金沢学院大学

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NEWトランポリンの田中沙季選手、森ひかる選手
県スポーツ特別賞を受賞 世界選手権シンクロ優勝で

 石川県スポーツ特別賞贈呈式は12月11日、県庁で行われ、11月にスペイン・パンプロナで開催されたトランポリンの世界選手権の女子シンクロナイズドで優勝した金沢学院大学スポーツ科学部4年の田中沙季選手(金沢学院大学附属高校出身)と本学出身の森ひかる選手(GATE)が栄誉を称えられました。田中選手は初受賞で、森選手は5度目の受賞となりました。
 馳浩知事は表彰状と記念トロフィー、副賞の金一封と県産品目録を2人に手渡し、「世界選手権優勝は両選手の高い技術力と同調性が評価されたもので、トランポリン王国石川の名にふさわしい活躍だった。ロサンゼルス五輪を目指し、これからも頑張ってほしい」と期待を寄せました。
 2人が同時に演技するシンクロナイズドは五輪種目ではないものの、田中選手と森選手のペアは今回の世界選手権優勝のほか、8月に中国・成都で開催されたワールドゲームズでも準優勝を果たすなど好成績を収めています。田中選手の伸びやかで美しい跳躍に、森選手が高さ、技のタイミングなど抜群の同調性を発揮して、ぴったりと合わせるのが2人のスタイル。田中選手は本学、森選手はロンドンを活動拠点に、日ごろは別々に練習していますが、大会前はお互いの演技動画を共有してチェックし、調整していたそうです。
 田中選手は「石川出身で、素晴らしい賞をいただき、たいへん光栄。春から社会人になるが、さらに自分の技術を磨いて五輪を目指したい」と今後の活躍に向けて意気込み、森選手は「田中選手と初めて組み、新しい学びも多く、価値ある金メダルになった。楽しみながら、今やるべきことをしっかりやっていく」と喜びを語りました。


馳知事から表彰状を受け取り、笑顔を見せる田中選手=石川県庁


馳知事や議会関係者と懇談する田中選手(右から2人目)と森選手=石川県庁

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