就職・キャリア支援 SUPPORT
富山県教育委員会(小学校教諭)
吉田虎之助さん
内定先 富山県教育委員会(小学校教諭)
学部・学科 教育学科 小学校・中学校教諭専攻 4年(奥泉敦司ゼミ)
出身高校 石川県立大聖寺高校
EPISODE1
中学の時の英語の先生に憧れて
私が教員を目指した理由は、中学校の英語の先生に憧れたからです。大変気さくな先生で、とても楽しく学べる授業をなさっていました。そのおかげで、私は英語に対して持っていた苦手意識を払拭し、勉強に励むことができました。
この経験から、恩師のような授業を英語だけではなくほかの教科でも指導したいと思い教師を志望しました。
教員免許を取得できる大学はもう一つ受けていたのですが、残念ながら補欠合格となってしまい、高校の時の担任の先生に金沢学院大学を勧めてもらって金沢学院大学を受験することにしました。大学では教員を目指す勉強だけでなく、バスケットボールサークルに所属して、いろいろな人と関わって交流関係をきずいてこれたことが自分の糧になっています。
EPISODE2
勉強は継続が大変
教員採用試験に向けた対策で最も苦労したことは、継続的に勉強をすることです。これは、完璧に乗り越えたとは言えませんが、「勉強できない」と思ったら環境を変えたり、勉強している友達と一緒に勉強したりして、モチベーションを維持することでやり遂げました。また、教職センターの教員採用試験対策講座も受け、分からない問題などがあれば教えてもらうなどして、そのまま放置しないようにしていました。
これから採用試験を受ける教員志望の方は、計画的勉強をすることと、面接や模擬授業対策をしっかりすることを意識しておくといいと思います。
EPISODE3
富山県の教師像に共感
私は石川県の出身ですが、教員採用試験では地元ではなく富山県を受けました。教師になるといっても求める教師像や教育方針は地域によって違いがあります。富山県が求めている教員の中で「子どもに共感し、寄り添うことができる人」というものがあり、これにひかれて富山県で教員になりたいと考えました。
内定を頂けたポイントとしては、どの自治体でも勉強ができるだけでなく、人間性を重視していると考えたため、ゼミの先生や教育学科の先生と面接の練習を積極的に行い、人と話す時の態度や笑顔などの愛嬌も意識するようにしました。
EPISODE4
まずは1年、その積み重ね
先輩方の話を聞いていても、1年目がものすごく大変だと聞くので、まずは何とか1年を頑張って乗り越えたいです。そして、「子どもに共感し、寄り添うことができる人」に近づき、恩師のような教師になっていきたいと考えています。
- 高校生・受験生の皆さんへ
いろいろな学部がある大学です 金沢学院大学には、理系文系合わせて7学部8学科が存在しており、短大も併設されています。そのおかげでジャンルもさまざまな就職先に進んだ卒業生もいますし、公務員になった卒業生もいます。いろいろな可能性があるので、まずは勉強を頑張ってください。