金沢学院大学

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NEW【情報工学部】日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部主催のSSOR2025に参加しました

サブカットサブカット

 8月25日(月)、26日(火)、休暇村能登千里浜にて日本オペレーションズ・リサーチ学会中部支部主催で若手層の交流を主目的とする研究集会SSOR2025が開催され、本学の情報工学部の学生も参加しました。
 この研究集会では複数大学の大学院生がアルゴリズムやAI技術の研究のほか、社会課題の解決に向けた数理科学的情報科学的研究などの発表を行い、企業人の方からは輸送業界でのDXの実践を学ぶチュートリアルも実施されました。
 2024年に開設した金沢学院大学の情報工学部は1期生が2年生ということもあり、他大学の先輩方の発表や交流は大変刺激になったようで、学生たちからは今後の研究や学びへの意欲が高まった、研究への関心が高まったなどの声が聞かれました。

情報工学科 2年 N.Kさん

 SSOR2025に参加しました。他大学の先輩方の発表を聞く中で、自分にはまだ力が足りず、理解できる範囲が限られていると感じました。専門的な用語を用いた発表は難しかったのですが、前期の「アルゴリズムとデータ構造」で学んだナップサック問題や、「最適化Ⅰ」で扱った双対定理など、授業で学んだ内容とつながる部分は理解でき、とても嬉しかったです。
 今回の参加を通じて、自分の理解できる範囲はまだ少ないものの、これからもっと勉強を進めていきたいという気持ちが強くなりました。後期の「最適化Ⅱ」の授業にも引き続き力を入れ、少しずつ理解できる内容を増やしていきたいです。そして卒業研究までに、より多くの研究を自分なりに理解できるよう努力していきたいと思います。

情報工学科 2年 H.Kさん

 どの発表も内容が難しく感じましたが、授業で学んだ最適化がいろいろな場面で役立っていることを知り、とても面白いと思いました。細かい部分までは理解できなかったものの、身近な生活に関わる研究発表には特に興味を持ちました。
 質疑応答では「なるほど」と思える質問もあれば、専門用語を知らずに理解できなかった部分もありました。これからは大学の授業でしっかりと勉強して、少しずつでも理解できる内容を増やし、より研究への関心を深めていきたいと思います。
 また、SSORでの研究発表以外のことでは、情報交換・交流会で自己紹介をうまくできなかったのが少し残念でした。ただ、同室の人たちと花火をしたりアニメの話で盛り上がったりして、とても楽しく過ごせたのは良い経験となりました。今後もチャンスがあればこのような研究の場に参加したいです。

情報工学科 2年 S.Iさん

 SSOR2025への参加は私にとって大変意義深いものでした。普段の授業では触れる機会の少ない最先端の研究発表を数多く聞くことができ、大きな刺激を受けました。特に、Beam SearchやDiverse Beam Searchなど探索方法の工夫は、自分の持っていたアルゴリズムのイメージを大きく広げてくれる内容で、非常に興味深く感じました。また、集合分割問題やフィードバック頂点集合に関する発表からは、パラメータ削減の工夫や新しい表現方法が研究成果につながっていることを学び、研究の奥深さを実感しました。
 さらに、他大学の先輩方との交流を通じて、自分の理解の浅さを痛感する一方で、今後はより一層学びを深め、知識を広げていきたいという意欲が高まりました。今回の経験を、これからの学習や研究活動にしっかりと生かしていきたいと思います。

 ▶外部サイト「日本オペレーションズ・リサーチ学会 中部支部SSOR2025

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