金沢学院大学

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輪島市立図書館でボランティア活動
文学部司書課程の学生、卒業生、教員ら26人

仮設図書館の開館に向けて
 金沢学院大学文学部司書課程の学生が11月23、24、30日と12月1日、輪島市立図書館でボランティア活動を行い、仮設図書館の開館準備作業に取り組みました。
 輪島市立図書館の司書で、卒業生の堂ケ口真奈さんから依頼があり、学生19人と卒業生4人、教員3人の計26人が参加しました。
 学生らは資料が入った段ボールを所定の書架まで運んで整理する作業のほか、県内図書館関係者と一緒に段ボールから資料を配架する作業などを行いました。学生らは軍手を付け、動きやすい服装で作業にあたり、多くの図書を慎重に書架に並べながら、普段は携われない図書館開設の準備に学びを深めました。作業に参加した珠洲市出身の瀬戸彩紀子さん(2年)は「重い本もあったが、自分ができることで図書館の力になれて良かった」と話しています。
 仮設図書館は輪島市宅田町の商業施設「パワーシティ輪島ワイプラザ」に12月21日にオープンする予定です。輪島市立図書館は1月1日の能登半島地震の影響で休館後、5月から隣接する道の駅で規模を縮小して本の貸し出しを行っていました。

図書を書架に並べる学生
先輩の堂ケ口さんから説明を受ける学生
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