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フィリピン教育省能力向上研修生と
教育学部学生との交流が実現
金沢学院大学では、2018年に独立行政法人国際協力機構北陸センター(JICA北陸)と連携協定を締結し、JICA海外協力隊経験者による授業内での講演や海外からの研修員の受け入れ、研修プログラムの実施を毎年行っています。
今年も「フィリピン教育省能力向上研修」が9月2日から13日までの期間に開催され、フィリピンから教育行政官や小中学校の校長・教員など10名の研修員が参加しました。研修は、2日・3日には文部科学省などを訪問し、その後は石川県内の教育機関を巡る内容で、本学でも研修が行われました。本研修は、教育学部が中心となって実施されました。
そして、閉講式を翌日に控えた12日午後には、研修員と教育学部の学生たちとの交流の場が設けられました。交流会では、冒頭に多田孝志学部長が「皆さんは小学校や中学校を訪問されましたが、大学での実際の教育現場に触れる機会は少なかったかと思います。今日は、来年度教員となる予定の学生たちとの交流を楽しんでください」と挨拶しました。
学生たちは自身が教師を志した理由や、どのような教師になりたいかを一人一人語り、また、研修員たちとの間で日本とフィリピンの教育制度や学校生活について、活発に意見交換が行われました。終始和やかな雰囲気の中、最後は全員が握手を交わし、名残を惜しみつつ交流会は終了しました。
今回の研修と交流を通じて、学生たちは国際的な視野を広げ、教育に対する新たな視点を得ることができました。