EPISODE1
「国語」教科に魅力を感じて

　私は中学時代につらい経験をしたことがあり、そのときに先生が親身に相談にのってくださったのをきっかけに、教員という職業に憧れを持ち始めました。さらに、高校に進学してから「国語」教科に魅力を感じ、国語の先生になりたいという気持ちが強くなりました。
　金沢学院大学は、石川県内の私立大学では唯一、国語の教員免許を取得できます。自宅から大学まで距離があり、通学面では苦労しましたが、大学では多くのことを学びました。また、県外の友人も多くでき、交流を通じて自身の視野や考えが広がったように感じます。自分と共通の趣味を持つ友人との話はもちろん、自分の知らなかったことを多く知ることができ、楽しい思い出がたくさんできました。

EPISODE2
教員を目指し、単位取得を最優先

　目標がはっきりしていたので、入学当初から単位を取ることを最優先にして学生時代を過ごしました。教師になるためには、卒業に必要な学科の単位に加え、教員免許を取得するのに必要な単位を取らねばならず、大変です。3年生以降は卒論や実習などが増えるので、1、2年生の頃から取れる単位は必死に取りました。講義が多く大変ではありましたが、高校では学べない専門的な知識を得られ、教員に対しての理解を深めることができました。

EPISODE3
懸命に努力する姿勢が大切

　3年になってからは、対策講座を本格的に受講するなど、教員採用試験に向けて落ち着いて勉強を進めることができました。一方、面接練習では最初、思うように受け答えができず、本当に苦労しましたが、教職センターの先生方や、国語科教育の菊池英慈先生、何より一緒に練習している友人に助けられ、最後まで自分自身と向き合うことができました。本番の面接でも「教員になりたい」という自分の素直な気持ちを言葉にすることができたと思います。
　教員採用試験と対策を通じて、一つのことに懸命に努力する姿勢が大切だと学びました。

EPISODE4
地元の子どもたちの成長を支えたい

　教育実習で生徒たちと直接関わったことで、入学当初より今の方が教員として働けることが楽しみになりました。仕事に責任を持ち、生徒一人一人に寄り添える教員になりたいと思います。また、自分のふるさとである石川県の子どもたちの成長に貢献したいと強く願っています。