金沢学院大学

ACADEMICS

経済学部

地域をフィールドに適応力と行動力を磨きます

 これまで経験したことのないスピードで高齢化・人口減少を進行していく中で、グローバル化や情報化が一層進み、わが国の地域社会の将来を見通しこれに適切に対応していくことは極めて難しくなっています。
 経済学部では、地域をフィールドとするゼミ活動や現実のデータ分析を適切に行い、変化への対応力と地域社会へ働きかける行動力を養い、地域や企業の現状分析と課題解決を行うことのできる人材を育成します。

取得可能な資格・検定

経済学科

経済学専攻
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
  • 経済学検定
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定
  • 中小企業診断士 など
経済情報学専攻
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
  • 経済学検定
  • 日商簿記検定
  • ITパスポート試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 基本情報技術者試験 など

経営学科

経営学科
  • 高等学校教諭一種免許状(商業)
  • 経営学検定
  • 日商簿記検定
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定
  • 税理士(科目受験)
  • 公認会計士
  • 中小企業診断士
  • ビジネス会計検定

 

学部の特徴

 経済学部には、経済学科と経営学科が置かれますが、経済学と経営学は相互に密接に関係する学問分野であることから、互いの学科の科目を用意に履修することが可能です。また、経済学科には、経済学専攻と経済学専攻が置かれます。経済情報学専攻は経済学科の学びのうち、データ分析に関わる分野により重点を置いて学ぶ専攻になります。

01
FEATURE

変化する地域社会に対応し、
地域社会に貢献する人材を育成

地域社会は、これまで以上に大きく変動し、不確実で複雑、かつ不透明な社会になろうとしています。こうした中にあっても自らの力で進路を切り拓き地域社会をけん引する人材を育成

02
FEATURE

現実に存在する
地域課題への取り組み

多彩な教員が専門分野の知識を教室内にとどめることなく、実社会への応用や現実に存在する地域の課題の解決につなげていく学びを提供しています。

03
FEATURE

キャリア開発を強力にサポートします

キャリア・デザイン、キャリア・プランニングなどの充実したキャリア教育科目と連動して、インターンシップやボランティア体験の単位化を図り、経済・経営・情報に関する資格取得につながる授業科目が充実しています。

学部の魅力

税理士・公認会計士への道をサポート

税務士資格取得へ

■税理士試験対策講座
税務会計研究所で税理士試験対策講座を開講し、学部在学中に日商簿記3・2級合格、税理士試験の簿記論と財務諸表論の合格を目指す学生を支援しています。
■大学院経営情報学研究科
学部卒業後、大学院経営情報学研究科へ進学することも有効です。税法関連の修士論文を作成し、国税審議会の認定を受けることで税法2科目の試験免除されます。

公認会計士資格取得へ

■公認会計士試験対策講座
税務会計研究所で公認会計士試験対策講座を開講し、学部在学中に日商簿記3・2級合格、公認会計士試験の短答式試験、同論文式試験の合格を目指す学生を支援しています。

Q&A

A.苦手でも、高校で学んだ数学のおさらいができていれば十分です。経済学で使われる数学の基礎的な事項は教養科目の一般数学と専門科目の経済数学という科目で丁寧に説明します。また、それぞれの講義の内容を理解するために必要となる数学の知識は、講義の中で説明してもらえます。数学が苦手な学生さんでも経済学科の講義にしっかり取り組んでください。
A.税理士は税の専門家として企業や個人の相談に応えるとても重要な仕事をおこなっています。そのため、税理士になるには税理士法に定める国家試験に合格する必要があります。本学には税理士・公認会計士の資格取得までをトータルサポートする税務会計研究所があります。資格試験に焦点を合わせた実践科目を正課科目(卒業単位に算入される科目)として開講し、学部・大学院一貫カリキュラムにより、履修生は最短5年で、税理士資格が取得できます。講座では元税理士試験委員、税理士、税理士試験に精通した専門教員が指導に当たります。
A.経済学部の前身の経営情報学部では、北陸地域の有力企業を中心に幅広い業種に就職しています。改組した経済学科では、各種のデータ分析や「〇〇政策論」と呼ばれる地域運営の考え方や仕組みを学ぶ科目を充実しましたので、金融機関や公務員へ進む学生が増えるものと思います。また、同じく改組した経営学科では、ケーススタディと呼ばれる、実際の企業の事例から学ぶ科目を充実しましたので、地元の有力産業である製造業などに就職して、営業や企画に携わる学生が更に増えると思います。
A.経済学科では、経済の現状分析や政策論の科目を幅広く勉強できますので、「公務員向き」の学科と言えるでしょう。ただ、最近の公務員は、地域のさまざまな資源を有効に活用して、効率的に公共サービスを提供するという経営的なセンスも必要だと言われています。経営学の理論や会計学の知識も有益でしょう。また、公務員を目指すのであれば、KGC講座を1年生から受講して、基礎知識から積み上げていく努力と課外活動などに積極的に参加する行動力も大事になります。