金沢学院大学

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NEW【相撲部】大森康弘選手が追手風部屋へ

先輩で同郷の北陣親方(元小結遠藤)と名横綱〝ウルフ〟に憧れ
「見る人に勇気と感動、そして喜びを与えられる力士になりたい」

 金沢学院大学を3月17日に卒業した大森康弘選手が同18日、金沢学院大学で大相撲の追手風部屋に入門することを発表しました。追手風部屋には金沢学院東高校(現・金沢学院大学附属高校)の先輩で同じ穴水町出身の北陣親方(元小結遠藤)が在籍しており、大森選手は「北陣親方の強さをしっかり吸収し、見る人に勇気と感動、そして喜びを与えられる力士になりたい」と話し、角界での活躍に向けて誓いを新たにしています。
 大森選手は身長185cm、体重118kg。細身ながら鍛え上げ、抜群のスピードで繰り出す多彩な技が持ち味で、北陣親方が以前から「センスがある」と一目置く存在でした。大学時代は2025年の全日本選手権で準優勝、2024年の国民スポーツ大会では個人、県代表の団体ともに優勝するなど金沢学院大学相撲部をけん引しました。
 4年生になると複数の部屋から誘いを受けましたが、北陣親方からの「同じ穴水の出身で、被災した地元のためにも大森を育て、強くすることが自分の使命だ」という言葉に心を動かされ、「能登を盛り上げるため、北陣親方とともに頑張りたい」と述べ、追手風部屋に入門することを決めました。大森選手は2年前の能登半島地震の際、穴水町の実家に帰省中で、避難所生活も経験しています。
 憧れの力士として北陣親方を挙げる大森選手ですが、もう一人、尊敬を寄せ、研究を重ねているのが〝ウルフ〟の愛称で親しまれた名横綱千代の富士貢さんです。筋骨隆々とした体躯から圧倒的なスピードで決める豪快な投げ技が多くの相撲ファンを魅了しました。大森選手は「体格が千代の富士さんに似ているといわれることがあり、過去の取り組みを何度も見て、技を出すタイミングや身体の使い方を学んでいる」と笑顔で話しています。

追手風部屋へ入門を決め、会見する大森選手
角界での活躍を誓い、大澤恵介金沢学院大学相撲部総監督とガッチリ握手

相撲部大澤総監督「強さと速さ、パワーが素晴らしい」
石川県出身の先輩力士に追いつけ追い越せで横綱を目指す

 相撲が盛んな能登・穴水町で育った大森選手は小学生のときに相撲を始め、中学時代は野球部に所属、一時相撲から離れました。しかし、「格闘技で強くなりたい」という気持ちが生まれ、高校は相撲の強豪校、金沢学院大学附属高校に進んで相撲を再開。大澤恵介総監督の指導のもと、飛躍的に成長し、インターハイ、高校相撲金沢大会の団体、個人でいずれも準優勝を果たしました。
 練習は週6日、大学、高校、中学の相撲部員らが集う相撲場で行っています。選手層が厚く、幅広いタイプの相手と練習することができ、前に出る強さと速さ、四つに組んでからの多彩な投げ技に磨きをかけてきました。大森さんについて大澤総監督は「スピード感が素晴らしく、前に出る力が強い。筋トレで鍛えたパワーもある。今後は身体をさらに大きくして、だれからも愛される、強い力士になってほしい」と期待を寄せました。
 幕下付出で5月場所の初土俵を目指す大森選手は「故郷を離れ、高校、大学で金沢学院に来て本当に良かった。角界で活躍する地元出身の先輩力士に追いつけ追い越せで稽古し、横綱を目指したい」と将来を見据えました。
 金沢学院大学相撲部からの角界入りは炎鵬関(伊勢ケ浜部屋)らに続き、4人目となります。

卒業式後、相撲部員に胴上げされる大森選手
金沢学院大学相撲場で稽古をする大森選手

 
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