金沢学院大学

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【経済学部】東京訪問ツアーの実施

 8月13日(火)から15日(木)にかけて、豊田欣吾ゼミ3年生6名が、東京訪問ツアーに参加しました。ツアーでは、東京証券取引所、国会(参議院)、内閣府、国際協力機構(JICA)、日本銀行など日本の経済・社会における重要な枠組みやシステムを担っている組織を訪問しました。その中でも、東京証券取引所、内閣府、国際協力機構(JICA)については、これら組織に所属する方々との間で意見交換を行うという大変貴重な場を提供いただきました。

 まず、東京証券取引所では、株式の売買取引が全てコンピュータによって行われており、取引所といっても対面での取引が一切行われていないことにかなりのショックを覚えました。また、「ライフプランとお金の活用」といった講義を受講し、リスクを取りつつリターンを確保していく賢い運用に心がけることの重要性を学びました。
 内閣府では、経済財政運営担当の廣瀬審議官と田中参事官より、政府による政策の広報や経済財政諮問会議、骨太方針などについて解説をいただきました。ゼミ生はさまざまな角度から実に多くの質問を行い、それらの質問に対して、内閣府の方々より、逐一丁寧な回答があり、こうした意見交換を通じて、ゼミ生の経済政策に対する理解が著しく高まったように思います。
 国際協力機構(JICA)では、実際にバングラデシュに赴任した経験のある元海外協力隊員の方から経験談を聴取し、その中で、途上国で課題を抱えている人々に対して、日本が持つノウハウを提供するなどして手を差し伸べることの意義、異なる文化や価値観を持つ人々への接し方、などを聴取し、今後、より一層グローバル化が進んでいく社会において外国の人々とどのように接していけば良いか、非常に多くのヒントをいただいたように思います。

 参加したゼミ生は、今回の東京訪問により、実に多くの世界を肌で感じ取ることができたのではないかと思います。今回の東京訪問が、ゼミ生一人一人の視野を劇的に広げ、今後の生き方に大いにプラスになることを期待したいと思います。

東京証券取引所での講義風景
内閣府での意見交換
JICA地球ひろば前で