金沢学院短期大学

幼児教育学科 アーカイブ - 金沢学院短期大学

村松 麻里

2019年05月28日

教員紹介

金沢学院大学

金沢学院大学 講師

文学部教育学科

村松むらまつ 麻里まり

私が今、考えること

今、小学校英語を取り巻く環境は大きな変革の時を迎えていますが、子ども達とともに過ごす時間はいつでもかけがえのないものです。ことばの世界のおもしろさや世界の多様性に胸躍らせ、ともに驚き、笑い、挑戦し……未来の先生達が英語教育の専門家として豊かに成長していけるよう全力で支援していきたいと思います。

受験生
学生へ一言

大学時代の出会いは、生涯に渡って自らを支えてくれるものになりえます。社会に出る前の、大いなる自由と可能性に満ちた数年間を、よき仲間、よき師と出会い、語り合う時間にしてください。寄り道しても、失敗しても、大丈夫。多くの不安や迷いを抱えながらも、一歩を踏み出して広い世界を見てみたとき、「もっと学びたい!」と感じ、よき問いに出会えると思います。「今、ここに、ともに、ある」ことを大切にしながら、私も皆さんとともに学んでいきたいと思います。

学歴

  • 出身大学早稲田大学 第二文学部
  • 出身大学院立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科(博士後期課程)

学位

  • 修士(異文化コミュニケーション学)

専門分野

  • 小学校英語教育、絵本論

担当科目

  • 小学校英語教材研究、海外英語教材比較研究、初等教科英語教育法 他

所属学会

  • 小学校英語教育学会、日本児童英語教育学会、絵本学会 他

私のおすすめの本

  • 『わたしの出会った子どもたち』著者:灰谷健次郎
  • 『生きるヒント』シリーズ 著者:五木寛之
  • 『しあわせる力:禅的幸福論』著者:玄侑宗久
  • 『もの食う人々』著者:辺見庸

主な研究業績・作品等

  • 「英語教育における絵本の活用に関する考察―Real Books, Reading Schemes, ELT絵本の比較分析を通して」『異文化コミュニケーション論集』第8号、pp. 57-72、2010年
  • 「子ども達の声・つぶやきにみる物語の受容過程: 小学校3年生「読書」授業の談話分析を通して」「言語と人間」研究会(編)『ことばと人間』第10号、pp. 105-123、2015年
  • 「小学校英語教育におけるホール・ランゲージ型の学びの可能性:新学習指導要領を踏まえて」共創対話学習研究所機関誌『未来を拓く教育実践学研究』第1号、pp. 83-92、2016年
  • 「小学校英語教育における協働的な学びの試み―絵本の『暗唱チャレンジ』の事例から―」『杏林大学研究報告―教養部門―』34巻、pp. 65-74、2017年

現在の主な研究・制作テーマ等

  • 小学校英語教育

南雲 まき

2019年05月28日

教員紹介

金沢学院大学

金沢学院大学 講師
文学部教育学科

南雲なぐも まき

私が今、考えること

造形表現、言語表現、人間はさまざまな表現方法を持っています。表現とは自己のいずれかの部分を他者に向けて開示することです。その結果、うまく受け入れてもらえなかったり、自分の意図とは違う伝わり方をしたりして傷つくこともあるでしょう。伝えるための願いと試行錯誤の過程としての表現活動について共に考えていきましょう。

受験生
学生へ一言

今まで当たり前のように見ていた風景の美しさにふと気がつくように、大学で学ぶことで、物事が今までとは全く違うように見える瞬間があるはずです。世界をひとつの角度から見るか、たくさんの角度から見るかで、人生の豊かさは全く違ってきます。

事物や人に深く関わるということは、それらの影響を受けて今までの自分が解体され、変革するということです。また、他者に影響を与えるということです。変化には不安が伴うかもしれませんが、そのリスクを負っても関わりたいと思えるものを見つけてほしいと願っています。

学歴

  • 出身大学東京学芸大学(教育学部芸術文化課程 美術専攻)
  • 出身大学院東京学芸大学大学院(教育学研究科)

学位

  • 修士(教育学)

専門分野

  • 美術教育、表現教育

担当科目

  • 図画工作、造形演習、インクルーシブ教育における造形指導、保育内容(表現) 他

所属学会

  • 大学美術教育学会、美術科教育学会、国際幼児教育学会

私のおすすめの本

  • 小松佳代子編『周辺教科の逆襲』叢文社 2012
  • 島田荘司『エデンの命題』光文社 2008
  • 矢野智司『意味が躍動する生とは何かー遊ぶ子どもの人間学』世織書房 2006
  • 山本睦,前田晶子,古屋恵太『就学前教育から教員養成まで』ナカニシヤ出版 2014
  • ジョン・デューイ著,栗田修訳『経験としての芸術』晃洋書房 2010

主な研究業績・作品等

  • 院内学級の実践から読み解く美術教育の意義と可能性(『大学美術教育学会誌美術教育学研究47』 大学美術教育学会)
  • 美術における「個性化」教育についての考察 (『大学美術教育学会誌美術教育学研究48』 大学美術教育学会)
  • ふれる・もつ・かんじる-展覧会実践からの考察(『東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系 第65集』 東京学芸大学学術情報委員会)
  • ふれる・もつ・かんじるⅡ:ワークショップという美術教育実践の可能性(『東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系 第67集』 東京学芸大学学術情報委員会)
  • 造形美術教育科目のアクティブ・ラーニングについての考察 (『東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系 第68集』 東京学芸大学学術情報委員会)

現在の主な研究・制作テーマ等

  • 美術を中心とする多様な表現教育

佐囲東 彰

2019年05月28日

教員紹介

金沢学院大学

金沢学院大学 准教授

文学部教育学科

佐囲東さいとう あきら

私が今、考えること

新学習指導要領でも、特別支援教育の重要性は高まってきています。私は、通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする幼児児童生徒への支援を教育現場でこれまで数多く実践してきました。今までの豊富な経験を生かし、特別支援教育の視点を持った教員を育てていきたいと考えています。

受験生
学生へ一言

18歳の時の愛読書は「太郎物語」でした。自分と同じ陸上短距離選手、そして一人っ子。なんとなく親しみを覚えました。太郎君は、東京を離れ、地方の大学にどうしても学びたい学部があり、そこに入学します。大学を選ぶ基準が偏差値ではなく、自分の「学びたいこと」という感覚にしびれたことを覚えています。

金沢学院大学の教育学科は、生まれたばかりです。でも、北陸の地から「専門的な知識を持った教員を育てたい」と熱意にあふれた教員が集まっています。本当に教育を学びたいと思っている皆さんを心からお待ちしています。

学歴

  • 出身大学日本大学 法学部
  • 出身大学院上越教育大学 大学大学院 障害児教育 研究科(修士課程)

学位

  • 修士

専門分野

  • 特別支援教育

担当科目

  • インクルーシブ教育概論、教育相談、障がい児保育、障がい児教育 他

所属学会

  • LD学会、行動分析学会、特殊教育学会、発達障害教育

私のおすすめの本

  • 『太郎物語(高校編)(大学編)』著者:曾野 綾子
  • 『竜馬がゆく』著者:司馬 遼太郎
  • 『フェルマーの最終定理』著者:サイモン・シン

主な研究業績・作品等

  • アスペルガー症候群を有し漢字習得に困難さがある児童への書字指導-継次方略と同時処理方略の有効性の検討-, 平成20年4月, 『教育実践研究』,第20集,上越教育大学学校教育研究センター(195-200頁)
  • 学級全体に対する支援が個人の問題行動の低減に及ぼす影響 ―School-Wide Positive Behavior Supportの視点から―, 平成25年8月,『LD研究』第22巻,第3号,日本LD学会(267-278頁)
  • Team Teaching体制の導入による問題行動の減少について ―クラスワイドな支援から個別支援への指導過程の検討―, 平成28年11月,『LD研究』第25巻,第4号,日本LD学会(463-475頁)
  • 強い反抗性を示すADHD児の問題行動と学級全体の問題行動に対する支援―クラスワイドな支援と個別支援を組み合わせた支援過程の妥当性-, 平成29年5月,『LD研究』第26巻,第2号,日本LD学会(253-269頁)2

現在の主な研究・制作テーマ等

  • 通常の学級における特別な支援を要する幼児児童生徒への支援
  • 学習障害への支援

【幼教新着】第4回オープンキャンパスの体験授業(6月16日)

2018年10月30日

新着情報バー(幼教)ピンク

2019年度 第4回オープンキャンパスの体験授業(6月16日)

テーマ「描画活動を通して表現の多様性を楽しむ」

6月のオープンキャンパスは、心を解放していく過程を、描画を通じて楽しんでみました。自由に描いてごらんといっても、なかなか描けないものです。そこで、○や△、□の幾何学図形を気楽に描きながら、色を変えたり、中を塗ってみたり、切り紙を貼ったりして、「こうしてみよう」「ああしてみよう」と、どんどんやりたくなる気持ちを、感じてもらいました。体験授業に参加した高校生は10名、幼児教育学科の学生スタッフは4名でした。できた作品は、ホワイトボードに貼って、お互いの描いた作品を興味深く見たり、質問をしたりしました。

6月分画像(左) 6月分画像(右)
子ども用の机と椅子を使って3つのグループに分かれて活動しました。高校生の皆さんは、最初は少し緊張した様子だったので、学生スタッフも、それぞれのテーブルに仲間入りして楽しみました。 描き始めてから20分ほどたった辺りでしょうか、だいぶ個性が出てきましたね。同じ、○や△、□だけのはずなのに、描いている内容も色合いも紙面の使い方も、それぞれ違います。描きたいように描き、楽しく心が解放されていったようです。

上手に描くことを求めているのではありません。描くことで自分らしさを表現し、描いているうちに楽しくなり、いつの間にか自分が解放されていることを実感してほしいと思っています。

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【幼教新着】第3回オープンキャンパスの体験授業(5月18日)

2018年10月30日

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2019年度 第3回オープンキャンパスの体験授業(5月18日)

テーマ「積み木の可能性を楽しむ」その2:構成遊びの面白さ

5月のオープンキャンパスは、4月の時の小さな積み木とは異なり、比較的大きな積み木をつかってダイナミックに遊んでみました。積み木を持って移動しながら、身体全体を動かして、家や城を作ったり、街全体を構成したりすることは、とても楽しいものです。今回は、体験授業に参加した高校生が11名で、幼児教育学科の学生スタッフが10名でした。箱積み木(大型の木製の積み木)とWAKU-BLOCK+ソフトブロック(弾力性のある積み木)グループに分かれて作業し、お互いの作品を紹介しました。

5月分画像(左) 5月分画像(右)
箱積み木で作っているのは、お城のようです。幼児教育学科の2年生がリーダーシップを発揮して、お城に入って楽しめるようにアイデアを出していました。高校生の皆さんは少し戸惑っているようですが、この後、内装まで一緒に作っていました。 こちらは、WAKU-BLOCK。基尺は4.5cm。小さな子どもでも握れるくらいの大きさです。箱から全部出してしまって、自分の位置から、並べたり、積んだりして街づくりを始めました。この後、自分の高校の校舎なども作っていました。

幼児教育学科では、子どもたちのように遊びを通して楽しく学ぶ体験授業を用意していますので、是非皆さんのご参加をお待ちしています。
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【幼教新着】2019年度 第2回オープンキャンパスの体験授業の様子を報告!(4月21日)

2018年10月30日

新着情報バー(幼教)ピンク

2019年度 第2回オープンキャンパスの体験授業の様子を報告!(4月21日)

テーマ「積み木の可能性を楽しむ」その1:小さな積み木を寄せ集めて遊んでみよう

4月と5月のオープンキャンパスは、継続したテーマで、いろいろなタイプの積み木を用いた遊びを楽しんでみたいと思います。子どもたちと一緒に楽しむためには、まず自分たちが楽しいと感じることを体験し、楽しみ方を学んでいく必要があります。4月は、参加高校生と学生スタッフ9名が一緒に小さな積み木を使って遊びました。様々なタイプの積み木を広げて、グループごとに遊んでみました。

積み木 積み木2
いろいろな動物や植物の形をした積み木を思う通りに並べてみました。フラフープの中に入れてみたので、広いサファリパークのようにも見えてきますね。動物たちの鳴き声までも聞こえてきそうだと思いませんか。想像力が膨らんでいきます。 プレートの中に、幾何学的な模様をした薄い積み木を並べて、模様を作っているところです。一人で遊ぶのではなく、協同で遊んでいくと、自分では考えなかったような配置や色になって、楽しみが増していきます。新しい模様に感性が刺激されます。

次回5月18日(土)は、大きな積み木を用いて、大きく動いて、ダイナミックに遊んでみたいと思います。今度は、どんな遊び方ができるでしょうか。
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鈴木 賢男

2018年05月30日

教員紹介

金沢学院短期大学 

金沢学院短期大学 准教授

幼児教育学科

鈴木すずき 賢男まさお

私が今、考えること

哲学者ヴィドゲンシュタインはこんな言葉を残しています。「哲学の競走で勝つ者は、最もゆっくり走れる者、つまりゴールに最後に到達する者である」・・・人よりも遅れていることを気に病む必要はない。その分、人よりもずっと分かることがあるはずだから。

受験生
学生へ一言

「希望を捨ててはいけない、でも、希望に囚われてもいけない」なぜなら、どちらにしろ、人は歩むことを忘れてしまうからです。私たちは、自分で歩むことによって身体を作り、身体で感じてきたことから考え、人々と身体を通して熱く深く語れることを喜びとします。希望通りに行かないことの方が多いわけで、自分で歩もうとするから苦しいわけですが、その苦しさこそ、自分にとって必要なことを理解するカギになります。この苦しさに向き合うための方法や原理を理解していくことが、学ぶことの基本だと私は思います。

学歴

  • 出身大学文教大学 人間科学部
  • 出身大学院金沢大学大学院 教育学研究科 (修士課程)

学位

  • 教育学修士

専門分野

  • 教育心理学、感情とイメージの心理学

担当科目

  • 教教育心理学、情報処理

所属学会

  • 日本心理学会、日本教育心理学会、日本イメージ心理学会、日本感情心理学会、日本発達心理学会、日本教育工学会、日本人間性心理学会

私のおすすめの本

  • 『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』著者:斎藤 惇夫(DVD『ガンバの冒険』TV版)
  • 『ロケットボーイズ』著者:ジュニア・ホーマー・ヒッカム(DVD『遠い空の向こうに』映画版)
  • 『光と風と夢』著者:中島 敦
  • 『方法序説』著者:デカルト
  • 『マシュマロ・テスト -成功する子・しない子』著者:ウォルター・ミシェル 翻訳:柴田 裕之

主な研究業績・作品等

  • 幼児期における主体性の評価についての心理学的意義 ―教育環境での主体性尺度を発達的観点から検討した総合的な試論―, 金沢学院大学教育研究所紀要第1号,pp.189-202,2017
  • 大学生の学習観についての特徴 ― 質的研究におけるトライアンギュレーションの試み ―,文教大学生活科学研究,第39集,pp.275-280,2018
  • 初年度大学生における主体性の評定と学期終了時の学習評価との関連 ― 主体性を特徴づける学業生活における意識 ―,文教大学人間科学研究,pp.173-185,2018

現在の主な研究・制作テーマ等

  • 幼児から大学生および社会人における学びのあり方とその効果や影響(主として、学習を中心とした諸活動における主体性の心理学的意味の考察、および尺度の作成と評価)
  • 諸活動におけるためらい(躊躇)に作用する要因、ためらい(躊躇)の心理学的意義の検討(主として、ためらいにおける時間的猶予がもたらす正負両面の効果)

高田 清

2018年04月05日

教員紹介

金沢学院短期大学

金沢学院短期大学 教授

幼児教育学科

高田たかだ きよし

私が今、考えること

世の中、世界があまりに複雑な様相をもっているため、なかなか自分の世界観、ものの見方が持てません。そんな時、「敵か見方か」「○○の陰謀だ」「○○が悪い」というシンプルな見方が流布します。複雑な世界を複雑なまま多様に捉える力が大切ですね。

受験生
学生へ一言

目の前の自分の仕事を、精確に見つめ判断する力と、それを遠い眼で俯瞰する力を獲得してください。そのために大学で学ぶのです。

学歴

  • 出身大学広島大学
  • 出身大学院広島大学大学院 博士課程

学位

  • 教育学修士

専門分野

  • 教育方法学

担当科目

  • 保育原理、教育の方法と技術

所属学会

  • 日本教育学会、日本教育方法学会、安田女子大学児童教育学会

私のおすすめの本

  • 『先生はえらい』筑摩書房 著者:内田 樹

主な研究業績・作品等

  • 学校教育実践の理論と方法 コレール社 平成13年6月
  • 人と生きる力を育てる~乳幼児期からの集団づくり~ 新読書社 平成18年6月
  • 学習集団の論争的考察 渓水社 平成29年1月

現在の主な研究・制作テーマ等

  • 実践的指導力と実践記録について

寺田 達也

2018年04月05日

教員紹介

金沢学院大学

金沢学院短期大学 准教授

幼児教育学科

寺田てらだ 達也たつや

私が今、考えること

華やかなエンターテインメントとしての楽しい文学もあれば、人生や自己を深く見詰め考える難解な文学もあります。いずれにせよ、文学は自己を他者や世界へ、あるいは内なる自己へと開いてつなげてくれるものです。私は日本近代文学を専門としていますが、外部へと開かれた文学の力を常に忘れずに、日々研究を続けています。

受験生
学生へ一言

残念なことですが、日本では昨今、「文学」をはじめとする人文学系の学問の危機が叫ばれています。しかし、古今東西あらゆる時代や地域においても、人間が言葉を使って感じ、考え、生活し、他者とコミュニケーションをし、様々な物語や意味を消費し蓄積して生きている以上、文学や人文学が人間にとって不要だということはありえないと思うのです。学生諸君には、人生にとって不可欠な、生きる糧となる「文学」の醍醐味を、ぜひ大学で学んでほしいと思っています。

学歴

  • 出身大学東京大学 文学部
  • 出身大学院東京大学大学院 人文社会系研究科(博士課程)

学位

  • 修士(文学)

専門分野

  • 日本文学

担当科目

  • 日本語、ことば、国語、金沢の文学、他

所属学会

  • 日本近代文学会、日本文学協会、東京大学国語国文学会

私のおすすめの本

  • 二葉亭四迷『平凡』(一応、専門なので。『浮雲』と言いたいところですが、学生向けにはこれを。)
    ※あとは新潮文庫や岩波文庫、集英社文庫、講談社文庫でも何でもよいので、自分で興味のある作家や作品、面白そうだなと思った文庫本を手当たり次第、読んでみてください。素晴らしい本との出会いは、よき友との出逢いに似ています。自分の力で、自分に合った素晴らしい本を探してみましょう!

主な研究業績・作品等

  • 「新編浮雲」(『掘り出しものカタログ2青春×小説』明治書院 2009年2月)
  • 二葉亭四迷『其面影』論-《シムボリズム》の拒絶-(『国語と国文学』75巻1号 1998年1月)
  • 習作「長編小説 無間奈落」論(『太宰治研究』10 和泉書院 2002年6月) 
  • 新現代文『学習指導の研究』単元「近代の文章」<「たけくらべ」 「金色夜叉」>(筑摩書房 2004年3月)
  • 川端康成「花のワルツ」試論-川端の舞踊評論の批評性と併せて-(『金沢学院大学紀要第3号』文学・美術編 2005年3月)
  • 「沢木欣一」(『展望 現代の詩歌 俳句Ⅲ』明治書院 2007年7月) 他

現在の主な研究・制作テーマ等

  • 二葉亭四迷を中心とする明治文学、日本近代文学。また文学とその他の諸学問・諸芸術、歴史、社会との関係を検討し、外部から「文学」を捉え直すこと。

髙木 香代子

2018年04月05日

教員紹介

金沢学院短期大学

金沢学院短期大学 准教授

幼児教育学科

髙木たかぎ 香代子かよこ

私が今、考えること

自分の思いや考えを他の人に伝える方法の一つとして、身体表現があります。身体表現力の向上には、テクニックはもちろん必要ですが、表現に対して、他人がどのように反応するのかという双方向性によっても、より高まるのではないかと考えています。発信される身体表現に応えていくと、更にそこにコミュニケーションが生まれます。

受験生
学生へ一言

大学は、自身の興味のある専門的分野をより深く、そして教養的分野をより広く学んでいく場です。大学内ではさまざまな講義を受講することができます。また、大学のキャンパスを出て、地域社会で体験する機会も豊富にあります。不安なこと、疑問に思うことが出てくるかもしれませんが、皆さんが大学で追及するテーマを見つけるきっかけとなるでしょう。一歩踏み出し、失敗を恐れず挑戦してみてください。新しい世界が開け、自己発見につながります。仲間、先輩や教員と一緒に学んでいきましょう。

学歴

  • 出身大学金沢大学 教育学部
  • 出身大学院金沢大学大学院 教育学研究科(修士課程)

学位

  • 修士(教育学)

専門分野

  • 体育方法学、体育教育学

担当科目

  • 幼児体育Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、体育実技

所属学会

  • 日本体育学会

私のおすすめの本

  • 「思想の整理学」外山 滋比古

主な研究業績・作品等

  • 「エアロビックダンスの運動強度-上肢、及び、下肢の動きの分類による-」金沢大学大学院教育学研究科修士論文、1991
  • 「大学生の『創作ダンスの授業』に関する研究」金沢学院大学紀要情報科学、自然科学編、第12号、2014
  • 「幼児用リズムダンスに関する研究」金沢学院大学紀要情報科学、自然科学編、第14号、2016

現在の主な研究・制作テーマ等

  • 学校・幼児体育におけるダンス及び表現運動に関する研究
  • ダンス・エクササイズの指導方法
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