金沢学院大学

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フィリピン教育省能力向上研修の開講式が本学で行われました

 本学は2018年に独立行政法人国際協力機構北陸センター(JICA北陸)と連携の覚書を締結し、毎年授業内でJICA海外協力隊経験者の体験談を聞いたり、海外からの研修員を受け入れ研修を実施したりしています。
 今年も、フィリピン教育省能力向上研修が9月2日から13日までの期間に実施され、フィリピンから教育行政官や小中学校の校長・教員ら10名の研修生が訪れています。2日(火)、3日(水)は文部科学省などを訪問し、その後、本学を含む石川県内の教育機関にて研修を行っています。
 石川県初日となる9月4日(木)には、金沢学院大学にて開講式が行われました。
 JICA北陸の富田洋行所長、秋山稔学長、大学国際交流センター長の多田孝志教育学部長らが参加し、秋山学長からは全国でも有数の教育県であることが語られ、「一人一人が充実した学びと成果を上げられるように祈っています」と激励の言葉が送られました。
 フィリピンの研修生の皆さんを代表し、ロペス・ジェニファーさんが「歴史・文化・知恵に恵まれた日本で、次世代の心を育てるという目的を共有し、共に両国の明るい未来に貢献したい」と抱負を語ってくださいました。
 研修では金沢学院大学教育学部の教授らによる講義などのほか、休日には学生がサポーターとして同行して日本文化を体験するなど、さまざまな企画が予定されています。
 同研修は新型コロナウイルスの影響で2022年度までオンラインで実施されていましたが、23年度に続いて来日での研修となりました。

研修生の皆様、JICA北陸・富田所長(前列右)、秋山学長(前列左から2人目)
自己紹介の様子
JICA北陸・富田所長からの挨拶