お知らせ NEWS
石川県警察

A・Mさん
渡辺涼子ゼミ/柔道部/金沢学院大学附属高校出身
~私が金沢学院大学を選んだ理由~
「納得いくまで柔道に打ち込みたい」
私は高校からの進学時、柔道部と警察官になるための勉強の両方を頑張れる金沢学院短期大学の現代教養学科に進学しました。しかし、3~4カ月間、怪我のためトレーニングしかできず、部活動に悔しさが残る結果となり、もっと柔道に打ち込みたいと大学のスポーツ科学部に編入することを決めました。本学は、部活動では、レベルの高い指導者のもとで競技を行うことができ、施設も整っているので良い環境の中で技術力を向上させられます。勉強面では、学部ごとに多くの先生がおり、さまざまな分野について基礎から応用まで学ぶことができます。
就活・進路選択を終えて…
EPISODE1
警察官を目指した理由は?
小学校から打ち込んできた柔道を生かせる職業に就きたいと考え、警察官を志していました。
石川県で生まれ育ち、石川の穏やかで落ち着いた雰囲気がとても大好きです。しかし、能登半島地震で私の地元である能登の町並みが大きく変わりました。「当たり前の日常」の大切さを気づかされると同時に、能登復興のために力になりたい、能登半島地震の経験から石川県の安全・安心な暮らしを守りたいという気持ちが強くなりました。就職活動が始まって、石川県警察に勤めている先輩から話を聞いたり、合同企業説明会で石川県警察の話を聞いたりする中で、決意はより固まりました。
EPISODE2
就職活動でのエピソードを教えて
面接では、柔道を通して身に付けた力と自分の性格が警察官として適していることをアピールしました。言語化のために今までの経験や学んだことを整理するのは大変ですが、時間がある時に今までの経験や学んだことを振りかえって紙に書き起こし、自分を深く理解し、アピールポイントにつなげていきました。話すことは苦手ですが、2次試験前に大学で面接練習を受けてアドバイスをいただけたことで、本番でしっかり伝えることができました。
警察官は厳しい仕事が多いと思いますが、身に付けた精神力・継続力を生かして、どんな仕事にも忍耐強く継続して取り組んでいきたいです。また、事件・事故など難しい状況に日々直面しても、負けずに立ち向かってまいります。
―KGC講座―
短期大学1年生のときに受講しました。知識を基礎から学ぶことができたので良かったです。
試験勉強は、最初は問題が解けなくて嫌になると思います。問題の解き方が理解できなくて大変でした。しかし、最初はわからなくても、解き方や専門用語の意味を参考書やYouTube、インターネットで調べて、問題を繰り返し繰り返し解いて、継続して勉強することで、少しずつ理解できるようになってきます。
学生生活の学びと思い出
EPISODE3
スポーツ科学科ではどんなことを学んでいますか?
スポーツ科学部の学びは食事や体の使い方など、部活動でも生かせることが多かったです。特に、メンタルとコンディションの授業が印象に残っています。怪我の経験やメンタルが不安定な時期があったので、授業で学んだことが大いに生かされました。
EPISODE4
学業以外での思い出は?
やはり部活動です。金沢学院大学附属高校の出身ですが、進学を決めたのは勉強と部活両方に力を入れられる環境だからでした。中でも、大学3年生で出場した全日本学生柔道優勝大会は特に印象に残っています。団体戦で自分の階級の3つ上の階級の枠で出場しましたが、上の階級の人からポイントを取り勝つことができ、チーム目標である「団体戦で初戦突破」も達成することができたからです。
Message
受験生・高校生の皆さんへ
部活動と勉強どちらにも力を入れて学生生活を過ごすことができるので、どちらも頑張りたい人にはピッタリです。
私は短大・現代教養学科から大学・スポーツ科学部に編入しましたが、短大と大学で迷っている人には編入の道もあります。部活動で心残りが残っての編入でしたが、大学の勉強は有意義でしたし、部活動も納得できる形まででき、充足した学生生活でした。


