文学部 文学科 心理学専攻 4年　
　N・Sさん

前川浩子ゼミ／学友会／石川･星稜高校出身

～私が金沢学院大学を選んだ理由～
「心理学を学びながら司書を目指せる」

　高校生のころから興味を持ちはじめた心理学を学びながら、自分がなりたい職業である司書の資格も取得することができる大学だったため、志望しました。実は私は金沢学院大学が第一志望ではありませんでした。しかし、大学で好きなことを学びにでき、学友会やボランティアなどさまざまな経験を積み、自分自身の新たな魅力に気付くことができました。そして、ずっとなりたかった司書として働けることになり、とても光栄です。金沢市の司書として、心理学や学友会などの大学での学びを生かし、図書館を通して地域に貢献していきます。

就活･進路選択を終えて…

EPISODE1　　　　　
司書を目指した理由は？　　　

　小学生のころから本を読むことが好きで、図書館によく通っていたことから、いつしか図書館で働きたいと考えるようになりました。司書の募集をしている自治体を調べているときに、地元である金沢市で募集していることを知り、歴史や文化芸術を重視する金沢市で司書として働くことに魅力を感じ志望しました。多くの博物館や図書館、街中の芸術作品や歴史的景観に触れ、地域の魅力を実感し、この魅力を生かしたまちづくりに貢献していきたいです。

EPISODE2　
就職活動でのエピソードを教えて

　私たちは大学生で採用する側の考えや意図を理解できていないため、先生や就職支援部の方に助言を聞いて対策することが重要でした。面接対策や面接カードの添削を何度も行っていただき、評価されるアピールができたと思います。私が特に評価されたと思うのは２つです。１つは、司書とはあまり結びつかない心理学の学びに、共通点を見つけて司書の仕事につなげようとする姿勢です。心理学での学びを司書に生かしていくことが、ほかの人にはない魅力として評価されたのではと考えています。２つ目は、大学図書館のインスタグラムの開設に携わったことです。面接のときにそれに対する質問もされ、関心を持っていただけたと感じています。

―KGC講座―　

　KGC講座は大学１年生のころから受講していました。KGC講座では、公務員試験の模試を受けたり、進路の視野を広げるために、教養科目だけでなく、専門科目も受講していました。KGC講座では公務員を目指す友だちにも出会えます。民間企業を選んだ友だちや周りに比べて、公務員は就職活動が長く、同じように公務員を目指している友だちと励ましあいながら乗り越えられました。
　また、就職支援部や先生方にはたくさん相談にも乗っていただきました。ほかにもたくさん公務員試験を受けていましたが、すべて落ちてしまって、自信をなくしたこともありました。わからないことやしんどいことはすぐに相談することで、自分がつぶれずに済みました。就活中はあきらめたくなることや悩んで不安になることもあると思います。しかし、大学での経験や学んできたことを信じて、しんどくなったら誰かに相談して、周りのペースをあまり気にせず、自分のペースで自分が納得できる就職をしてください。