お知らせ NEWS
金沢市消防局

H・Kさん
長谷川秀司ゼミ/硬式野球部/石川・鵬学園高校出身
~私が金沢学院大学を選んだ理由~
「レベルの高い大学野球と地元での就職を見据えて」
高校球児だったので、レベルの高い大学野球部でさらに自分を高めたいと思い、金沢学院大学に魅力を感じていました。コロナ禍での大学受験となり、地元石川で就職することを見据え、本学に入学することを決めました。入学後、地元の輪島は能登半島地震や豪雨災害に見舞われ、地域の未来を支える力になりたいと考えるようになりました。本学経済学部で学んだことでふるさとを捉える広い視点を身に付けられ、家族も自分自身も本学を選んで良かったと感じています。
就活・進路選択を終えて…
EPISODE1
消防士を目指した理由は?
父が消防士で、小さい頃はその姿に憧れていましたが、成長するにつれ厳しさも感じ、いつしか別の道を考えるようになりました。そんな中、輪島市出身の自分は能登半島地震を経験し、被災地の現実を目の当たりにしました。ボランティア活動で被災地の方々と接するうちに、「自分も人のために行動したい」という気持ちが強くなり、地域に貢献できる消防士という仕事を目指すことを決めました。金沢市消防局は石川県内最大規模の消防局で、救助・救命救急・災害対応の最前線に立つことになるので、今から気を引き締めています。
EPISODE2
就職活動でのエピソードを教えて
就活の苦労といえば、筆記試験対策です。参考書や過去問をひたすら繰り返し、分からないところはネットで調べて解き方を理解し、苦手な分野を一つずつ克服していくことに努めました。体力試験もあるため、週に2〜3回は筋トレやランニングをして体づくりにも励みました。勉強がはかどらず、行き詰まることもありましたが、小さな目標を立ててコツコツ続けることを大切にしました。努力が実を結び、合格通知を受け取ったときの達成感は今でも忘れられません。
学生生活の学びと思い出
EPISODE3
経済学科ではどんなことを学んでいますか?
経済学科では、地域経済をデータから分析するゼミ活動に取り組みました。地元の経済や暮らしを数値化して見ることで、いつもとは違う視点から故郷を知ることができ、新たな側面を発見することができました。特に、自分の考えを整理し、仲間と共有して意見をまとめるプロセスを通じて、「伝える力」の大切さを実感しました。
講義では経済の仕組みや社会の動きを学び、ニュースの見方や物事を客観的に考える力が身につきました。学びを通じて、将来どんな立場でも地域に貢献したいという気持ちが強まりました。
EPISODE4
学業以外での思い出は?
大学生活では野球部とボランティア活動に力を入れました。野球部ではピッチャーとして仲間と共に汗を流し、全国から集まった選手たちと切磋琢磨できたことは大きな財産です。
ボランティア活動は3年生のときには、珠洲の塩田村での作業に参加しました。能登半島地震で被災した地元の人たちを見て、「自分も役に立ちたい」と強く思ったのがきっかけです。炎天下の作業は大変でしたが、感謝の言葉をいただき、人とのつながりの温かさを実感しました。
Message
受験生・高校生の皆さんへ
金沢学院大学には、全国からいろいろな仲間が集まっています。授業や部活、ボランティアなど、挑戦できる環境がたくさんあります。新しい出会いの中で、これまで気づかなかった自分の強みや考え方が見えてくるはずです。どんなことにも前向きに取り組めば、きっと成長できます。自分の目標に向かって、一歩ずつ頑張ってください。あなたの挑戦を応援しています。


