芸術学部卒 玉井大耀さんの作品を展示
AI生成した仮想の玉井さんと会話
金沢アートグミ「卒展セレクション2025」

　NPO法人金沢アートグミの会員が石川県内のアート、デザイン系学校の卒業制作展の中から選んだ作品を展示する「卒展セレクション2025」が4月6日まで金沢市青草町の金沢アートグミで開催され、本学芸術学部芸術学科映像メディア専攻を3月に卒業した玉井大耀さんの作品がアートファンの注目を集めました。
　玉井さんの作品はAIで生成した仮想の玉井さんをモニターに映し出し、来場者と会話をするもので、AIやディープフェイク技術を体験するインスタレーションとなっています。「個人」が一つの情報として扱われる時代において、自分自身をどう守り、どう生きる かを考えさせる作品です。展覧会では玉井さんの作品のほか、6作品が展示されました。
　金沢アートグミは会社員、デザイナー、コレクター、アートファンなどで構成されるNPO法人で、アーティストへのさまざまな支援活動を行っています。

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