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【文学部】2023年度心理学専攻卒業研究発表会を開催
2月14日(水)に、文学部文学科心理学専攻の2023年度卒業研究発表会を開催しました。代表者として選ばれた4年生4名による発表が行われ、心理学専攻の学生など約60名が聴講しました。発表では、自身の興味や疑問に基づき取り組んだ研究についてスライドを用いて紹介し、主査と副査の教員から研究への取り組みや研究の優れている点についてのコメントもあり、内容のみならず研究の進め方についての学びも多い発表となりました。
発表後には今年度9月から着任した須崎暁世講師を含む専攻教員5名それぞれからの講評もありました。専攻主任の前川浩子教授からは、自分の調べたいことや得られた結果、そしてその考察について、先行研究をもとに論を組み立て、情報を「まとめる」ことの重要性についてのお話がありました。また、中﨑教授からは今回の発表者の研究が持つ社会的な意義に触れ、「自分が関心を持って取り組んだテーマをどのように社会に還元するか」というコメントがあり、これから卒業研究に取り組む学生にとっても自身の研究やその意味について考える良い機会にもなりました。
- 【研究タイトルと発表者】
- 『音と色の関連性について』(秋友 風香)
- 『大学生の自己複雑性がアイデンティティ、レジリエンスを介して抑うつに及ぼす影響』(島 紀果)
- 『関係性に影響されずにアサーティブな表現ができる人の特徴―アサーションと親和動機、モデリングの関連―』(濵田 麻衣)
- 『思いやりと自閉スペクトラム症者との関わり方の関連について―特性開示の影響についての検討―』(松村 知幸)