金沢学院大学

SUPPORT

石川県教育委員会(小学校教諭)

岩本麻里さん

 内定先 石川県教育委員会(小学校教諭)
 学部・学科 教育学科 小学校・中学校教諭専攻 4年(多田孝志ゼミ)
 出身高校 石川県立能登高校

EPISODE1
多田先生の授業体験で本学を志望

 金沢学院大学に入学したのは、高校1年生のときに本学で多田孝志先生の授業を受ける機会があり、それがきっかけになりました。多田先生の授業は高校生だった私たちには少し難しいレベルでしたが、仲間とさまざまな視点から対話し、これまでの自分には無い発想や考えを聞いて目が開いたような感覚になりました。学びにおける対話の楽しさを体験し、「ここだ」と決めました。
 学生生活では、最高の仲間に出会うことができました。くだらない会話で笑ったり、夜遅くまで真剣に語り合ったり、一瞬一瞬がかけがえのない思い出です。大切な思い出を一つ挙げるなら、ゼミの仲間と行った白山登山です。頬が凍るような寒さと体力的なキツさを味わい、何度もやめたいと心の中で思いましたが、仲間と励まし合って最後まで登ることができました。頂上は吹雪で360度真っ白でしたが、あの光景と登り切った達成感は一生忘れられないと思います。室堂で食べた温かいカップラーメンも格別においしかったです。
 ボランティア活動に参加したことも自分の成長につながりました。子どもたちと接するうちに、子どもたちは鏡に映った自分の姿だと感じました。私自身が子どもたちを信じるからこそ、子どもたちも信頼してくれ、心からの笑顔を見せてくれるのだと思います。それまでは子どもたちを叱る際、信頼関係が壊れるのではないかと不安でしたが、子どもたちと向き合いダメなものはダメだと言うことができたとき、叱られた子が「自分もまりりん(ボランティア時の私の呼び名)みたいになりたい」と言ってくれたときは感激しました。

EPISODE2
能登の復興に教育面から貢献したい

 国立能登青少年交流の家の教育事業である、3泊4日の夏キャンプにボランティアとして参加し、教員になりたいという思いが強くなりました。初めて班を任され、班をまとめる難しさに直面しました。そこで、先輩ボランティアをお手本とし、「子どもを信じる」「自分も全力で楽しみながら挑戦する」「言葉がけ」の3つに注意して子どもたちと関わるうちに、子どもたち同士が自然に打ち解け、互いに「がんばれ!」と助け合えるようになり、最終日には「まりりんのおかげで笑顔になれた。ありがとう」と言ってくれ、うれしくて涙が出ました。この経験から、教員は子どもたちの可能性を広げられるすばらしい職業だと感じ、子どもたちの挑戦を全力でサポートし、自分自身も多くのことに挑戦していきたいと思うようになりました。
 石川県の教員採用試験を受けたのは私自身が奥能登出身で、能登半島地震を経験し、能登の復興に教育の面から貢献したいと思ったからです。教育実習などで余震やJアラート音におびえる子どもたちを目の当たりにし、学校が子どもの可能性を広げ、心から「笑顔」でいられる場所にできるよう、頑張っていくつもりです。

EPISODE3
先生と仲間の支えで試験を乗り切った

 教員になるには、実習や採用試験の勉強など長い時間と労力が必要です。思い通りにいかず、心が折れそうになったとき、心を奮い立たせられたのは仲間のがんばる姿や励ましの言葉があったからです。
 今となっては笑い話ですが、私は教員採用試験の筆記試験で横書きの小論文を縦に書き、理科実験も緊張で思うようにできませんでした。絶望する私にゼミの多田先生や仲間が励ましてくれ、私の良さを伝え続けてくれました。先生と仲間のおかげで気持ちを切り替えて面接試験に臨み、楽しかったと思えるくらい、面接官とスムーズにやり取りができました。

EPISODE4
子どもたちとチャレンジ

 これからの教員生活で、どんな子どもたちと出会えるのか、その子どもたちとどんなチャレンジをしていくのか、楽しみでなりません。子どもたちとともにチャレンジを続け、そのチャレンジを全力で楽しむことができる先生になりたいです。  


高校生・受験生の皆さんへ
自分の夢を空想で終わらせないで

 空想で夢を終わらせるのではなく、その夢を実現するには何をしたら良いか、じっくり考えてみてください。金沢学院大学は夢を全力で追いかける学生に対し、先生方もスタッフの方も親身にサポートしてくださいます。また、切磋琢磨できる仲間に出会い、仲間からも多くの学びを得られるはずです。私は本学に入学して、心から良かったと思っています。自分の夢に向かって、本気でチャレンジしましょう。

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