金沢学院大学

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【経済学部】金沢国税局長による特別講義開催

 11月14日(木)2限目、金沢国税局長の長内昌三氏による特別講義「これからの社会に向かって」が開催され、経済学部と経済情報学部の2年生が聴講しました。

 まず、税の役割として、税は私たちが豊かな社会生活を送るために必要な社会資本や公共サービスの原資となっていることと、日本の歳入と歳出の内訳についての話がありました。 続いて、税制の紹介があり、前年度からスタートしたインボイス制度や今話題になっている103万円の壁についても、分かりやすく説明してくださいました。

 次に、適正・公平な税務行政の推進として、電子化を進めるなど、いろいろな取り組みが行われていることが紹介され、最後に国税専門官の仕事内容やその魅力についてもPRしてくださいました。 結びでは長内氏から「これから社会に出て働く皆さんに、税金や歳出の状況を理解し、これらのことに関心を持っていただきたい」とのメッセージが送られました。

 特別講義では、国税庁の仕事紹介もあり、国会待機や国会答弁書の作成、さらには質問主意書への対応など、普段聞けないような面白い話も伺うことができました。 経済学部の先輩には国税専門官として採用になった人もいます。 今日の講義を聞いて、参加した学生たちの税制や国税局の仕事に対する理解がさらに深まり、新たに国税局の仕事を目指す学生が増えることと思います。 質疑応答の時間には、学生から、毎年の国税専門官の採用人数に関する質問などが出され、長内局長より丁寧なご回答をいただきました。

※経済情報学部は2024年度入学者より経済学科経済情報学専攻に改組

講義の様子