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【栄養学科】2月9日「輪島ふぐの日」(地域連携事業)
輪島市と金沢学院大学は包括連携協定を結んでいます。輪島市は日本で有数のふぐ漁獲量を誇ります。輪島市で水揚げされる天然ふぐ「輪島ふぐ」の消費量拡大を図るため、健康栄養学科 飯田範子教授を中心に輪島ふぐを使用した新メニュー開発を行いました。
ふぐは高たんぱく・低カロリーな食材であり、他にもたくさんの栄養素を含んでいますが、身が硬くなりやすく、独特の臭みがあると言われています。子供からお年寄りまで誰もがおいしく食べられるように身をやわらかくし、独特の臭みを消すことが課題でした。試行錯誤を重ねる中で、塩麹に漬け込むことで、麹菌の作用により身をやわらかくし、独特の臭みを消すことができると立証できました。
2月9日が「輪島ふぐの日」に制定され、同日に輪島市ふれあい健康センターで開かれたメニュー報告会では、飯田教授とその研究室生の3年生が新メニューの報告を行いました。考案されたメニューは20品以上あり、その中からいくつかを実際に調理し、試食が行われました。
今回の事業を通し、地域の食材を知るきっかけにもなり、学生にとっても良い経験となりました。このような機会を設けて下さった輪島市の方々に感謝いたします。