EPISODE1
6年生のときの担任教諭に憧れて

　小学校6年生のときの担任の先生は私が友人関係で悩んでいるとき、心の支えになってくれました。それから学校へ行くのが楽しみになり、こんな先生になりたいと思ったのが教員を目指したきっかけです。そこから夢に向かって金沢学院高校へ進み、金沢学院大学へ進学しました。

EPISODE2
対策講座で自治体の出題傾向を分析

　私の最重要事項は教員採用試験に向けた勉強でした。勉強を進めていく中で、悔しくて泣いてしまうときもありましたが、諦めずに努力し続けたことが自分の力になりました。
　中でも大学の教員採用試験対策講座を受講したことは大きな助けになりました。自治体の出題傾向を分析し、重点的に勉強するポイントを決め、苦手分野を一つずつ克服することができました。１、２年生は、大学生活を楽しむことが大事。でも、３年生からは試験モードに切り替え、少しずつ勉強を進めていってください。
　教員採用試験が終わった日、新潟県長岡市の母の実家へ行き、長岡の大花火を見ました。開放感と充実感を味わいながら見た花火の美しさは一生忘れられない思い出になると思います。

EPISODE3
親と地元に教員として恩返ししたい

　地元の石川県で教員をしたいと思ったのは親孝行がしたかったから。そして、地元の方々からいただいた恩を教員という立場でお返ししたいと考えたからです。
　私は未熟で、わからないことだらけですが、同僚や先輩に相談しつつ、子どもたちに愛される教員になりたいです。現場でたくさんの子どもたちに会えることが今から楽しみです。

EPISODE4
諦めず継続したことが自分の糧に

　教員採用試験の筆記対策は覚えることが多く、苦労しました。でも、私のために友だちや先生方が丁寧に教えてくれ、わからなかった問題も少しずつできるようになりました。
　教員だけでなく、どんな職業でも勉強が苦手で諦めてしまう人がいるかもしれません。私も悔しくて諦めたり、放り出してしまいそうになることが何度もありました。それでも継続できたことが今、自分の糧になってます。不安なことがあったら適度に息抜きをしながら取り組んでみてください。私は友だちとの昼休みの時間が楽しくて、良い気分転換になりました。

高校生･受験生の皆さんへ
夢を持ち続けて実現してほしい

　私は大学入学前、教員になるという夢を叶えられるか不安でした。でも金沢学院大学で勉強し、あきらめずに夢を持ち続けたことで周囲の人に助けられ、無事に叶えることができました。自分の夢の実現のために、ぜひ金沢学院大学に来てください。