金沢学院大学

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【文学部】心理学専攻科目「心理実習」の報告会を開催

 2月10日(金)に、文学部文学科心理学専攻の実習科目「心理実習」の報告会を開催しました。実習を履修した心理学専攻の4名の学生がプレゼンテーションを行い、実習や資格科目に興味を持つ心理学専攻の学生や教員が聴講しました。

 「心理実習」は、大学で学ぶ公認心理師(心理学の国家資格)をめざすための学びの集大成となる科目です。学内での指導および学外施設の見学を終えた実習生たちは、心理師・心理スタッフが働く保健医療・福祉・教育・司法犯罪・産業労働の5分野での支援の概要や施設、サービスの概要と共に、学びの成果や考察を発表しました。各実習生は自分たちが決めた目的や課題の達成度を確認したうえで、心理支援職としてのスタートラインに立ったことを実感し、充実した表情を見せていました。

 プレゼンテーションの後は参加学生が感想を述べ、今後さらに学びを積み重ねる必要性や、心理学を生かした進路の幅広さへの理解を深めていました。最後に、実習を担当した教員一同からコメントがありました。実習生たちへの労いの言葉に加えて「専門職としてキャリアを積み重ねる上で、基礎的な知識を備えていることが肝要」、「実践者としての技能に加え、科学的・論理的に考える力が大切」というメッセージが述べられ、報告会が終了しました。

 実習をお受け入れくださり、ご指導くださいました施設の皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

実習報告会
教員による科目の説明
実習生のプレゼンの様子