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清鐘祭2024 多彩な催しを展開
「珠洲の塩」通じた学生らの奮闘をPR
金沢学院大学・金沢学院短期大学の学園祭「清鐘祭2024」(北國新聞社後援)は10月12、13日、大学内でにぎやかに開催されました。能登半島地震で被災した奥能登塩田村(珠洲市)の復興に向け、学生有志が夏休み期間に製造を手伝った塩を使い、おにぎりが振る舞われたほか、芸術学部4年のAnon(アノン)さんが参加する6人組ダンス&ボーカルユニット「SAKURA GRADUATION(サクラ・グラデュエーション)」のステージなどが繰り広げられました。模擬店が例年の20店から今年は30店に増え、来場者を盛り上げました。
おにぎり500個を無料配布
来場者に人気
学生たちがボランティアに関わったのは国の重要無形民俗文化財である「揚げ浜式製塩の技術」で、26人の学生が海岸の隆起や道路の寸断など甚大な被害を受けた奥能登塩田村に足を運び、交代で泊まり込みながら作業に当たりました。その結果、今年の製塩量は例年の1.5倍となりました。清鐘祭では、地元のブランド米「犀滝の香」と学生らが作った塩を使ったおにぎり500個を無料配布、ゆでじゃがいもも販売して、珠洲の塩のおいしさをPRしました。また、被害状況や塩作りの様子を紹介するパネルも展示されました。
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芸術学部4年Anonさんがメンバー
SAKURA GRADUATIONがパフォーマンス
メインステージではSAKURA GRADUATIONがデビュー曲の「シゲキテキVIVID」など8曲を披露。メンバーのAnonさんらが〝ジャパニーズカルチャー〟を詰め込んだパフォーマンスで会場を沸かせました。そのほか、俳優本郷奏多さん、バラエティー番組で人気の村重杏奈さんをゲストに迎えたスペシャルトーク、経済アナリストの森永康平さんによる講演会、卒業生ら約160人が参加して交流を深めたホームカミングデーなど多彩な催しで訪れた人を楽しませました。