金沢学院短期大学

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2019年度学園祭:清鐘祭(10月19日・20日)

自分の作ったおもちゃで子どもと遊ぶ

幼児教育学科の1年生が、子どもたちのために「あそびの広場」を企画して、手作りの玩具を製作しました。①マザーグースの『このこぶたくん』の唄5枚一組(77×77cm)の大きなパズル。②同じくマザーグースの『えっさかほいさ』『男の子って何でできてる?』『女の子って何でできてる?』『パンチとジュディ』『くつのおうちのおばあさん』(90×90cm)の『こぶた』より大きなパズル。③ロープで引っ張る牛乳パック製乗り物。④カラフルなピンを選んで遊べるペットボトルのボウリング・ゲーム。⑤ボールを投げ入れたり、輪投げで遊ぶ動物たちを、5つのグループに分かれて製作しました。子どもたちが楽しく遊べるように、子どもの目線で考え、想像し、試行錯誤を繰り返して仕上げました。

学祭編掲載予定画像(左側) 学祭編掲載予定画像(右側)
④ペットボトル・ボウリングです。いろいろな色の砂や色水を入れた重さの違うピンを用意しました。ピンのデザインも工夫して作り、子どもたちが、自分の気に入ったピンを、自分で並べて遊べるように考えました。ボールの大きさもさまざまで、並べ方もいろいろあって、子どもたちは、楽しそうに繰り返し遊んでいました。 ⑤子どもたちよりも背の高い150㎝のキリンです。口に紙製のボールを投げ入れて遊びます。何個入ったかは後ろ頭の扉から出して数えます。手かな?足かな?飛び出している棒は、輪投げ用です。小さな子ども用に、可愛いウサギさんも待機していました。そして、背高のっぽのキリンには、押したりぶつかったりしても、倒れない工夫がしてありました。

「あそびの広場」は、自分たちの作った玩具で、子どもと一緒に遊ぶことができ、楽しくかつ学びの多い企画だったと思っています。


「わくわくミニオリンピックinこまつ」(10月10日)

地域連携の公式行事に初めてのチャレンジ!

小松市では、オリンピック・パラリンピック教育の一環として、小松市の園児(年長)約1000人を対象に「わくわくミニオリンピックinこまつ」をこまつドームで開催することになり、本学の1、2年生全員が学生スタッフとして参加、園の先生方の補助を任されました。幼児教育学科の開設以来、初めての、公式行事でのお手伝いでした。オープニングでは本学トランポリン部の躍動的な演技に感動し、五輪カラーでチームに分かれた子どもたちと共に楽しく活動しました。「ディズニー体操」で体をほぐし、「大玉運び」で元気にリレー競技、最後は「エビカニクス」を踊りました。幼稚園や保育園の大勢の子どもたちが一堂に会した場での体験は、保育者を目指す学生にとって貴重な学びの機会となりました。行事全体の流れを意識しながらも、そばにいる子どもたちが、安心して、落ち着いて参加できるように、誘導したり、励ましたり、そして何よりも、保育者の役割の大切さに、改めて気づかされました。

ホームページ掲載画像(左側)小松編 ホームページ掲載画像(右側)小松編
「大玉運び」を、実際にやりながら、競技中での子どもへの援助をどのようにすればよいのかを、考えて、試してみて、何回も練習を重ねました。夢中になって走る子、なかなかうまく走れない子、子どもたちのリズムが合わないと、大玉が転がり落ちるかも…。子どもの思いや動きを想像しながら、練習を重ねました。 「ディズニー体操」と「エビカニクス」も、何度も何度も繰り返し練習しました。子どものお手本になるように、全身を使って伸びやかに動き、曲のイメージを体で表現できるよう、取り組みました。また、皆と動きを揃えようとする気持ちも大切だと知りました。学生たちの充実感は、行事が終わった後の集合写真(上)から見受けられます。

1年生と2年生が合同で取り組んだ「わくわくミニオリンピックinこまつ」。2年生と初めて行動を共にした1年生たちが、「先輩たちの動きが違う!」と感心。それはきっと、保育実習や教育実習の経験からですね。


2019年度第8回オープンキャンパス体験授業(9月22日)

テーマ「子どもの表現と解放感」

前回までの「表現」をテーマとしたオープンキャンパスでは、さまざまな表現を繰り返しながら、解放的な気持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、「解放感」をテーマとしました。まず、緊張している様子の皆さんに、「緊張している自分」を意識してもらいました。この緊張がほぐれていけば、解放的な気持ちになる過程が少しわかってくるかもしれません。そこで、この緊張を解きほぐすために、皆と一緒に、調子を合わせて動いてみることにしました。リズミカルにタイミングを合わせて行くと、不思議と気が合ってくるのです。「緊張」が解けて「安心」に変わり、次第に自分らしく振舞う余地も生まれていきます。

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最初は戸惑いつつも、ボールの動きに合わせて目と目を合わせ、一定のリズムでやり取りしていくと、自然に笑みがこぼれてくるようになりました。言葉を間に挟みながら続けていくと、投げ方にも個性が出始めました。でも、最も緊張が解けたのは、担当教員が思わず失敗した時で、笑いが一気に吹き出しました。幼稚園や保育園の子どもたちの活動の中でも、よく見受けられる光景です。 次に、担当教員が作詞・作曲した「クレヨンのダンス」をしました。短い歌を挟んで、曲想の異なる3曲を聴きながらクレヨンがダンスをする描画活動です。紙の上で、どこからスタートするのも自由。どんなステップで踊るのも自由。踊るクレヨンの3色も自由に選びます。ステップが線となって描き出されていくうちに、解放感も膨らんでいきます。同じ曲を聴いていても、表現には多様性があることを、学びました。

この後、コンガという打楽器を3人程度で囲み、アップテンポの音楽に合わせて思いっきり叩いてみました。最初は遠慮して優しく打っていた高校生も、次第に笑顔を交わしながら力強く打っていました。コンガ等の太鼓類を力強く連打する活動は、とても解放感が得られるので、子どもたちも大好きです。


2019年度第7回オープンキャンパス体験授業(8月24日・25日)

テーマ「歌のイメージと表現」

第5回6回オープンキャンパスの体験授業では、歌や楽器、イラストレーションを通して表現の多様性を感じながら、マザーグースのナンセンスでリズミカルな世界を楽しんできました。授業では、高校生のみなさんと学生スタッフの愉快な歌声が響いていました。歌いはじめは、みんな小さな声でしたが、次第に歌声がそろってきて笑顔になっていました。それぞれに楽しいイメージが膨らんでいったのではないでしょうか。

そこで今回は、「歌のイメージと表現」をテーマとして、マザーグースの世界だけでなく、日本の子どもの歌も取り上げました。それは、学生スタッフ2年生Aさんが実習で指導した「そらでえんそくしてみたい」(作詞:悠木一政 作曲:早川史郎)の歌です。そして、歌のイメージを表現したAさんオリジナルの絵本も紹介しました。

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まず、「そらでえんそくしてみたい」の楽譜を見て、みんなで一緒に歌ってみました。子どもが雲のバスにのって、空に遠足に行くという歌です。場面は、青い空、夕焼けの空、夜の空と展開していきます。雷さんやお城のお姫様も登場します。この歌の視聴覚教材の作成が、Aさんの実習の課題でした。さて彼女はどのような工夫をしたのでしょう? 試行錯誤の結果、時間経過を表現するために、屏風のように開いて場面を次第に広げていける絵本を考えました。変化する空の色は絵具のグラデーションで、雲は綿を使って、雷やお姫様のドレスはいろいろな布を貼って工夫しました。Aさんのイメージが歌とともに展開していくことで、見ている人もまた、それぞれの想像を広げて歌っていたことでしょう。

表現は多様です。いろいろな表現の仕方があります。同じ表現方法でも、表現する人によってその表現は違ってきます。今度、保育実習室にお越しの際は、天井を見上げてみてください。「Hey, diddle, diddle(えっさかほいさ:谷川俊太郎訳)」の世界を、「こどもかれっじ」の子ともたちが、紙粘土でモビールに表してくれました。是非見上げてご覧ください。


2019年度第6回オープンキャンパス体験授業(8月4日)

テーマ「マザーグースの世界と表現の楽しさ~うた&おと~」

今回の体験授業は、7月に続きマザーグースの世界を楽しみました。マザーグースの唄は、英語圏で歌い継がれてきた伝承童謡ですが、日本でも数多くの翻訳が出版されています。特に谷川俊太郎の訳は、いきおいのいいリズムで、耳で、口で、身体で楽しめる詩で綴られています。前回は、時代や国を超えたくさんの絵本画家によって描かれたイラストを見て、表現の多様性を学びました。今回は、ナンセンスで不思議でおもしろい歌と、リズミカルな音の響きを体験しました。手をたたいたり、楽器を使ったり、テンポを変化させたり、2年生の学生スタッフのアドリブを真似たりと楽しい一時でした。

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学生スタッフが運んでいるのは、ミルク缶でできた「ドラム」。空いた口に、ピーンとガムテープを貼って、打面にしてあります。実はこれ、本学の「こどもかれっじ」で、子どもたちが作ったもの。名前も書いてあります。せっかくなので、子どもの手作りを、高校生の皆さんに体感してもらいました。 さて、いい音だせるかなぁ?リズムに乗って、みんなの音を聴き、心を合わせて響き合うのが愉快。ドラム片手に、今回は、たくさん歌いました。ご存知「えっさかほいさ」、それに「おとこのこってなんでできてる」「くつのおうちのおばあさん」そして、「パンチとジュディ」!

写真では、掲載できませんでしたが、楽器は、手作りのミルク缶の「ドラム」だけでなく、ヴィブラスラップスラップスティックカホンコンガも使って楽しみました。幼児教育学科には、子どもたちが心を解放して楽しめる、響きの良い楽器が沢山あります。関心のある方は、是非、オープンキャンパスの際に、触れて音を聴いてみてください。


 

学科ニュース一覧

2019/07/13.14 第5回オープンキャンパスの体験授業の様子を報告!(7月13日、14日)
2019/06/16 第4回オープンキャンパスの体験授業の様子を報告!(6月16日)
2019/05/18 第3回オープンキャンパスの体験授業の様子を報告!(5月18日)
2019/04/21 第2回オープンキャンパスの体験授業の様子を報告!(4月21日)

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