金沢学院大学

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教員紹介

助教
教育学部 教育学科

紺谷 遼太郎

RYOTARO KONYA
専門分野:
保育学 幼児教育学 教育工学 体育社会学
私が今、考えること

 現代ゲームスタディーズの研究者ミゲル・シカールは、遊びを「世界のうちに存在するモードの一種である」と説明しています。遊びとは、世界と面白く向き合う態度であり、私たちの実存そのものなのです。教育・保育やスポーツを「遊びのモード」から捉え直し、子どもたちのウェルビーイングな人生について考えていきたいと思っています。

MESSAGE
受験生・学生へ一言

 中島敦の『山月記』に「人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが何事かをなすにはあまりに短い」という一節が出てきます。大学生活も、まさにそのようなものです。ただ何となく過ごすには長すぎますが、自分を磨き、夢を追い、何かを成し遂げようと思えば一瞬のように過ぎ去ります。だからこそ、好奇心のアンテナを高く張り、色々なことに積極的に挑戦してほしいと思います。自分の可能性を試し、経験を重ねる中で、本当に大切なものが見えてくるはずです。

学歴
  • 岡山大学 教育学部
  • 岡山大学大学院 教育学研究科
学位 修士(教育学)
職歴
  • 京都市私立認定こども園 保育教諭
  • 長崎短期大学 保育学科 助教
  • くらしき作陽大学 子ども教育学部子ども教育学科 助教
  • 作陽短期大学 音楽学科幼児教育専攻 助教
  • 金沢学院大学 教育学部教育学科 助教(現在)
専門分野
  • 保育学
  • 幼児教育学
  • 教育工学
  • 体育社会学
担当科目 保育課程論、幼児と言葉、保育内容指導法(言葉) 他
所属学会
  • 日本保育学会
  • 日本乳幼児教育学会
  • 日本保育者養成教育学会
  • 日本教育工学会
  • 日本教育メディア学会
  • 日本体育・スポーツ・健康学会
  • 日本体育社会学会
  • 日本スポーツ社会学会  他
私のおすすめの本
  • 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(上・下)R. P. ファインマン(大貫昌子訳)、岩波書店
  • 『意味が躍動する生とは何か:遊ぶ子どもの人間学』矢野智司、世織書房
  • 『プレイ・マターズ:遊び心の哲学』ミゲル・シカール(松永伸司訳)、フィルムアート社
主な研究業績
  • 「カリキュラム・マネジメントを実現するための教育及び保育活動の全体的な計画及び年間指導計画の作成手順の検討─私立幼保連携型認定こども園でのアクション・リサーチ─」『岡山大学教師教育開発センター紀要』13、pp.53-67、2023
  • 「主観視点カメラを活用した模擬保育のリフレクション分析」『保育者養成教育研究』(7)、pp.49-59、2023
  • 「幼児教育における「遊び」の位置付けの変遷と今後の研究課題─幼稚園教育要領とその解説書の計量的分析から─」『くらしき作陽大学・作陽短期大学研究紀要』56(2)、pp.13-20、2024
  • 「低学年児童が遊び方を工夫する契機─小学校2年生におけるマットを使った運動遊びの実践から─」『日本教科教育学会誌』47(1)、pp.43-55、2024
  • 「模擬保育における保育者視点映像利用の検討─保育者視点及び俯瞰視点の映像視聴によるリフレクション内容の比較分析から─」『教育メディア研究』31(1)、pp.17-28、2024
  • 「大学生のスマートフォン利用と学習方略の関連─保育者志望学生を事例として─」『日本教育工学会論文誌』48(Suppl.)、pp.9-12、2024
  • 「児童が楽しみ方を工夫する体育授業の指導方略─ゲーム論にもとづく「幅跳び」の実践を通して─」『岡山体育学研究』32、pp.1-11、2025
現在の主な研究テーマ
  • デジタルメディア時代の保育者・教員養成・教師教育
  • プレイ・ゲーム論を視点とした体育科教育の学習指導論
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