金沢学院大学

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【文学科心理学専攻】
2024年度心理学専攻卒業研究発表会を開催

 2月12日(水)に、文学部文学科心理学専攻の2024年度卒業研究発表会を開催しました。代表者として選ばれた4年生4名による発表が行われ、心理学専攻の学生など約70名が聴講しました。
 発表では、自身の興味や疑問に基づき取り組んだ研究についてスライドを用いて紹介し、主査と副査の教員から研究に取り組む姿勢や研究の持つ意味についてのコメントもあり、今後卒業研究に取り組む2年生、3年生にとっては特に学びの多い発表となりました。発表者たちの卒業研究を振り返ってのコメントとして、自分が関心を持ったことを研究テーマにできる面白さや達成感、ゼミの仲間の存在の心強さなどが語られました。
 発表後には心理学専攻の教員5名それぞれからの講評もありました。学科長の中﨑崇志教授からは、毎年学生たちが各々の関心事を研究テーマに昇華していくことに触れ、「自分が関心を持つテーマに取り組み、自分の力で書き上げることこそ、自信につながるのではないか」というコメントがありました。また、室橋弘人准教授からも「研究という形にするために、視野を広げ、客観性を高める作業をしなければならない。研究する中で徐々にその力を身に付けている」という指摘がありました。
 これから研究に取り組む2年生・3年生にとって参考になるだけでなく、4年生にとっても卒業研究を通しての学びを振り返る機会となりました。

『素材の違いによる後光効果に差はあるのか
-ランチョンマットの素材に着目して-』
(黒木 綾乃さん=左)
『推しの存在とレジリエンスには関連があるか』
(清田 萌華さん)
『援助や援助要請の有無が向社会的行動に与える影響―自己効力感と思いやりとの関連―』
(佐藤 彩奈さん)
『ファン心理と自尊感情の関連―ファン層の分類と、多次元自我同一性および本来感を媒介したモデルの検討―』
(藤記 七瀬さん)
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