に開講される「公共経済学」や「環境経済学」、「財政論」などの応用経済学の科目群の学修を通して、一人ひとりの学生の興味・関心に応じてより深く経済学について学ぶ。これらの科目群を履修することによって、「ミクロ経済学」や「マクロ経済学」で学んだ経済学の基礎概念を踏まえた上でより発展的な経済学の知識を広く得るとともに、地域経済や、その基盤となる、まちの在り方についても理解を深める。3年次の「基礎演習」および4年次の「演習」では、少人数のゼミ形式で、経済データに基づいて問題・課題を客観的に検証する実践的な分析や地域経済活性化のための具体的な取組みの検討を通して、自ら問いを立てて課題解決に取り組む力を養成する。

<経営情報学専攻>
経営情報学専攻では、企業経営のさまざまな課題を解決するための知識と技術、課題解決力の修得を目的とする。そのため、経営学や経済学の基礎理論と併せて「経営情報基礎」や「経営システム論」により、企業経営における情報と情報技術の活用について深く学修する。また年次進行に合わせて、「情報処理演習」、「情報技術基礎」により情報と情報技術の活用に関する基本的なスキルを学んだ上で、プログラミング能力・課題解決力を段階的に学ぶ。1年次の「プログラミング基礎」でコンピュータゲームの作成を題材としたシステムの設計について学び、その後プログラムの開発に必要な知識と技術を身につけ、3年次の「基礎演習」や4年次の「演習」で、それらをさまざまな課題解決に応用する力を身につける。

■芸術学部

芸術学部では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 創造の基盤となる「芸術表現基礎」を配した初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 柔軟な発想と理解力を身につけるための横断的かつ多様な学びができる履修制度
  5. 協働で問題解決を図るためのコミュニケーション能力を身につける教育
  6. アクティブラーニングや地域連携等の活動を通して主体的に学ぶ実践教育
  7. 芸術全般に関する知識や技能の修得を通して、地域社会との繋がりを理解する教育
  8. 自らが選択した表現領域における専門教育
  9. 主体的学修の集大成としての卒業研究・卒業制作

●専門教育での学修の方針

芸術学部では、1年次で「絵画」「造形」「デザイン」「映像」「メディア」の5分野を横断的に学び、自身の関心や資質を問い、多様な芸術の学びを実現するために必要な基礎科目を配している。2年次からは、専門科目の履修を5分野のいずれかに軸足を置きながら進めることができるよう、技術習得と感性の錬磨を目指すための科目群を置いている。3年次および4年次の「卒業制作・研究」ではさらに専門技能を深め、卒業時に制作・研究の発表公開を行って学修の集大成とするカリキュラム(教育課程)を編成している。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学は、各学部、学科のカリキュラムに沿って卒業に必要な単位を修得した学生に対し、ディプロマ(学位)を授与する方針をそれぞれ定めます。文学部・経営情報学部・芸術学部・人間健康学部の4つの学問領域で主体的に学び、基礎から専門まで幅広い知識と技能を有し、地域社会に貢献できる力を身につけた学生に学位を授与します。

■文学部

○教育学科 2018年4月開設

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(教育学)」の学位を授与します。

  1. グローバルな視点で発想し、地域社会の教育と文化の発展に貢献できる。
  2. 教育に関する諸課題を主体的に発見・分析・理解し、幅広い専門的知見をもとにその対応策について協働的に考え、行動できる。
  3. 豊かな人間性や感性を備えた高度専門的職業人としての使命と責任を自覚し、継続的な自己研鑽への意志をもって教育活動に取り組むことができる。

○文学科

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(文学)」の学位を授与します。

  1. 主体的に課題を発見し、考え、解を見出す力を身につけている。
  2. 他者とのインタラクション(相互作用)を通して、見出した解をさらに発展させることができる力を身につけている。
  3. 文学、言語、心理、歴史などを通して,人間や社会に対する深い洞察力を身につけている。
  4. 地域社会において、その文化的発展に資する積極的な姿勢を身につけている。

■人間健康学部

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、スポーツ健康学科では「学士(スポーツ健康学)」、健康栄養学科では「学士(栄養学)」の学位をそれぞれ授与します。

○健康栄養学科

  1. 広い視野を有し、深い教養と豊かな人間性を身につけている。
  2. 医療、福祉、介護などの現場で適切な栄養ケアマネジメントを行う力を身につけている。
  3. 栄養教育活動に積極的に参加し、生活習慣病予防に貢献する意欲をもっている。
  4. 地域との連携を重視し、地域の食文化の継承に積極的に関わることができる。

○スポーツ健康学科

  1. スポーツ、健康についての必要な知識と能力を身につけている。
  2. スポーツ科学、健康科学に関する基礎的知識を身につけ、各人に対する問題点をみつけだし、適切なプログラムを提供できる。
  3. グローバルな視点に立って、スポーツや健康の問題を考え、提言できる。
  4. アスリートのためだけでなく、子供から高齢者まで、楽しく正確にスポーツや運動を指導できる。
  5. スポーツ科学や健康科学を通じて地域社会に貢献できる。

■経営情報学部

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(経営学)」の学位を授与します。

  1. 企業経営や経済の仕組み、情報システムに関する基礎を理解している。
  2. グローバルな視点から、あるいはローカルな視点から企業経営や経済について理解している。
  3. これらに基づいて、自ら問題の発見とその解決について対応できる。

■芸術学部

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(芸術学)(Bachelor of Art and Design )」の学位を授与します。

  1. 表現領域についての広汎な技術および知識と、社会に対する深い洞察力を有し、円滑な意思疎通や自己表現ができる。
  2. 創造的かつ論理的な思考力を持ち、社会における自己の役割を認識し、自ら考え、自ら行動できる。
  3. 芸術の専門的な知識・表現技術のみならず、創造性・観察力、課題発見・解決能力を、現代社会の多様な分野で活かすことができる。

第1回入学前セミナーを開催しました。

2015年12月19日

第1回入学前セミナーを開催しました。

推薦入試・エントリー入試・スポーツエントリー入試に合格し、入学手続きをされた皆さんを対象に12月19日(土)、第1回入学前セミナーを開催致しました。この入学前セミナーは、入学までの時間を使い、大学での学びを知り、充実した大学生活を送るための目標を設定し、夢を叶えるためのヒントを見つける時間として、今年度よりスタートしました。

第1回は主に入学前の過ごし方や本学の学びなどを知って貰うためのプログラムを設け、本学学生によるトークセッションやクイズを行い、わかりやすく紹介しました。その中でも、「4年生に聴く」と題して行われた本学4年生によるトークセッションでは、先輩学生が後輩たちに向けて、自分たちの4年間での変化や成長について、熱く語ってくれました。参加した皆さんの中には、「この先輩のようになりたい」と憧れを抱いた方もいるのではないでしょうか。先輩からのメッセージを受け、皆さんの4年間をそれぞれ思い描いてほしいと思います。

また、来年4月に新設する健康栄養学科については別プログラムで実施され、内容は管理栄養士国家試験の概要説明やHACCP対応実習室等の見学を行いました。その他、グループで与えられた食材から健康的なメニューを作るワークショップ型授業では、メンバー全員が相談し合い、知恵を絞りながらより良いメニューを考える姿が印象的でした。

今回の第1回の入学前セミナーでは、県内外、遠方からも多数参加があり、とてもにぎやかな雰囲気になりました。金沢学院大学では、教員、職員、学生スタッフ一同が一丸となって、皆さんが4月から良い学生生活をスタートできるよう、今後もサポートいたします。

◆各プログラムの様子◆

▼「4年生に聴く」の5名の本学学生(左)トークセッションの様子(右)
トークセッション動画Vol.1はこちら

入学前セミナー-129入学前セミナー-29

▼就職試験体験(英語・数学)の様子

入学前セミナー-62入学前セミナー-67

▼「金沢学院大学を知ろう~クイズようこそ学院大学~」の様子

入学前セミナー-92入学前セミナー-98

▼健康栄養学科:ワークショップ型授業の様子(左)HACCP対応実習室の見学(右)

健栄(自己紹介2)健栄(HACCP見学)

◆次回について◆

次回は今回行った内容などをより実感できるよう体験型のプログラムを予定しております。詳細につきましては、決まり次第ホームページにて掲載致しますのでご確認ください。

◆問い合わせ◆

入試広報部 TEL 076-229-8833 / フリーダイヤル 0120-367-984

文部科学省「職業実践力育成プログラム」に認定(大学院経営情報学研究科)

2015年12月16日

大学院経営情報学研究科

文部科学省
「職業実践力育成プログラム」に認定

BPロゴ

金沢学院大学大学院経営情報学研究科経営情報学専攻は、平成27年12月15日に、文部科学省の平成27年度「職業実践力育成プログラム」(BP)に採択されました。

■職業実践力育成プログラム(BP)とは

この制度は、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として,大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定するものです。

文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)認定制度について」

■認定プログラムについて

課  程 修士
課 程 名 経営情報学研究科経営情報学専攻 税理士・税法コース
期  間 2年
職業分野 税理士、経理・財務担当者
修得資格 修士(経営情報学)
社会人の受講しやすい工夫 長期履修
概  要

本コースは、経営情報に関する専門的知識の上に租税法学又は会計学の研究を行い、修士論文作成により税理士試験一部免除を受けることができるよう指導し、税制、会計制度を含め近年の税理士を取り巻く環境の変化に即した判例研究、事例研究等に基づいた実践的専門家の養成を目指すコースです。
平成27年度「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣から認定されました。北陸税理士会との連携のもと、税務や財務・会計に関する高度な知識を修得するとともに、授業を通して、課題発見・解決能力、論理的思考力、プレゼンテーション能力などを身につけることができる教育課程を編成しており、学部卒業生だけでなく、税務や財務・会計に携わる社会人の方や税理士資格取得を目指す方などを対象に、高度で専門的な学びを提供します。
また、社会人の方が学びやすいよう、夜間は金沢市中心部のサテライト教室にて授業を行っており、最長4年間のフレックス履修生の受け入れも行っています。

<プログラムのイメージ>

BP_image

認定を受けたプログラムは、概要と申請様式1・2を公表することになっております。

公開講座「金沢食文化“五感にごちそう”ゼミナール」

2015年11月30日

公開講座
「金沢食文化“五感にごちそう”ゼミナール」

第4回全日程…終了いたしました。

金沢学院大学4学部、金沢学院短期大学2学科の特性を活かし、「食」や「食文化」をテーマにしたセミナーやワークショップを開催しました。
講座は、9月から12月の間に4回開催し、毎回ゲストを交えたプログラムを行いました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

【お申し込み・お問い合わせ】
金沢学院大学地域連携推進センター
●TEL 076-229-8907
●E-mail koukaikouza@kanazawa-gu.ac.jp

 

開催 日時・会場 内容

第1回

9月27日(日)

13:30~15:00 

北國会館10階
香林坊プラザホール

【終了しました】

「食を愉しむ」

第1部

講演:「おいしい文学」
講師:寺田達也(金沢学院大学文学部准教授)

第2部

トークセッション:「実は知らない“食文化史”」
進 行:秋山稔(金沢学院大学・短期大学長、泉鏡花記念館長)
ゲスト:髙木慎一朗さん(日本料理銭屋主人)
ゲスト:雅珠香さん(一級フードアナリスト)

⇒第1回の詳細はこちら(第1回案内チラシ)

第2

10月25日(日)

13:30~15:00 

金沢学院東高校
サテライト教室
(香林坊ラモーダ9階)

【終了しました】

「食を究める」

第1部

講演:「健康は食事から、最先端の食科学」
講師:川村美笑子(金沢学院短大食物栄養学科教授)

第2部

トークセッション:「おいでまっし、金沢の食」
進 行:根本博(金沢学院大学経営情報学部教授)
ゲスト:浅田久太さん(浅田屋㈱社長、金沢市MICE推進協議会初代会長)
ゲスト:安藤喜代子さん(ゆわく温泉「かなや」女将)

⇒第2回の詳細はこちら(第2回案内チラシ)

第3回

11月29日(日)

【第1部】
13:30~14:30

【第2部】
14:40~15:40

金沢学院東高校
サテライト教室
(香林坊ラモーダ9階)

【終了しました】

 

「食を識る」

第1部

トークセッション:「知っとくまっし!金沢の食あれこれ」
進行:國田千恵子(短大ライフデザイン総合学科長)
ゲスト:山縣秀行さん(金澤町家料亭壽屋第4代店主)
ゲスト 加葉田恵子さん(かぶら寿し本舗「かばた」㈱マルハ商店代表取締役)

第2部

ワークショップ:「親子でまなぶ!加賀そだちの野菜あれこれ」
講師:橋詰奈々世(短大食物栄養学科助教)
出演:ヤサイダー、キライダー
スタッフ:短大食物栄養学科助手、学生

⇒第3回の詳細はこちら(第3回案内チラシ)

第4回

12月13日(日)

【第1部】
13:00~13:50

【第2部】
14:00~15:20

料亭旅館
金城樓「平成の間」
(金沢市橋場町2-23)

※お席は椅子席でご用意しております。

【終了しました】

「食を愛でる」

第1部

トークセッション:「美術工芸王国“石川”の食文化」
パネリスト:市島桜魚
パネリスト (漆芸家・大学美術文化学部美術学科長)
パネリスト 平木孝志
パネリスト (日本画家・茶道家・美術文化学部教授)
パネリスト 雅珠香さん(一級フードアナリスト)

第2部

食談:「五感で愛でる金沢の食」―昼懐石を加賀菊酒と共に―
進行:平木孝志
ゲスト:雅珠香さん
ゲスト 土屋兵衛さん(料亭旅館「金城樓」社長)
ゲスト 中村太郎さん(加賀菊酒「日栄」中村酒造㈱社長)

受講費:3,000円(昼懐石の料金含む)
※当日受付にてお支払ください。

⇒第4回の詳細はこちら(第4回案内チラシ)

 

■第1回案内チラシ

ダウンロード・印刷用データ

●食文化チラシ(最終)1013ol修正

■第2回案内チラシ

ダウンロード・印刷用データ

●食文化チラシ第2回(最終)1013修正

■第3回案内チラシ

ダウンロード・印刷用データ

●食文化チラシ第3回(1023)最終

■第4回案内チラシ

ダウンロード・印刷用データ

●食文化チラシ第4回(1109)最終

公開講座「オリンピック種目に親しもう2015」10月10日(土)…参加申し込み受付中!

2015年09月07日

公開講座「オリンピック種目に親しもう2015」

10月10日(土)から12日(月・祝)の期間に「かなざわスポーツフェスティバル2015」が行われ、初日の10日(土)に、本学と金沢市の連携講座「オリンピック種目に親しもう2015」を開催します。
トランポリン、柔道、ウエイトリフティング、バドミントン競技で活躍する本学所属のトップアスリートが世界レベルの技を披露し、各種目の体験教室を行うほか、オリンピック選手や日本代表監督による講話も用意しています。
対象は小学生から高校生まで、参加は無料です。
皆さんのご来場をお待ちしております。(申し込みが必要)

日時 会場 申し込み
10月10日(土)9:30~12:00
【終了】
金沢市総合体育館 【申し込み先】
地域連携推進センター
E-mail koukaikouza@kanazawa-gu.ac.jp
TEL 076-229-8907

「かなざわスポーツフェスティバル」ホームページへ

▼拡大は画像をクリック
20151010koukaikouza
その他の本学公開講座はこちら

3つのポリシー(平成27年度入学生)

2015年04月01日

金沢学院大学
3つのポリシー(平成27年度入学生)

  • 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
  • 教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
  • 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

文学部 / 経営情報学部 / 美術文化学部 / スポーツ健康学部

■文学部

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
建学の精神「愛と理性」および教育理念「創造」、ならびに教育指針を踏まえた本学部の教育目標に基づき、以下のような学生を受け入れます。

●文学科
大学での学びに対する姿勢
1.文学、言語、歴史、心理、また文化や社会、人間などに対し幅広い興味と関心を持ち、自分の目標や希望が明確である学生
2.自ら問い、自ら考え、自ら学び、主体的に社会で活躍する意欲を持つ学生
求められる基礎学力
3.大学で学修するために必要な日本語や英語の基礎的な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生
大学で伸ばしたい力
4. 積極的に他者と協力し、答えのない問題の解決に向かって挑戦し続ける学生
5. 人間理解を深め、人間と社会に対する洞察力を高めたいと考えている学生
外国語を学ぶ目的と姿勢
6. 自らの考えを外国語で的確に表現する方法を学び、広く世界へ発信する意欲を持つ学生
7. 異なる文化的背景を持つ人々との交流を通して、多様な文化を理解し、尊重したいと考えている学生
地域社会への関心と貢献
8. 地域社会に関心を持ち、幅広い教養と専門的知識・技能を活かして、その発展に貢献したいと考えている学生

教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育の基礎となるスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 自分の適性を見きわめ、人生を設計する力を身につけるキャリア教育
  5. 他専攻の専門科目の受講を必須とする、人文科学・社会科学を横断的に学ぶ履修制度
  6. 地域社会を学びの場とした教育
  7. 自ら選択した学問分野の知識を深める専門教育
  8. 主体的学修の集大成としての卒業研究

 【専門教育での学修の方針】

●日本語日本文学専攻
日本語日本文学専攻は、〈読む〉と〈書く〉、〈受信〉と〈発信〉とを関連させて相互にその力を高め合うとともに、日本語・日本文学分野の確固とした専門知識を身につけ、さらにその知識を実社会に活かしていける実践力を養うカリキュラムを作っている。1、2年次は、「日本文学概説」、「日本語学概説」、「古典文学講読」、「近・現代文学講読」等の科目で専門分野の基礎知識や作品分析の基礎的手法を学ぶとともに、教養科目や関連する他専攻の科目を履修して裾野の広い教養の土台を形成する。同時に、「日本語表現法」で、論理的な文章を書く力を養う。3年次に置かれた演習科目で、文献資料を読み解く力やプレゼンテーションの技能を鍛えながら、他者との議論を繰り返し、問題発見の力をつける。文芸創作への関心、意欲に応えるために「創作入門」、「創作実践」という科目も設けている。これらの学修成果を、4年次の「卒業研究」につなげていく。

●英語英米文学専攻
英語学分野では、科学的な視点から英語の特徴について学ぶ。英語を使って発表や議論ができること、観察や分析に基づく論理的な思考ができることを目的として、授業科目を設けている。1年次に「英語学概論」や「Japanese Culture through English」といった概説的科目、2年次に「英語音声学」や「World Culture through English」といった発展的科目、3年次に「英語学講読」や「English Discussion」や各演習科目といった専門科目を用意している。
英米文学分野では、古典から現代作品に至る英米文学の特徴について学ぶ。文学で用いられる英語表現を愉しく読み解けること、文化的・歴史的背景に基づく解釈ができること、文学研究を通して人間の多様な側面を理解できるようになることを目的として、授業科目を設けている。1年次に「英米文学概論」や「Japanese Culture through English」といった概説的科目、2年次に「英米文学講読」や「World Culture through English」といった発展的科目、3年次に「原典講読」や「English Discussion」や各演習科目といった専門科目を用意している。
いずれの分野でも、1年次から実践的な英語コミュニケーション能力を身につけるとともに、体系的な学修を経て4年次に学びの集大成として「卒業研究」が完成できるよう、段階的なカリキュラム編成を行っている。

●歴史学専攻
歴史学専攻では、日本史、外国史、考古学、保存科学の各分野の実践的な学びを通じて、日本と世界の歴史を展望し、史資料の活用と継承を考え、地域文化の発展に寄与できる人材を養成するカリキュラムを設けている。1年次には、各分野の「概説」によって歴史全般の、「史学概論」によって歴史理論に関する基礎的な理解を形成する。2、3年次では、「講読」により先行研究の成果を検証する力を、「演習」により自ら課題を発見し解決方法を提案できる力を身につける。さらに、「実習」では、文献資料を読み解く手法、考古遺物の調査・分析の具体的な方法等を実践的に学んでいく。4年次には、「特殊講義」により研究の実際を学び、より高度な専門知識を身につける。これらと並行して、3年次の「プレ卒業研究」において自らテーマを検討して研究計画を立て、4年次に学修の成果を「卒業研究」として論文にまとめる。

●心理学専攻
心理学専攻は、認知・学習、発達、社会、臨床の各分野をバランスよく学べるようにカリキュラムを構成している。1年次には、全ての分野の基礎となる「心理学概論」をはじめ、「発達心理学」等の各分野の概論として位置づけられる講義科目で基礎を学び、2年次から始まる「心理学統計法Ⅰ・Ⅱ」や「心理学実習(調査法)」、「心理学実習(実験法)」を通して、心理学の基本知識と心理学研究に必要な基本技術を身につける。3年次になると、「ビジネスと心理学」、「知覚と認知の心理」、「心理学実習(面接法)」などの諸科目と認知・学習、発達、社会、臨床の各分野の演習科目が始まる。これらの科目を通して、より高度な専門知識と、文献講読やレジュメ作成、プレゼンテーションなどの技能だけでなく、研究に関して他者と議論する力を習得し、自らテーマを検討して問題を発見することができるように学修を進める。4年次には、自ら発見した問題を心理学的に実証する手続きに関して、先行研究の検証や他者との議論を通して、論理的に研究計画を立て、研究を行い、学修の成果を「卒業研究」としてまとめる。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(文学)」の学位を授与します。

  1. 主体的に課題を発見し、考え、解を見出す力を身につけている。
  2. 他者とのインタラクション(相互作用)を通して、見出した解をさらに発展させることができる力を身につけている。
  3. 文学、言語、心理、歴史などを通して,人間や社会に対する深い洞察力を身につけている。
  4. 地域社会において、その文化的発展に資する積極的な姿勢を身につけている。

■経営情報学部

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
教育理念「創造」及び教育指針を踏まえた本学部の教育目標に基づき、「企業経営の最新の理論と実践的技法、世界にリンクできるIT技法を修得し、地域社会に貢献しようとする学生」を入学者受け入れ方針とします。この経営情報学部の受け入れ方針の下、各学科の受け入れ方針を次のとおり定めています。●経営ビジネス学科「経営を中心に、会計、経済、情報の基礎など幅広い知識と実践力を身に付けた創造型社会人になろうとする学生」を受け入れます。●経営システム学科
「情報処理能力の養成に加え、『情報収集力の強化』・『企業経営システムの理解』・『ビジネス情報の活用能力強化』を目指す学生」を受け入れます。
教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育を受けるための基礎学力とスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 自分の将来を見すえ、自己の人生を考える力を身につけるキャリア教育
  5. 地域の社会・経済と結びついた教育
  6. 経営、会計、経済、情報の基礎力を身につける教育
  7. 身につけた専門知識を活かして地域の課題について考える教育
  8. 主体的学修の集大成としての卒業研究

【専門教育での学修の方針】

●経営ビジネス学科
経営ビジネス学科では、ビジネスの第一線で活躍する人材を育成するため、経営、会計、経済及び情報の各分野の基礎から体系的に学修することができるカリキュラムを設けている。
1年次には、地域の経済状況を理解するとともに、経営、会計、情報処理の学修を行っていくための基礎的事項を修得するために、「経営学基礎」、「会計学基礎」、「コンピュータ活用演習」を中心に学習する。2年次には、「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」で経済学の基本理論を学ぶとともに、「経営管理論」、「マーケティング論」、「財務会計」などの科目で経営、会計分野の基本的な考え方を修得する。その上で、3年次には、経営系では「ビジネス戦略」、「ベンチャービジネス」、「マーケティング・リサーチ」、会計系では「経営分析」、「原価計算」、「税務会計」、経済系では「金融論」、「中小企業論」など学生の関心に応じてより専門的な内容を学修する。その成果を4年次の「演習」において、一人ひとりの学生が興味をもったテーマについて卒業研究をとりまとめる。このような基礎から確実に積み上げることにより、ビジネスに関する幅広い知識とその応用力を身につけていくことを目指している。

●経営システム学科
経営システム学科では、経営上の諸問題に対して情報通信技術(ICT)を援用し、その解決を図ることができるビジネスパーソンを育成するため、ビジネス分野から情報分野までを包括的に、また段階的に学修することができるカリキュラムを設けている。
1年次には「経営学基礎」・「会計学基礎」でビジネスの基礎理論を、「コンピュータ活用演習」・「情報処理演習Ⅰ」で情報処理の基本的スキルを学ぶとともに「経営情報処理基礎」でそれらを統合的に捉える。また、「経営システム論Ⅰ・同Ⅱ」において企業活動における経営情報システムの役割を理解し、経営上の問題解決のためICTの基礎知識を「情報技術基礎Ⅰ・同Ⅱ」において学修する。2年次には「経営管理論」・「マーケティング論」等によりビジネスの専門的知識の修得を図り、「システム設計Ⅰ・同Ⅱ」で経営情報システムの構造を理解し、「情報処理演習Ⅱ」ではプレゼンテーションについての知識及び技術を身につける。3年次では「データベース論Ⅰ・同Ⅱ」によりビジネスデータの管理を、また「ビジネス・シミュレーション」によりビジネスシーンでの諸問題の分析及び解決のためのシミュレーション技法を学ぶ授業を配置する他、「基礎演習」ではこれまでの学修内容を踏まえて一人ひとりの興味関心に合うテーマを設定し、指導教員や学生同士とのディスカッションを通して専門的知識や技術をより深める。4年次の「演習」では卒業研究を論文としてまとめることを通して個々の学生に丁寧な個別指導を実施し、ビジネスにおいて即戦力として期待される人材の育成を目指す。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

経営情報学部の所定の単位を修めた次の学生の卒業を認定し、「学士(経営学)」の学位を授与します。

  1. 経営、経済、会計と情報通信技術についての必要な知識と能力を身に付けている。
  2. 企業経営や経済、さらには情報システムに関する基礎的知識を身に付け、問題の発見と解決に適切に対応できる。
  3. グローバルな視点に立って企業経営や経済の問題について理解することができる。
  4. 最新の情報技術を種々のビジネスシーンで活用できる。

●経営ビジネス学科

  1. ビジネス社会での応用力と情報技術の基礎について十分に修得している。
  2. 創造性豊かで、地域社会に貢献する意欲をもつ。

●経営システム学科

  1. 最新の情報通信技術を修得し、ビジネス活動を理解し、両者をシステマティックに結び付ける知識と技術を身に付けている。
  2. 創造性豊かで、地域社会に貢献する意欲をもつ。

■美術文化学部

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

教育理念「創造」及び教育指針を踏まえた本学部の教育目標に基づき、「美術文化に求められる現代社会の多様な要請に、豊かな感性と表現技術力をもって創造的に取り組み、地域や日本の文化の活性に寄与しようとする学生」を入学者受け入れ方針とします。この美術文化学部の受け入れ方針の下、各学科の受け入れ方針を次のとおり定めています。

●美術学科
「造形能力を高め、芸術文化への理解と探究心を向上させることで社会に役立とうとする学生」を受け入れます。

●メディアデザイン学科
「情報伝達ツールとしての多様なメディアの表現能力、および活用技術を身につけて社会に役立とうとする学生」を受け入れます。

教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 美術やデザイン、メディアの基礎知識や技能を修得する初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 予測困難な時代において、自己実現に必要とされる柔軟な理解力と発想力を身につける教育
  5. チームで課題解決に取り組むためのコミュニケーション能力を身につける教育
  6. アクティブラーニングや地域での活動をとおして、自らが主体的に学ぶ実践教育
  7. 芸術・デザインに関する知識や技能の修得をとおして、地域文化を理解する教育
  8. 主体的学修の集大成としての卒業制作・卒業研究

【専門教育での学修の方針】

●美術学科
美術学科は、絵画(日本画・洋画)、工芸(陶芸・漆芸)、学芸文化財の各専攻の技能と知識を専門的かつ横断的に修得することにより、豊かな感性と創作的・建設的に提示し得る能力を身につけ、新しい芸術文化の発展や地域文化に貢献することのできる人材の育成を目指す。
1年次には全専攻の基礎を横断的に学ぶことにより、基本的技術と学びの姿勢を身につける。2年次から専攻を決定し、より専門的な技能・知識を修得する。さらに2、3年次では、美術史や美術材料、制作工程、美術品の扱い方、美術と社会との関わりなど、横断的な学びを深化・継続することにより視野を広げ、自己表現力の向上を目指す。そして、積極的な公募及び団体展での発表、地域社会の要請に応じた活動などを通して、実践的な専門技術の向上に加えて社会的な自己成長を図る。学修の集大成として、4年次では複数回の審査会を経て卒業制作・卒業論文を完成させ、美術館において展示を行う。

●メディアデザイン学科
1年次には基礎技術としてのコンピュータの操作およびCGなど基礎技能を修得し幅広く表現する力を身につける。
2年次ではポスターやウェブのデザイン、アニメーション、CM、ドラマ制作など実習・演習をとおして創作活動の計画的推進能力およびその過程や創作の成果に関する説明能力を身につける。学内の講義だけでなく、各種作品コンテストへの応募、地域社会の要請に応えての創作活動など、社会との関わりの中で自身の表現能力を活かし、自発的にデザインする力を身につける。
3年次ではゼミ活動において学生が自ら問題を発見し主体的にアイデアを提案・具現化する力を身につける。
4年次では学修の集大成として卒業制作・卒業論文を完成させ、美術館において展示を行う。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

美術文化学部の所定の単位を修めた次の学生に卒業を認定し、美術学科は「学士(芸術学)」、メディアデザイン学科は「学士(学術)」の学位を授与します。

  1. 美術工芸やメディアデザイン創作能力、文化理解のための知識や豊かな美的感性を身につけている。
  2. 造形表現やコンテンツ制作技術をもって、自らの想いを主張することができる。
  3. 新鮮な発想や個性的表現力をもって美術文化の進展に寄与しようとする意欲を持つ。

●美術学科

  1. 芸術創作や鑑賞のよろこびを感受し、その能力を創造的に発揮することができる。
  2. 芸術表現や文化理解の能力を生かして、個性的に社会に関わろうとする意欲を持つ。

●メディアデザイン学科

  1. 多様なメディアデザインの専門技能、知識を身につけ、情報発信することができる。
  2. コミュニケーションとしてのメディア表現能力を、創造的に社会に生かそうとする意欲を持つ。

■スポーツ健康学部

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
教育理念「創造」及び教育指針を踏まえた本学部の教育目標に基づき、「スポーツ愛好者から競技力の向上をはかるアスリートにいたるまでの最先端のトレーニング論と、現代社会に求められる健康づくりや身体づくりのための健康科学を、理論と実際の面から学び、スポーツ及び健康に関わって活躍しようとする学生」を入学者受け入れ方針とします。このスポーツ健康学部の受け入れ方針の下、スポーツ健康学科の受け入れ方針を次のとおり定めています。●スポーツ健康学科
「スポーツや健康に関心と熱意を持ち、地域社会の健康増進やスポーツの発展に関わる多様な領域で貢献したい学生」を受け入れます。
教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 初年次教育から基礎学力を養成する一般教養教育
  2. 全学年で必修科目として少人数教育を受けるゼミナール制度
  3. 状況を見極め分析し、自己発信する力を身につけるキャリア教育
  4. スポーツ科学と健康科学を総合的・体系的に学ぶ専門教育
  5. 主体的学修の集大成としての卒業研究

【専門教育での学修の方針】

「理論と実践の面からスポーツ科学・健康科学を学び、スポーツ・健康の次代を担う人材」を育成するという教育目標を達成し、人々の健康増進とスポーツの社会的発展に貢献できるようカリキュラムを設けている。1年次には、スポーツ科学、健康科学について学んでいくための基礎となる科目や科学的な視野を持てるような科目を配置している。2年次、3年次では自己の関心、興味と将来設計を展望してスポーツ・健康分野を学んだ者として独り立ちしていくための理論と実践科目を配置している。具体的には、スポーツ競技力・体力の向上のためのトレーニング方法の理論と技能を学ぶ科目や生涯スポーツにつながる運動習慣が身につく体系的な科目、健康の維持・増進のための身体の働きを学べる科目などである。4年次にはこれらの学修の成果として「卒業研究」をまとめていく。このほかボランティア活動などを通した地域への貢献も視野に入れた科目を適宜配置をしていることや、計13種目の多様な実技種目を用意し演習的な実技教育にも重点を置いていることが特徴である。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

スポーツ健康学部の所定の単位を修めた以下の学生に卒業を認定し、「学士(スポーツ健康学)」の学位を授与します。

  1. スポーツ、健康についての必要な知識と能力を身につけている。
  2. スポーツ科学、健康科学に関する基礎的知識を身につけ、各人に対する問題点をみつけだし、適切なプログラムを提供できる。
  3. グローバルな視点に立って、スポーツや健康の問題を考え、提言できる。

●スポーツ健康学科

  1. アスリートのためだけでなく、子供から高齢者まで、楽しく正確にスポーツや運動を指導できる。
  2. スポーツ科学や健康科学を通じて地域社会に貢献できる。

教育目標・育成する人材像(平成27年度入学生)

2015年04月01日

金沢学院大学
教育目標・育成する人材像(平成27年度入学生)

■文学部

教育目標・育成する人材像
言語や文化についての広汎な知識と、人間及び人間社会に対する深い洞察力を涵養して、自他の文化を担う人間同士の円滑なコミュニケーションに資することのできる創造性豊かな人材を育成する。
●文学科

  1. 「学生が自ら学び、自ら考える力」を養い、時代の変化に対応できる人材を育てる。具体的には、文学、言語、心理、歴史の諸学の学びを通して、自己認識と他者理解を深めることにより、人間そのものを柔軟に理解し、加えて、自らが帰属している社会を複眼的に見つめ、自立して生きることのできる人材を養成する。
  2. 本学部本学科で学修する学生は、予測困難な時代において、自らが主体となって種々の問題を発見するために必要となる洞察力を磨くとともに、発見した問題に対する解を見出し、解決につなげるために必要となる知識やスキルを、多角的な学びを通して身につける。
  3. 卒業後の進路としては、本学部で学んだ柔軟な思考を生かすことのできる幅広い業種が考えられる。官公庁・マスコミ・出版・印刷・旅行・商社等や教育支援サービス関連業などで活躍できる人材を想定している。また、本学部で学んだ専門知識を生かし、国語・英語・社会・地理歴史の教員として活躍できる人材の養成を目指す。

■経営情報学部

教育目標・育成する人材像
経営、経済、ビジネスの動向、情報処理技術などを学ぶことによって実戦的な知識を身につけ、多くの分野で即戦力として社会に受け入れられる、創造性豊かな人材の育成を目指す。

●経営ビジネス学科
幅広いビジネスでの応用力と情報技術の基礎を兼ね備えた人材の育成を目指す。

●経営システム学科
ITスキルを基に、経営の課題に多様な角度からアプローチして、経営システム全体を把握し、ビジネスの最前線に立つことのできる人材の育成を目指す。

■美術文化学部

教育目標・育成する人材像
美術文化学部は、美術・メディアデザインの2学科が、蓄積が厚い金沢の伝統文化資源を活用しながら、各々、社会が求める高度かつ多様な専門的知識や技術修得を図り、その効果を相互に共有し得る総合的な研究教育を行うことで、日本の美術文化の発展に、広い視野と主体性をもって、創造的に貢献することのできる人材の育成を教育の目的とする。

●美術学科
美術学科は、絵画、工芸、学芸文化財の3専攻が横断的に専門領域の技能と知識を研究修得し、造形思考を深めるなかで鋭く豊かな感性を培い、これを創作的、建設的に提示し得る能力をもって、新しい芸術文化の発展や地域文化に貢献することのできる、創造性と知性に満ちた人材の育成を教育の目的とする。

●メディアデザイン学科
メディアデザイン学科は、基礎的なビジュアルデザインに関する表現力を涵養し、様々な映像メディアに対応可能なコンテンツ制作能力と最先端の情報メディアの構築技術をもって、今後一層の発展が予想される情報化社会に貢献することのできる、創造性に満ちた人材の育成を教育の目的とする。

■スポーツ健康学部

教育目標・育成する人材像

●スポーツ健康学科
スポーツ健康学部スポーツ健康学科は、体力等の向上を図る地域のスポーツ愛好者から競技力の向上を図るアスリートにいたるまでの最先端のトレーニング論と、現代社会に求められる健康づくりや身体づくりのための健康科学を、理論と実際の面から学び、スポーツ及び健康にかかわって深く貢献できる次代を担う人材を育成する。
本学科の教育研究は、専門知識と理論の習得はもとより、社会の変化や時代が要請する創造性と革新性を志向する人材、人格においても高い倫理性と社会的規範を有する人材の育成を目指す。