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【経済学部】日銀金沢支店長による特別講義開催
11月28日(木)に日銀金沢支店の大川真一郎支店長による特別講義「日本銀行の業務と金融政策」が開催され、経済学部と経済情報学部の2年生が聴講しました。
日銀の仕事は物価の安定、金融秩序の維持、紙幣の発行、効率的で安全な決済システムの提供です。今回は、物価の安定と金融秩序の維持を中心に説明してくださいました。特に、今話題になっている日銀の金融政策では、インフレ、デフレと日銀のオペレーションとの関係について、大変具体的にわかりやすく説明してくださいました。その上で、学生の皆さんに、「皆さんが政策を決定する立場だったら、現在の日本経済の状況を踏まえ、どのような政策を決定しましたか」という熱い質問が投げかけられました。聴講者は2年生ですので、マクロ経済学を学んでいますが、自分ならどうするか、という視点で考えることは新鮮に感じたのではないでしょうか。
大川支店長の話を伺うことで、聴講した学生も、改めて今回日銀がとった「少しだけ金利を引き上げた」政策及びその背景を深く理解することができました。
また、これら以外にも、能登半島地震時における対応やお札の偽造防止のための取り組みなど、普段は余り聞くことのできない日銀の仕事についても丁寧に説明していただきました。
質疑応答では、学生からの「若者を北陸につなぎとめるにはどうしたらよいか」という質問に対して、私見として大変興味深いご回答をいただきました。
※経済情報学部は2024年度入学者より経済学科経済情報学専攻に改組