【栄養学科】１年生の授業風景

　４月２日の入学式からあっという間に２ヵ月が過ぎました。１年生は入学時に比べ、友達も増え、大学生活に慣れてきた様子です。管理栄養士の卵たちが将来の夢・目標に向かって一生懸命授業に取り組んでいる様子を紹介します。今回は１年生前期開講科目の「調理学実習Ⅰ」です。
　この科目では、調理を行う上での基礎的な調理技術や食材の取り扱い方等、管理栄養士に欠かせない知識・技術を習得します。
　今回は、野菜の変色や食塩による脱水など、調理過程で起こり得る変化について実験を行いました。野菜の変色では、ほうれん草、カリフラワー、ナスの皮の色素が酸性、アルカリ性でどう変化するのかを調べました。食塩による脱水では、キャベツときゅうりを食塩水に漬け、その後の脱水量を算出しました。このような実験を通して、調理を科学的にとらえる力を養っていきます。
　2、3年生では給食経営管理実習があり、献立と調理工程を学生たちが考え、100食以上の食事を作るのですが、その過程でも調理学実習で学んだ知識・技術が生かされます。