学部・大学院 ACADEMICS
スポーツ科学部2021年4月開設
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2021年4月、スポーツ科学部 開設
これまでスポーツ健康学科として取り組んできた学びを進化させ、スポーツ科学部を開設します。「アスリート・指導員養成」「体育教員養成」「公安・公務員養成」「スポーツビジネス」の4専攻のもと、スポーツ科学と健康科学を理論と実践から学ぶとともに、総合的に人間力を高め、地域社会やスポーツ業界に貢献できる人材を育成します。
取得可能な資格・検定
- 中学校教諭一種免許状(保健体育)
- 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
- スポーツ指導者
- 健康運動指導士(受験資格)
- トレーニング指導者(受験資格) など
学部の特徴
1年次から4専攻に分かれ、専攻を意識した基礎的な各知識と技術を習得
・アスリート・指導員養成専攻
競技力向上に役立つ数多くの講義・実習を準備し
ています。オリンピック出場経験のある指導者と運動科学者とが連携して、アスリートやスポーツ種目
に対応した指導者を養成します。
・体育教員養成専攻
中学校・高校の保健体育教員の免許状取得を目指します。実際の保健体育指導に役立つ幅広い講義・実技科目を受講する
ことにより、即戦力になる教員を養成します。
・公安・公務員養成専攻
警察官や消防士などの公安系公務員や一般公務員を目指し、公共の福祉の知識と精神を養うとともに、強健な体力づくりの科学的手法を学び、
その実践に役立てます。
・スポーツビジネス専攻
スポーツ・健康産業界で幅広く活躍できる人材育成を
目指し、理論的、実践的な科目・演習を通じて総合的なマネジメント能力の習得を図ります。健康運動指導士やトレーニング指導者など資格取得にも対応します。
併設される栄養学部と連携して広い視野と知識を獲得
「栄養学部」と連携し、アスリートやトレーナーなどスポーツに関わる者にとって重要な「食と栄養」についての専門知識を学ぶことが可能です。アスリートには専門家からの栄養指導を受けられるという大きなメリットもあります。
※栄養学部は2021年4月開設
大学院へ進学して、より深くスポーツ健康学を学ぶ
2015年4月に開設された本学大学院スポーツ健康学研究科(修士課程)へ進学することも可能です。スポーツ健康学研究科では、3つの履修モデル「地域のスポーツ・健康推進リーダーモデル」「スポーツ指導者モデル」「保健体育教員モデル」を設定し、スポーツ健康学に関して広い視野に立った専門性や実践的な指導能力を修得し、地域社会の発展に貢献できる人材、特に地域のスポーツ推進リーダーやスポーツ指導者などの人材を育成します。また、中学校・高等学校「保健体育」の専修免許状を取得できる教員養成課程を設置し、学校教育分野で活躍できる人材を養成します。
学部の魅力
スポーツクラブ隆盛で指導者需要
リハビリにも挑戦型トレーニング
超高齢社会を迎え、高齢者が求める健康づくりのための運動は、リハビリのための運動処方よりも、低強度ではあるが挑戦型(スポーツ型)のトレーニングの色彩が強くなっています。また、運動と栄養の両面から健康増進を図ることが要求されております。
もう一つの大きな変化は、スポーツクラブの隆盛です。これまでは学校教育での運動クラブが中心となっていました。それに加えて、企業や地域のスポーツクラブの選手が中心となってきています。これと関連して、本学科の学生の就職先は、教員および公務員に加えて、健康産業界、スポーツ産業界、アスリート選手、各種アスリート指導者などに向くようになると予想されます。このようなこともあって、これまで学科として取り組んできた学びを進化させ、アスリート・指導員養成、体育教員養成、公安・公務員養成、スポーツビジネスの4専攻をで理論と知識を学び総合的に人間力を高めます。
これまでスポーツ健康学科(現・スポーツ科学科)の過去3年間の就職率は、100%となっています。これは、本学には、国内トップレベルの運動部が多く、全国から優秀な選手が集まることに関係しています。こうした部活動でのスポーツ実践に加えて、ゼミ教員と各運動部の監督との連携による細やかな学生指導を通じて培った、体力、人間性、精神力、人格が、社会で高く評価された結果だと言えます。