【経済学部】株式会社ホクタテの講師による講義開催

　10月31日(木)の2時間目、キャリアデザインⅢの講義で、株式会社ホクタテの社長室管理部人事グループ長川幸枝氏、リモート参加のビルメン事業本部PPP部公共営業グループ寺井夕美子氏のお二人による講義が開催されました。株式会社ホクタテは、富山県の総合ビルメンテナンス業を柱とした会社です。

　まず長川氏より、企業の事業内容などをご紹介いただきました。株式会社ホクタテは、学生もよく知っている富山県内のランドマーク的な建物などの管理や運営も請負っていますが、総合ビルメンテナンス業からより総合的に事業を行うファシリティマネジメントへの移行を進めているところなのだそうです。

　そして、さまざまな職種の紹介や一日のスケジュールなどについて紹介があった後、入社5年目の寺井氏にバトンタッチし、就職活動から入社後現在に至るまでのキャリアについてお話がありました。ご自身が企画に携わったコワーキングスペース、ワークブースSakuraの紹介もありました。ワークブースSakuraは2021年にできたばかりの新しいビル内にある快適なスペースで、会社員だけでなく、学生も利用しているそうです。また、現在は、ホクタテの魅力を伝えるために、デジタルマーケティングやブランド戦略のスキルUPを行い、SNSやさまざまなメディアを活用して積極的に広報活動をおこなっているとのお話もありました。

　さらに寺井氏からは「自分のやりたいことがわからない、と不安に思っている学生さんもいるかもしれませんが、そのような状態だからこそ、いろいろな人の話を聞くことで思いもよらなかった機会に巡り合うかもしれません。自分の『ここがいいな』という直感を大事にしてもらいたい」とのアドバイスがありました。

　最後に、長川氏より、少し変わった福利厚生などについてもご紹介いただきました。例えば、会社内に保育所があったり、街なかのオフィスで富山駅からは傘が無くても雨にぬれずに通勤できたりと、仕事の内容以外の魅力も伝えていただきました。

　質疑応答では、学生からのいろいろな角度からの質問に対して、お二人が丁寧にお答えくださいました。富山県では若い女性の流出が大きな問題となっていますが、女性が活躍できる魅力的な企業が富山県にあることがわかり、学生の皆さんも大変参考になったことと思います。