金沢学院大学

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教育学科卒論発表会 82人が研究成果を披露

 教育学科卒論発表会は1月25日、251教室などで開催され、教育学科の4年生82人が学生生活の集大成となる研究成果を披露しました。
 学生たちはいじめや不登校、学級崩壊など学級運営にかかわることのほか、人格やジェンダーの形成、自己肯定感など子どもの精神的な成長・発達など、幅広いテーマで教育実習等により掘り下げた研究を発表しました。アニメや漫画、韓国アイドル、スポーツ、ゲームなど現代の子どもたちが日々触れているカルチャーを切り口に考察した論文もみられました。
 発表は分かりやすく伝えられるようプレゼンテーションも工夫されており、4年生と来年の卒論対策のために聴講に訪れた3年生が真剣に聞き入っていました。そのほか、卒業演奏としてピアノ独奏に取り組む学生もいました。
 参加した山﨑あみさん(教育学科4年、石川県立金沢西高校出身)は、いじめや不登校など教育的問題に興味を持っており、実習先の学校が学年、学級ともに安定して運営されていたことから、児童のソーシャルスキルが要因ではないかと推論を立て、子どもたちにアンケート調査を実施。分析結果をまとめ、結論を発表しました。山﨑さんは「無事終わって安心しました。石川県の教員採用試験に合格しているので、担当した学級の児童を把握し、一人一人に応じた教育を行っていきたい」と意欲を語りました。

多岐にわたるテーマで研究成果が披露された教育学科卒論発表会=251教室
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