就職・キャリア支援 SUPPORT
富山県教育委員会(小学校教諭)
野村美由紀さん
内定先 富山県教育委員会(小学校教諭)
学部・学科 教育学科 小学校・中学校教諭専攻 4年(前田洋一ゼミ)
出身高校 富山県立高岡南高校
EPISODE1
「教員になる」という目標のために
金沢学院大学の教育学科を選んだのは、小学校教諭の免許だけでなく、中学校の英語の免許も取得できるからです。グローバル社会で英語教育に対応できるようになりたいのはもちろん、中学校の英語の免許を取得すれば、採用試験で加点申請もできるんですよ。
この4年間を振り返ると、「教員になる」というハッキリした目標があったので、授業は常に真剣に受講しました。結果的に教員採用試験に合格することができ、目標を達成しました。この大学に来て良かったと思っているし、学生生活に満足しています。
最初の2年間は女子学生寮に入寮しましたが、2年間の寮生活も楽しい思い出です。
EPISODE2
ボランティア活動で人との接し方が成長
私は周りから、よく「笑顔が素敵だね」だと言っていただきます。教員採用試験の面接を切り抜けられたのも笑顔がポイントだったのかな、と思っています。しかし、今でこそそう言われるようになりましたが、以前の私は違いました。ぶっきらぼうで、仕事さえしっかりやっていればいいだろうと思っているところがありました。それでは人に与える印象が悪くなり、損をするのは自分だと気付き、常に笑顔を心がけ、丁寧に人と接するようになりました。
このことに気づけたのは、ボランティア活動を通じてたくさんの人と関わることができたからです。多くの人と接し、ものごとを進めていく中で自分自身を成長させられたと思います。
EPISODE3
失敗を戒めに、試験直前まで勉強
就活を振り返って苦労したことは、やはり試験勉強です。富山県の教員採用試験は教職教養、一般教養、集団面接、個人面接、小論文の5つの試験内容で行われます。これを時間内に自信を持って解答・回答するためには、十分な試験勉強、対策が欠かせません。過去の受験での失敗経験を戒めに、試験当日までしっかりと努力を重ねました。
大学1年生から受講していた「教職センター講座」も役立ちました。講座では、教育法規を細かく教えていただいたり、いくつかの自治体の採用試験の過去問を解いたり、試験直前まで面接指導をしていただいたりしました。
今、無事に教員採用試験を終えて、努力を続ける重要性を実感しています。採用試験は問題の出題範囲や求められる教育的知識が幅広く、合格するには努力が必要不可欠です。「継続は力なり」という言葉があるように、努力を続けたからこそ得られた結果と達成感だったと思います。
なかなか集中できない日もありましたが、たまには友だちとカフェに行くなどして、適度にリフレッシュしながら乗り越えました。
EPISODE4
児童が安心して過ごせる温かい学級づくり
私が元々教員を目指したのは、小学校時代がきっかけです。担任の先生だけでなく、たくさんの先生方が笑顔であいさつを交わしてくださったり、何気ない会話を一緒にしてくださったりしたことで、学校の温かさを感じ、ここが自分の居場所だという大きな安心感の中で小学生生活を送ることができました。この経験から教員に憧れるようになり、今度は私が教員となって、児童が安心して学ぶことができ、自分の居場所として皆で学びに取り組むことができる環境を作りたいと強く思いました。
地元を選んだのは地元富山が大好きだからというのはもちろんですが、楽しい学校生活を送った良い思い出があることも理由の一つです。4月からの子どもたちとの出会いがとても楽しみです。本学で学んだことを教育現場で生かし、全ての子どもたちが安心して過ごせる温かい学級を作っていきたいと思っています。
- 高校生・受験生の皆さんへ
先生や友人と就職までともに頑張れる 金沢学院大学教育学部は先生方のサポートが手厚く、就職先が決まるまで一緒に頑張ってくださいます。また、教員を目指す学生が多く、切磋琢磨できる環境が整っています。学生同士の仲が良いので、アドバイスしあったり、励まし合ったりしながら学生生活を過ごすことができました。
ぜひ、金沢学院大学の教育学部へ!