就職・キャリア支援 SUPPORT
新潟市教育委員会(中学・高校国語教諭)
久住瑠菜さん
内定先 新潟市教育委員会(中学・高校国語教諭)
学部・学科 文学部 文学科 日本文学専攻 4年(菊池英慈ゼミ)
出身高校 新潟県立新潟江南高校
EPISODE1
教員免許取得を目標に大学選び
国語の教員免許を取得するために金沢学院大学に来ました。「教員になる」という目標があったことで、「時間を無駄にした」という感覚はこの4年間、全くありません。先輩、後輩、友だち、先生方との素晴らしい出会いにも恵まれ、感謝しています。金沢学院大学は先生方や教職センターからのサポートが手厚く、国語の知識を深められたことはもちろん、面接指導など実地で役立つサポートをしていただき、本当に助かりました。
EPISODE2
生徒との関わりを大事にできる教員に
中学の部活の顧問の先生に、教員に向いていると言われたときから、教員を意識し始めました。高校時代も、悩んでいたときに部活の顧問の先生に支えられ、「私もこんな教員になりたい」と思ったことも志望した理由の一つです。また、高校受験の際、友だちと一緒に勉強をすることが多く、友だちに教えることに達成感やうれしさを感じていました。
地元の新潟市のほかにも採用の内定をいただきましたが、地元で恩返しをしたいという思いが強かったので、就職は新潟市を選びました。生徒の成長を間近で見ながら、自分自身も一緒に成長していけることが楽しみだし、私が出会った尊敬できる先生方のように、生徒との関わりを大切にできる教員になりたいと思っています。
EPISODE3
初心を忘れず、頑張り続け
採用試験の勉強や面接対策はたいへんでしたし、自分自身が「本当に教員になりたいのか、教員に向いているのか」と自問自答し、悩むこともありました。けれども、最後まで頑張り続けることができたのは「教員になりたい」という初心を忘れなかったからだと思います。
私は教育実習を行うのが遅かったため、採用試験の前に現場を体験する機会が無く、生徒への関わり方や対応、授業の雰囲気などを想像するしかありました。そのため、実習を行った友だちに聞いたり、先生にゼミ生の研究授業に連れて行ってもらったりしながら現場を知るように心がけ、面接に生かしました。また、何度も教職センターの先生や友だちと面接練習を重ね、質疑応答に慣れるようにしました。本番の面接では「生徒が第一である」という思いを落ち着いて伝えられたと思います。
EPISODE4
子どもの成長の瞬間に立ち会える
学生生活で一番力を入れていたのは、ボランティア活動です。泊まりで自然体験を行う小学校4~6年生のサポートをする活動で、大学2年の時から参加しました。子どもと関わることができ、職員さんが現役の小学校の先生であったりするので、教員としての意識を高めることができました。
ボランティア3年目となる今年、感動する瞬間がありました。一昨年、初めて会った小学4年生の子がその時はまだ幼さなかったのに、今年は6年生になり、たくましく成長していて驚くと同時に、感動を覚えました。子どもの「その時その一瞬」はかけがえのないものだと改めて感じました。教員はそんな貴重な瞬間に立ち会える職業であり、やりがいのある仕事だということを学びました。
- 高校生・受験生の皆さんへ
「とりあえず、やってみるか」の精神で 勉強にしても、遊びにしても、友だちや仲間と過ごす日々を大切にしてください。つらかったことも楽しかったことも、「後になれば良い思い出だね」と話せる人がたくさんいると楽しいと思うので。
私は教員免許を取得するという目標を持って金沢学院大学に入りましたが、何をしたいのか分からないから大学へ行くという人も多いと思います。辞めることはすぐできるので、「とりあえずやってみるか」の気持ちでなんでもやってみるといいと思います。やってみて、目標を見出すことができれば、学生生活を充実したものにできるのではないでしょうか。せっかく大学生になるのなら、いろんなことに挑戦してみてください。