NEWグループ展「キリトル―4人の視点から見つけた世界―」
大森菜々美さんら芸術学部2年生4人
8月30日(土)～9月5日(金)きんしんギャラリー

　本学芸術学部芸術学科2年生4人による洋画のグループ展「キリトル―4人の視点から見つけた世界―」が8月30日（土）から、金沢市南町のきんしんギャラリーで始まります。11のテーマを設け、「自分の殻を破り、新しいことに挑戦したい」と意欲的に取り組んだ作品を展示します。
　出品するのは大森菜々美さん（金沢学院大学附属高校出身）、三好優苺那さん（石川県立金沢辰巳丘高校出身）、安部栞七さん（新潟・創進学園高校出身）、今村莉々香さん（富山県立富山南高校出身）です。4人は昨年12月ごろから話し合いを重ね、グループ展に向けての制作はもちろん、会場となるギャラリーの手配、ポスターづくりなどグループ展開催に関わる全般を自分たちの力で進めてきました。
　テーマは「赤ちゃん」「おにぎり」「距離感」「音」「旅」など多岐にわたっており、4人がテーマごとに油絵を制作。同じテーマでも4人が各々の感性でテーマをとらえ、個性あふれる作品に仕上げています。大森さんは「これまでは優しいタッチの絵ばかり描いていましたが、今までの自分を〝ぶっ壊す〟イメージで恐怖や悲しみを絵から感じ取ってもらえるように描きました」と話し、「展覧会で作品を見せるということは、人から評価されるということ。怖さもありますが、やり遂げたい」と初グループ展の開催に向けて最終準備に追われています。
　同展は9月5日（土）まで。

「自分の殻を破りたい」と話す芸術学部2年生の大森菜々美さん＝金沢学院大学4号館