学部・大学院 ACADEMICS
経済学部

地域をフィールドに適応力と行動力を磨きます
本学部では、経済理論・経営理論と実体経済や企業経営の現実とを架け橋とするために、地域をフィールドとするゼミ活動や現実のデータ分析を積極的に行い、変化への適応力と地域社会へ働きかける行動力を身につけます。地域や企業の現状分析と課題解決を行える人材を育成します。
学部の特徴
VUCA社会を切り開き
地域社会を牽引する人材を育てます
今後の地域社会は、これまで経験したことのないスピードで高齢化・人口減少が進み、人工知能(AI)やロボットなどの技術進化により格段に複雑な社会になるでしょう。つまり、地域社会の将来は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)の高い、Ambiguity(不透明)な社会、VUCA(ブーカ)社会になろうとしています。
そこで私たちは、これからのVUCA社会の中でも、自らの力で進路を切り拓くことのできる人材、いわば、地域社会を牽引する人材を育成するために、これまでの経営情報学部を経済学部と経済情報学部という二つの学部に改組することにしました。
経済学部は、経済学の現状分析手法を活用することで地域の課題を発見し、地域社会と適切にコミュニケーションをとりながら地域経済の運営や地域企業の経営を適確に舵取りできる人材、長期ビジョンを描ける人材を育成します。
地域の課題に実際に取り組みながら、
考える力、行動する力を身に付けます
地域社会の未来を切り拓く人材の育成を目的とする経済学部では、多彩な教員が専門分野の知識を教室内にとどめることなく、実社会への応用や地域社会の課題解決に生かしていくことを目指して学生の教育に当たっています。
キャリア開発を強力にサポートします
キャリア・デザイン、キャリア・プランニングなどの充実したキャリア教育科目と連動して、インターンシップやボランティア体験の単位化を図るなど、学生のキャリア開発の支援を行います。また、ファイナンシャルプランニング技能士資格、日商簿記検定、ビジネス会計検定など、経済・経営に関する資格取得につながる授業科目を設定するほか、公務員志望の学生に対しても個別指導を行うなど、採用試験合格に向けた手厚いサポートを行っています。
学部の魅力
地域社会の未来を切り拓く。
決め手は、適確な判断力と積極果敢な行動力。
いつの時代でも未来の姿を見通すことは難しいものです。ましてや、これまで経験したことのない急速な高齢化と人口減少時代に突入した我が国の地域社会の将来を予測することは至難といってよいでしょう。
新しく生まれ変わる経済学部では、これまでの経営情報学部での取り組みを一層強化して、変化への適応力と地域社会へ働きかける行動力を身に付けます。具体的には、経済データ分析、社会データ分析、金融データ分析などのデータ分析の科目を充実し、基本的なデータ分析の手法を基礎から学びます。加えて、経済理論・経営理論と実体経済や企業経営の現実との関係を理解するために、地域振興論、社会政策論などの科目を学ぶとともに、地域をフィールドとするゼミ活動を2年間にわたって長期・継続的に行います。
経営情報学部を巣立った先輩たちは、公務員や警察官・消防士、地銀・信金などの地域金融機関、JAや郵便局などの複合サービス業、情報産業、各種製造業など、地域を支える幅広い組織・産業分野で活躍しています。新生経済学部で変化への適応力と行動力を身に付けた皆さんは、さらに活躍の場を広げるとともに、地域社会をけん引する人材としてより重要な役割を任されることになるでしょう。
新しい経済学部での切磋琢磨の4年間は、皆さんの人生にとって得難い4年間となるはずです。