金沢学院大学について ABOUT US
教員紹介
准教授
文学部 文学科 英米文学専攻
松村 祐香里
YUKARI MATSUMURA
専門分野:
私が今、考えること
「神」。ここ数年で若者が日常的に使う言葉になりましたが、信仰の対象である神について考えたことのある人は少ないのではないでしょうか。しかしまだ宗教が生活の根幹をなしていた時代においては、神は文学の重要なテーマだったのです。そうした時代の一つである初期近代のイギリスの作家たちは、どのように神や人間、悪魔を作品に描いてきたのかということに興味を持って研究しています。
MESSAGE
受験生・学生へ一言
誰にとっても簡単・便利であることが歓迎される現代の風潮において、よく考えなければ理解できない文学は敬遠されがちです。それをあえて専攻しようとしている皆さんは、しっかりと自立した精神の持ち主だと言えます。皆さんには、多くの人が当然だとみなしていることにも疑問を持ち、自分の頭で考える姿勢を持ちつづけてほしいと考えています。そして大学での学びを通して、その姿勢を一層説得力のあるものにする知的な基礎を築いて下さい。それは何が本当に「面白い」のか見極める目を養い、一生の楽しみとなるものと出会うことにもつながってゆくはずです。
学歴 |
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学位 | 修士(文学) |
専門分野 | 初期近代イギリス文学 |
担当科目 | 英米文学概論I、英米文学講読I, II、英米文学演習I、他 |
所属学会 |
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私のおすすめの本 |
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主な研究業績・ 作品等 |
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現在の主な研究・ 制作テーマ等 |
ジョン・ミルトンの『失楽園』を中心に、17世紀イギリスの文学を研究しています。楽園の表象や無常観を読み解くことで、宗教的にも政治的にも大きく変動した17世紀のイギリスを生きた人々のメンタリティーを明らかにしたいと考えています。 |