金沢学院大学

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NEW九谷ぬり絵コンテストで教育学部1年生が多数受賞・入選

小林万由加さんがグランプリ、新江流夏さんが第10回特別記念賞を受賞

 本学教育学部1年生が「第10回九谷ぬり絵コンテスト」において、グランプリ1名、特別記念賞1名、入選5名と、素晴らしい成績をおさめました。このコンテストは能美市が主催し、伝統工芸「九谷焼」の魅力を世界中に知ってもらうために始まり、九谷焼の図案をもとに色を塗っていくというものです。今回のお題は、ー武腰敏昭作 陶壁 鳳凰の図ー。A4サイズの塗り絵に色鉛筆やマジック、絵具、デジタル描画などで自由に色を塗り、オリジナル作品へ仕上げていきます。
 全国各地、海外からも応募があり、集まった作品は1,201点。その中から栄えあるグランプリを受賞したのが、教育学部幼稚園教諭・保育士専攻1年の小林万由加さん(金沢学院大学附属高校出身、写真左)でした。さらに、第10回特別記念賞に小学校・中学校教諭専攻1年の新江流夏さん(石川県立七尾高校出身、写真右)が選ばれ、同じく教育学部の阿部和夏さん、浮田藍子さん、北野晏都さん、小不動湧大さん、三浦優生さんの5名が入選を果たしました。
 今回の作品は、教育学部の授業「図画工作」の一環で取り組んだもので、学生たちは色彩表現やデザインの学びを生かしながら、個性豊かな作品として仕上げました。

受賞者コメント

■グランプリ受賞 小林万由加さん
「グランプリをいただけるとは思っていなくて、受賞のことを聞いたときは心からうれしく思いました。作品は36色の色鉛筆を使い、たくさんの色を楽しめるように意識して仕上げていきました。模様が細かく、一つ一つを違う色にするのではなく、全体を見てどの辺の模様までまとめて色を塗るか、どの辺で色を切り替えるかを意識して塗っていきました。制作自体は1週間ほどですが、集中して2日間で塗り上げました」

■第10回特別記念賞受賞 新江流夏さん
「10回目という節目の特別な賞をいただき、大変光栄に思います。図画工作の授業時間以外にも制作に取り組み、1週間塗り絵と向き合いました。作品には36色色鉛筆を使っていて、左上の鳳凰は”陽”、右下の鳳凰は”陰”をイメージして彩色しています。副賞では素敵な九谷焼のグラスをいただき、今回のコンテストの参加を通して九谷焼を以前より身近に感じています」

 
グランプリ受賞作品
(教育学部1年 小林万由加さん)
第10回特別記念賞受賞作品
(教育学部1年 新江琉夏さん)

作品は現在、KAM能美市九谷焼美術館にて展示中

 応募作品1,201点全てが展示されていますので、それぞれに異なる色彩感覚や色の塗り方を楽しめます。また、今回のお題となった銅板作品も展示されています。
【期間】開催中〜2026年1月12日(月)
【入館料】展覧会の観覧のみは無料(館内は別途入館料)

詳しくはチラシ画像をclick

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