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【経済学科】金沢マラソン大学連携成果発表会
3月22日(土)、金沢学生のまち市民交流館において、金沢マラソンに関する大学連携成果発表会が開催されました。当日は組織委員会会長である村山卓金沢市長を前に、本学をはじめ金沢市内の5大学が発表しました。
このうち、本学は経済学科3年の岡部倫乃さん、小川凛子さん、清水音翠さん、庄田菜々子さん、吉田理子さんの5人が金沢マラソンの経済波及効果を分析し、発表では岡部さんと小川さんが、コンパクトかつ分かりやすくプレゼンテーションしました。
具体的に今回の分析により、
▶2024年の金沢マラソンの経済波及効果は約21.8億円であり、過去のピークである2019年大会とほぼ同程度の効果が生み出されたこと
▶効果を高めていくための方策として①消費単価の高い遠隔県ランナーの参加を促していくこと、②同行者比率や消費単価の高い海外ランナーの参加を促していくこと、③地元住民や近隣県民の主体的な参加意識を醸成していくこと
などを指摘しました。
金沢マラソンは、地元の一大イベントであり、その経済波及効果を分析することは地域の活性化を検討する上でも極めて重要な意味を持ちます。それだけにプロジェクトに加わった学生にとって、一連の作業を通じて得たものは非常に大きかったのではないでしょうか。本学ではこうした分析を学生が担う機会を今後ともつくっていきたいと考えています。

