第52回石川県デザイン展 学生部門で銀賞受賞

『がん患者さんのためのペットボトルオープナー』

　石川県デザイン展開催委員会主催の第52回石川県デザイン展 学生部門で、金沢学院大学芸術学部の餘久保優子教授のゼミ・プロダクトデザイン履修生12名による作品『がん患者さんのためのペットボトルオープナー』が銀賞を受賞しました。この作品は金沢市との大学連携地域力創造プロジェクトの一貫で作成されており、「石川県がん安心生活サポートハウス つどい場はなうめ」に通所しているがん患者の方6名と共同開発したものです。
　学生たちは患者の皆さんから「指に力が入りにくい」「爪が傷みやすい」などそれぞれの困りごとを聞き取り、改良を重ねていきました。毎日使うものだからこそ、機能性だけでなく、好みや生活スタイルに合わせてデザインするよう心掛け、3DCADや3Dプリンターの技術を習得し、作品を完成させました。
　作品は石川県内の大学･短期大学･専門学校から応募があり、11月13日から16日まで、一般公募により選出されたプロのデザイン作品と共に、石川県政記念しいのき迎賓館で展示されました。
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