就職・キャリア支援 SUPPORT
守口市門真市消防組合
橋 洸之介さん
内定先 守口市門真市消防組合
学部・学科 スポーツ科学科 4年(安井孝志ゼミ)
部活 硬式野球部
出身高校 大阪商業大学高校
EPISODE1
学生コーチとしてチームを支える
大学野球に挑戦したいと思っていたので、金沢学院大学のグラウンド、寮、食堂、トレーニング施設等が完備した野球部の素晴らしい練習環境を見て、入学を決めました。また、将来は消防士になるという夢があったので、公安・公務員養成専攻のあるスポーツ科学部を選びました。
大学の硬式野球部は200人を超える大所帯です。自分も公式戦出場に向けて毎日自主練習に取り組みましたが、大学野球のレベルは予想以上に高く、入部して一度も一軍の試合に出場できないまま、選手生活を終えました。2年の夏からは学生コーチとしてチームを支え、選手とともにリーグ戦優勝に向けて練習に励みました。
また、野球部のインスタグラムを開設し、部員の真剣な姿や大学野球の面白さを毎日投稿し、フォロワー数を約3000人まで伸ばすことができました。本学硬式野球部のインスタグラムを見て、1人でも多くの人に野球の楽しさを味わってもらえるよう、仲間たちと意見を出し合いました。選手を引退するタイミングで野球部を辞めるか迷いましたが、応援してくれる人のために4年間続けてきて、本当に良かったと思っています。
野球部で「人のために動く」という活動を徹底して行ってきたことが自分の人間的な成長につながったと感じています。写真は令和6年度秋季リーグ戦優勝時の4回生が集合して撮ったものです。
EPISODE2
幅広い経験が夢を後押ししてくれた
父が消防士ということもあり、幼いころから消防士になることが夢でした。また、能登半島地震のボランティア活動で救助隊の活動を間近で見て感銘を受けたことが、「消防士になりたい」という夢の後押しにつながりました。守口市門真市消防組合を受験したのは、故郷に貢献したいという思いからです。
大学3年次からは金沢市消防団に入団し、20代から60代の団員の方とともに火災予防を呼びかけるなど、地域の安全保守活動にも力を入れました。唯一の学生だったので、年代が違う人たちとうまく活動できるか心配でしたが、訓練や祭りなどで積極的に交流し、金沢百万石まつりの纏持ちに選んでいただけるほど打ち解けることができました。
能登半島地震のボランティア活動は今年(2024年)7月、能登町で行い、被害にあった家でゴミの分別、家具の移動や片付けを行いました。被災された方と直接話して地域貢献の重要性を改めて感じるとともに、他の分団の方などバックグラウンドが違う人と協力して作業に当たったことで、協働・協調が大きな力を発揮することを肌で感じました。
EPISODE3
勉強と部活の両立、全部100%の力で
就職活動で一番苦労したのは、筆記試験の勉強と部活動との両立です。とにかく時間に追われていましたが、全部100%の力で取り組み、しっかりメリハリをつけながら1日5時間以上勉強しました。最後まで頑張りぬくことができたのは、公務員を目指す仲間と励まし合えたからです。 KGC(金沢学院キャリア)講座は1年次から受講し、筆記試験の学力や論文など苦手なところを何度も復習して、力をつけることができました。また、就職支援部の皆さんが何度も面接練習をしてくださったので、自信を持って最終面接に臨むことができました。
EPISODE4
1人でも多くの命を救いたい
消防学校を卒業し、救助隊員となり、1人でも多くの命を救いたいです。救助隊は、最後の砦です。火災だけでなく、国内で大規模な災害などが発生した場合は「緊急消防援護隊」として出動し、救助・救護活動にあたります。危険が伴う現場が多いので、冷静に活動できるように日ごろから訓練に励むつもりです。どんな災害現場でも即座に対応できる救助隊員となり、市民が安心・安全に暮らせるまちづくりを目指します。
- 高校生・受験生の皆さんへ
金沢学院大学で「なりたい自分」の選択肢を増やそう 金沢学院大学での学生生活はたくさんの出会いがあり、楽しく、充実したものになりました。複数の学部があるので、なりたい自分の選択肢も増えると思います。なにごとにも目標を持ち、信念を持って大学生活を送ってください。時間を無駄にせず、高校生活の最後まで、勉強も遊びも全力で頑張ってください。応援しています。