【経済学部】北陸財務局融資課の講師による講義が開催されました

　11月11日（金）3時間目の合同ゼミで、北陸財務局融資課のゲスト講師により、「地方公共団体の財政状況の把握～内在リスクと今後の対応について～」というタイトルで講義が開催されました。小田ゼミと奥井ゼミの約30名の学生が聴講しました。この講義は、北陸財務局と金沢学院大学との包括的連携協定の一環として、毎年行われているものです。

　前半は、調査官の堀裕美氏より、財政力指数の説明や、北陸3県の自治体の特徴について、データを示しながらの紹介がありました。後半は、上席調査官の番匠重一氏が、地方公共団体の財務状況の把握について、4つの財務指標の説明や、具体的な分析、アドバイス例について紹介してくださいました。さらに、現在、多くの自治体で興味の対象となっている、地域公共交通機関の事例紹介もしていただきました。

　参加した学生のほとんどは北陸3県の出身であり、自分の身近な話題も多いこともあり、皆大変興味深く耳を傾けていました。また、講義内容は、今後のゼミで、北陸の自治体の課題解決につながる研究を進めていくにあたり、大変勉強になりました。学生の研究活動に向けてのモチベーションも高まったように思います。

　当日は融資課長の伊藤彰氏も同席してくださいました。北陸財務局融資課の皆様、どうもありがとうございました。