金沢学院大学

ACADEMICS

情報工学部 2024年4月開設

コンピュータ・ハードウェアの仕組みを理解した、ハード・ソフト・サービス融合時代の理工系人材へ

高度にコンピュータハード・ソフト・サービスが融合していく時代を念頭においたハード・ソフトウェア開発、AIとビッグデータを融合した新時代のデータ科学を学べる情報工学部が2024年4月に誕生します。新しい理工系の学びがスタートします。

NEW 国の理系支援対象に決定!校舎改修、新棟を構想中

情報工学部は7月21日、理系分野の拡充を促す文部科学省の支援事業の対象校に選定されました。
主にデジタル・グリーン系などの学部で組織改編する大学に最大20億円を支援する枠組みで、全国の公私立大学66校とともに選ばれ、北信越の私大では唯一です。本学では学生がAIやDXを学ぶ校舎の改修や新棟の建設を構想しています。




どうして、情報工学部なのか?

コンピュータ・ハードウェアの内部構造や動作原理の理解に基づくデジタル社会の到来に対応できる理工系人材を育成

現在の日本では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進できる理工系の人材育成が強く望まれています。情報工学部情報工学科では、コンピュータや情報ネットワークの仕組みを理解したうえで、AI(人工知能)などの情報技術を駆使し、社会においてDXを推進できる人材を養成します。その実現のため、ハードウェアの理解に基づいたネットワークシステムやソフトウェアを設計・構築・運用できる能力、あるいは様々な設備・機器やデバイスなどに接続されるIoTセンサから収集されるビッグデータと機械学習を組み合わせた新時代のデータ分析ができる能力の育成に努めると共に、高校情報および中学/高校数学の教員免許を取得し、次世代の教育を担う人材を育成します。



金沢学院で学ぶ情報工学のポイント

コンピュータ・ハードウェアの学びを基礎に、コンピュータ工学やデータ科学を学ぶ

POINT 01 高校までの数学の理論的な基礎を固め、情報工学に必要となる数学の力を身に付けます

POINT 02 プログラミングやアルゴリズム、データベースに関する知識を身に付けます

POINT 03 2年次から コンピュータ工学コースデータ科学コース に分かれ、専門性を高めます

POINT 04 情報工学部を第一志望(専願)とする学習意欲あふれる女子に向けて、女子特別推薦枠を設定します。学校推薦型選抜で10名程度を選抜予定です

POINT 05 中学・高校(数学)、高校(情報)の教員免許が取得できます

取得可能な免許・資格

  • ITパスポート試験
  • 中学・高等学校教諭一種免許状(数学)
  • 基本情報技術者
  • 高等学校教諭一種免許状(情報) など
  • 応用情報技術者

学部の特徴

01
LEARNING

学びの内容

情報工学に関する幅広い知識を備えた人材を育成するために、本学部ではコンピュータ・ハードウェアの内部構造や動作原理をはじめ、コンピュータ科学、さらにデータ科学領域を学びます。初年次には、基礎となる数学・統計学を重点的に指導するほか、国際的な場面で活躍できるよう、英語教育にも力を入れます。2年次からは「コンピュータ工学コース」「データ科学コース」にわかれ、それぞれの専門分野の理解を深めていきます。

コンピュータ工学コース

ハードウェアの理解とネットワークシステムやソフトウェアの設計から構築、運用までをできる人材を養成します。

データ科学コース

ビッグデータ収集に必要なハードウェアやIoTセンサの理解と機械学習を組み合わせた新時代のデータ分析に対応できる人材を養成します。

02
STYLE

学びのスタイル

入学後、情報工学の基礎を学んだ学生は、2年次からコンピュータ工学とデータ科学から、自分に適する分野を選択して学びます。

コンピュータ工学コース

情報ネットワーク分野を専門とする教員による座学に加え、ハードウェアに関する知識と技術を身に付ける演習科目、IoT知識、組み込みソフトウェア開発を学ぶ授業、マイクロコンピュータCPUを作成する演習科目などが充実しています。

データ科学コース

大規模な機械学習を行う際に必要となるGPUを搭載したサーバを学内に設置し、リモート操作により機械学習を学べる演習科目をはじめ、ネットワーク科学やビッグデータ分析の手法を学ぶ演習など、実践的な科目が充実しています。

03
curriculum

特徴となる授業科目

コンピュータ工学コース
  • IoTとビッグデータ
  • デジタル回路
  • デジタル信号処理
  • 情報通信ネットワークⅠ・Ⅱ
  • 情報セキュリティ
  • 組込みシステム
  • コンピュータアーキテクチャ
  • コンピュータ工学実践演習(CPU作製実験、情報ネットワーク構築実習など)
データ科学コース
  • データ分析
  • 多変量解析
  • 時系列解析
  • データ収集とクリーニング
  • 機械学習Ⅰ・Ⅱ
  • 統計的モデリング
  • 社会統計学Ⅰ・Ⅱ
  • データ科学実践演習(ネットワーク科学、企業データ分析、最適化など)

学部の魅力

デジタル化が進む社会において、ハードウェアとソフトウェアの知識と技術を生かして活躍できる人材を養成

情報工学部では、コンピュータや情報ネットワークのハードウェアの仕組みを理解した上で、人工知能(AI)の知識、ソフトウェア開発やデータ収集・分析などの情報技術を駆使し、社会においてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進できる人材の養成を目指します。また、高校情報および、中学・高校数学の教員免許取得を可能とする教職課程も組み込む計画で、次世代の理工系教育を担う人材の養成にも取り組んでいきます。
新しい情報工学部での切磋琢磨の4年間は、皆さんの人生にとって得難い4年間となるはずです。

目指す将来像

◢◤大学院への進学
◢◤総合電機、家電・AV/OA 機器メーカー、電気・電子機器・半導体業界や機械業界への就職
 組み込み系・制御系ソフトウェアの要件定義・設計・開発業務
 情報セキュリティを確保したネットワークシステム設計・構築・運用・保守業務
◢◤商社、シンクタンク、独立系 IT/情報サービス関連企業、官公庁への就職
 企業や産業、そして社会の課題発見・解決につながる様々なデータ分析業務
◢◤中学校・高等学校(数学)教員、高等学校(情報)教員