金沢学院大学

言葉・文化・心を学び
人とひと、人と社会をつなぐ人に

文学科の各専攻での学びは、文学、言葉、文化、行動、心がテーマになります。これらはすべて、人間の営みに関わっていることです。自分が探究したいテーマを文学科で深く学ぶことは、「人間とは何か」を知ることにつながります。
AI時代を迎えても、私たちが生きる社会が人と人とのつながりで成り立っている、ということは変わらないはずです。「人間とは何か」を理解する経験によって、自分自身がしっかりと誰かとつながりを持ち健康に生きること、そして、人と人をつなげる力や人と社会をつなげる力を発揮することで、教育、文化、人を支える人になること。これが文学科が目指す学びです。

※横にスクロールしてご確認ください。

Point
4つの専攻から一つ選んで
探求の軸足を定める

Point
他専攻科目の学びが
視野を広げる

Point
充実したキャリア教育で
社会の中の自分をイメージする

自分の興味関心をしっかり
把握している人を受け入れるため、
入学試験に出願する時点で選考を選んで
もらっています。そのため、1年次から
各専攻の専門分野に関する基礎科目の履修が
始まります。

文学部文学科には他専攻科目を履修する
システムがあります。「人間とは何か」という
問いについて、自分の専門とは異なる分野の
多様な考え方を知ることで、広い視野で
ものごとを考えられるようになります。

各専攻の学びのほか、1~2年次の
「FSP(Future Skills Project)講座」
「キャリアデザイン」、3年次の
キャリアプランニングを通じて、
なりたい自分になるための道筋を作ります。

4つの専攻と取得可能な資格

取得可能な資格

    日本文学専攻
    …中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、学芸員、日本語教員、司書、など
    英米文学専攻
    …中学校教諭一種免許状(英語)、高等学校教諭一種免許状(英語)、日本語教員、司書、など
    歴史学・考古学専攻
    …中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(地理歴史)、学芸員、2級考古調査士、司書
    心理学専攻
    …公認心理師 学部カリキュラム対応(本学大学院・人文学研究科心理学専攻では大学院カリキュラムに対応)、司書、児童指導員(任用資格)、児童心理司(任用資格)、児童福祉司(任用資格)、放課後児童支援員(任用資格)

文学科の強み

01
STRENGTH

好きなことを追究する面白さが、自分で考え、積極的に行動する力になる

北信越の私立大学で文学部があるのは本学だけです。本学には70年の伝統があり、金沢をはじめ北陸で教員として教育を支えたり、学芸員として文化を支えたりする卒業生を多く送り出してきました。そのほか、文学部で学んだことを糧にして公務員になったり、民間企業で活躍したりしている卒業生もたくさんいます。本学の文学科のルーツは日本文学、英米文学ですが、その後、歴史学、さらに心理学の分野を加え、4専攻となりました。小説を書きたい、得意な英語をもっと伸ばしたい、好きな歴史の時代についてもっと深く知りたい、自分のことや人が何を考えているのかを知りたい。こういったみなさんの「好きだ」「やりたい」という想いを大事にしてください。その想いが四つの専攻から一つを決めることにつながります。
そして、自分で選んだ専攻で、自分が好きなこと・やりたいことを、専門の授業を通して深く、思う存分追究してください。この経験があなたに「学びの面白さ」を気付かせてくれるはずです。学ぶことが楽しいと思える気持ちが、あなたの思考力や積極性、行動力を高めます。これらの力こそが、卒業後に社会で必要とされる力であり、あなたの強みになるはずです。

02
STRENGTH

ひとりで学ぶのではない学生同士の交流の中で学ぶことが、人とつながる力になる

文学科では自分の専攻で専門を追究するだけでなく、日本文学専攻の学生が心理学を学んだり、心理学専攻の学生が歴史学を学んだりと、他の専攻の授業を受けることができます。同じ文学科の中での自由な学びやさまざまな学生との交流を通して多様な考え方があることを知り、視野を広げることができます。また、チームでの課題解決型の授業や、グループによる英語プレゼンテーションの授業があることも文学科の特色で、アクティブに学ぶ機会を多く用意しています。卒業後、就職したときに必要となる考える力や行動する力、そして他の人と協力して目標を達成する力を、自分の好きなものを究める学びを通して身に付けられることが文学科の魅力と言えます。

目指す将来像

  • 中学校教諭(国語・英語・社会)
  • 高等学校教諭(国語・英語・地理歴史)
  • 日本語教員
  • 公務員
  • 学芸員
  • 司書
  • マスコミ
  • 旅行・観光業
  • 社会福祉・介護事業
  • カウンセラー(大学院修了後) など
 

Q&A

A.文学科の過去3年間の内定率は99.7%です。文学科ではまず、社会で必要となる「読む」「書く」「話す」といった力を鍛えます。また、1年次には「FUTURE SKILLS PROJECT講座(FSP講座)」があり、企業が抱えている社会のリアルな課題をチームで解決するという体験をします。さらに、自分の専攻で取り組む「卒業研究」を通して、自分の頭で考えることを習慣化します。このような文学科での学びが社会や企業に評価され、教員、公務員、金融、販売、サービスなど幅広い就職先で多くの卒業生が活躍しています。
A.文学科では、自分が入学した専攻以外の他専攻の科目も学ぶことができる「他専攻履修」のしくみがあります。日本文学、英米文学、歴史学、心理学の幅広い分野を持っているのが本学文学科の特徴です。学びの軸足を置く自分の専攻以外にも視野を広げ、教養を身に付けることができます。また、他専攻の科目も卒業単位として認められます。他の専攻の学生と言葉を交わし、共に学ぶことは、自分が気づかなかった考え方や自分が持っていなかった価値観に出会う場にもなります。
A.まず、文学科を卒業するには、文学科や自分の専攻で用意されている卒業に必要な授業を受け、最低128単位を修得する必要があります。教員、学芸員、司書の免許や資格に関する科目には、卒業単位に含まれないものも多くあります。したがって、これらの免許や資格を取得するためには、授業の数が多くなります。その免許や資格を取りたいと思う気持ちがどのくらい強いか。なぜその免許や資格を取りたいのか。そういったことも、まず考えてみてはどうでしょうか。
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