金沢学院大学

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【栄養学部】2年生調理学実習の授業風景

 後期の授業も残りわずかとなりました。今回は2年生の調理学実習の授業風景を紹介します。

 これまでの調理学実習では、基本的な包丁の扱い方や食材の切り方を学んできました。2年生にとって最後となる調理学実習では、今までに習得したことをもとに、各国の料理の特徴や日本・世界の食文化について理解を深める実習を行っています。

 今回は、石川県の郷土料理である「治部煮」と「いわしのつみれ入りすまし汁」を調理しました。本来、治部煮は鴨肉を使用しますが、今回は学生に馴染みのある鶏肉を使用して調理を行いました。いわしは、包丁を使わず手で魚を開く「手開き」という技術を用いて、下処理を行いました。教員が「手開き」を実演したものの、自分たちで実践してみると苦戦する学生が多くいました。しかし、教員に教えてもらいながら一生懸命に手開きをする姿が見受けられました。調理学実習で習得した知識・技術をさらに高め、地域の食文化を大切にしていってほしいと思います。

つみれの調理
つみれの調理
治部煮の盛り付け
治部煮の盛り付け
今回調理した献立
今回調理した献立