お知らせ NEWS
【在学生インタビュー】 経営学科 T・Hさん

能登の若者が地域内で安心して働き
生活する基盤づくりに貢献したい
志望理由
金沢学院大学の経営学科を選んだ理由は?
私の出身高校は商業系で卒業後は就職をする人も多い高校でした。しかし、高校卒業で就職した人には早期離職者が多いという現状を知り、その理由が就職先とのミスマッチングだと考えていました。高校の就職は一人一社制度であるためミスマッチが起きやすい上、離職した後の失業保険やハローワークなど辞めた後の情報を知らず、挫折が大きいように思います。そこで商業の教員となり、高校生の進路選びに携わりたいと、商業の教員を志しました。金沢学院大学は商業の教員免許を取得でき、かつ商業以外の教科で教員を目指す学生との交流ができることに魅力を感じ選択しました。
学び
どんなことを学んでいますか?
1、2年生のうちは簿記やコンピュータ基礎など商業教育の基盤となる知識を学び、今は職業指導といった商業教員としてのキャリア教育について勉強しています。今後はDXについての学びを深めていきたいと考えています。
また、ゼミは大野尚弘教授のゼミに所属し、北陸地方の課題解決をテーマに活動し、3年前期は能登地方の空き家問題を中心に調査しました。地震で相続できていない空き家の公費解体が問題になっている現状も知りました。
将来像
将来の目標は?
元々は能登で高校を卒業した生徒たちが地域内で安心して働けるよう、高校教員を目指していましたが、大学で学ぶうちにそのためには働き、生活できる環境を整備することも私の目標に合致すると考え始めました。地域企業の基盤づくりや若者が定着する仕組みづくりに携わり、働く先の環境を良くすることでミスマッチを防ぎます。目標を達成できる企業への就職が今は将来の目標となっています。
メッセージ
高校生へのMessage
金沢学院大学にはグループアドバイザー制度があり、私は上野学准教授が担当の先生でした。大学進学した時はコロナが流行したり、2年生の正月に能登半島地震が起こったり、自分の力ではどうしようもできない困難がありました。コロナにかかってしまった時、能登で被災した時、先生が連絡をくださり、大変心強かったです。地元を離れて進学を考えている人には特にすすめたいポイントです。