金沢学院大学

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NEW2023年度卒業生 鈴木恋奈さんの小説「アントライユ」が大賞受賞
WEBメディアGLO主催『訳アリ恋愛コンテスト』

 本学文学部文学科日本文学専攻の2023年度卒業生である鈴木恋奈さんが7月、小説「アントライユ」で幻冬舎メディアコンサルティングが運営するWEBメディア「ゴールドライフオンライン(GLO)」主催「訳アリ恋愛コンテスト」の大賞を受賞しました。
 GLOは第一弾コンテストとして「訳アリ恋愛コンテスト」を主催し、恋愛にまつわる小説・エッセイを募集。鈴木さんの「アントライユ」は複雑に絡み合う人間の感情と関係性を最後まで目が離せない展開で書き上げたことが評価されました。
 大賞受賞について鈴木さんは「予想外で驚きました。とても光栄だし、うれしい」と話し、「会社員と二足の草鞋になりますが、これからも創作活動を続けていきたい」と抱負を語りました。
 鈴木さんは新潟・創進学園高校出身。中学時代から文学少女で、金沢学院大学では好きだった泉鏡花などの文学研究のほか、自分で書くことにも興味を持ち、創作入門や実践の授業を受けたといいます。卒業後は新潟県内で社会人生活を送りながら、半年かけて短編「アントライユ」を完成させました。
「アントライユ」は8月下旬から、GLO上で掲載スタートとなる予定です。

【鈴木恋奈さん

泉鏡花の「外科室」をきっかけに文学の世界へ。趣味はイラストを描くこと。

〈アントライユ〉
 出版社 幻冬舎メディアコンサルティング
 新潟県の田舎で育った雫と千春は、互いの親から逃げる様に東京に身を潜めていた。雫は、ピアスの数を揃えるほど千春に深い思いを寄せているが、そっけない千春と心から打ち解けられず、不安を抱く。何となく一緒に生きているような曖昧な関係の二人に、ある日、転機が訪れる。千春が雫に寄せるのは、同情か、愛情か。  二人を蝕む黒い霧は、晴れることを知らない___。

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