金沢学院短期大学

金沢学院短期大学  3つのポリシー

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

本学の建学の精神は「愛と理性」、教育理念は「創造」です。幼児教育学科・食物栄養学科・現代教養学科の3つの学問領域で主体的に学び、地域貢献できる人間形成を教育目標としています。
基礎学力を備え、学びに対する姿勢が明確で、自らの力を伸ばす意欲を持ち、高等学校段階までの課外活動や社会的活動に積極的に取り組んだ学生を、本学は求めます。

幼児教育学科

  1. 保育者を目指し、専門的な基礎知識や技能の習得に必要な学力を有している学生
  2. 人の成長発達や生活環境に関心を持ち、様々な人々と豊かな交わりを構築する意欲のある学生
  3. 自分の得意な分野を活かして、他の人々と楽しさを共有していける学生

食物栄養学科

  1. 食べものを通した健康の保持・増進に関心のある学生
  2. 栄養バランスのとれた食事を科学的に研究しようとする意欲を持つ学生
  3. 栄養士養成課程で学修するために必要な日本語、英語及び化学、生物の基礎的な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

現代教養学科

  1. ことばや文化、現代の人間社会に対する多様な興味関心を持ち続けようとする学生
  2. 実社会での問題解決に積極的に取り組もうとする意欲がある学生
  3. 日本語や英語の基礎的な力を備え、これらを継続して伸長させようと努める学生

教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)

本学は、各学科において、主体的に学び、基礎から専門まで幅広い知識と技能を有し、地域社会に貢献できる力を身につけるため、学修全般の基礎となる「初年次教育」、幅広い知識を修得する「一般教養教育」、専門知識と課題解決能力を実践的に身につける「専門教育」から成るカリキュラム(教育課程)を編成します。

幼児教育学科

  1. 保育者養成のため、専門教育課程は資格・免許状取得のための科目で構成し、専門的な知識と技術を体系的に学ぶ。
  2. 段階を踏んだ実習を核とする教育システムを構築し、実習で見出した自らの課題に取り組むサイクルにより、教科で学んだ基礎的な知識や技術を総合的に応用する力を養うことができるカリキュラムを構成する。
  3. 1年次に基礎となる知識や技術を養い、1年次後期には「保育実習Ⅰ(保育所)」「保育実習Ⅰ(施設)」をおく。2年次には「保育実習Ⅱ」「保育実習Ⅲ」「教育実習Ⅰ」「教育実習Ⅱ」を配置し、総合力を養うとともに学習のまとめを行う科目を配置する。

●専門教育での学修の方針

幼児教育学科では、「保育士資格」の取得が卒業要件となる教育課程と、それにあわせて「幼稚園教諭二種免許状」の取得も可能となる教育課程を編成し、これら両方の資格と免許を有する「保育教諭」を育成できる教育課程を整えている。

食物栄養学科

  1. 大学教育の基礎となるスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 状況に応じたコミュニケーション能力、情報収集力、情報発信力を培う教育
  4. 栄養士としての十分な専門的知識・技能を身につける専門教育
  5. 地域の食と栄養の問題を把握し、それを改善する手段を考える力を養う教育

●専門教育での学修の方針

食物栄養学科では社会的要請に応え、食と健康のスペシャリストとしての栄養士の養成を目指している。そのため、栄養士養成施設として、社会生活と健康、人体の構造と健康、食品と衛生、栄養と健康、栄養の指導、給食の運営の各分野の専門基礎科目と専門実践科目に関する講義、実験と実習を含んだ専門家養成のためのカリキュラム(教育課程)を編成している。また、食育の専門家となる栄養教諭二種の取得も目指せるよう、教職課程を設けている。

現代教養学科

  1. 大学教育の基礎となるスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 状況に応じたコミュニケーション能力、情報収集力、情報発信力を培う教育
  4. 円滑な人間関係を構築し、協調・協働を志向する態度を涵養する教育
  5. 社会、人間、文化などの諸課題について自ら考える力を養う教育
  6. 現代の社会生活で必須となる、ことばの力とICT活用力を高める専門教育
  7. 地域文化を再認識し、継続的に地域資源の活用に目を向ける姿勢を育む教育

●専門教育での学修の方針

現代教養学科は、時代の要請に応える社会的教養と、職業又は実際生活に必要な能力としての「人間力」を育成するという教育方針に基づきカリキュラム(教育課程)を編成している。現代の諸相や地域の資源、他者との共生について学ぶ、「現代教養コア科目」と、日本についての深い知識と日本語の豊かな表現力を身につける<日本と日本語>、英語の運用能力を高め国際的な視野を広げる<英米・国際>、人間や生活文化への理解を深め社会生活で必須となる情報処理能力を高める<人間社会>の3つの科目群からなる「専門科目」、そして、これらの学修成果の集大成としての卒業研究を配置している。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学は、各学科のカリキュラムに沿って卒業に必要な単位を修得した学生に対し、ディプロマ(学位)を授与する方針をそれぞれ定めます。現代教養学科・食物栄養学科の2つの学問領域で主体的に学び、基礎から専門まで幅広い知識と技能を有し、地域社会に貢献できる力を身につけた学生に学位を授与します。

幼児教育学科

所定の単位を修得した次の学生に、短期大学士(幼児教育学)の学位を授与します。

  1. 人格形成上重要な乳幼児期に関わる保育者としての自覚をもち、豊かな人間性と感性を身につけ、教育及び保育を実践する者としてふさわしい資質、良識を備えている。
  2. 乳幼児に関わる保育者として専門的知識を習得し、乳幼児及びそれらを取り巻く環境を理解し、保育のこれからを見据えながら実践できる力を備えている。
  3. 乳幼児の発達に伴う主体的な活動等を援助・指導できる「子どもの専門家」としての基礎的技術を身につけ、自ら主体的に保育者としての研鑽を積むことができる。

食物栄養学科

所定の単位を修得した次の学生に、短期大学士(栄養学)の学位を授与します。

  1. 栄養バランスのとれた食事を科学的に創造できる技術を身につけている。
  2. 総合的な学修経験を通して、食生活や食習慣の改善に寄与する実践的能力を身につけ、人々の健康増進に資することができる。
  3. 高いコミュニケーション能力と恊働の姿勢を修得し、栄養と健康の情報を発信し続けることができる。
  4. 地域における食の変遷、食事マナーを学び、地域の食文化の継承に貢献することができる。

現代教養学科

所定の単位を修得した次の学生に、短期大学士(教養)の学位を授与します。

  1. 現代社会の諸相や人間、文化に対する深い見方ができ、課題に適切に対応することができる。
  2. 将来の進路を切り開く知と力を身につけ、社会に貢献することができる。
  3. 社会の一員として、多様な人々と共に生きるためのコミュニケーション能力と恊働の姿勢を修得している。
  4. 地域の現状と将来に目を向け、地域社会の発展に寄与する意欲をもつ。