金沢学院大学

第3回入学前セミナーを開催!

 

「金沢学院大学の学びを知る2―地域がキャンパス―」

前回(第2回セミナー)の「金沢学院大学の学びを知る1」では、4つの学部を持つ本学の専門の学びをグループで受けてもらうというプログラムを通して、「多様で幅広く、深い学びが本学にはあるということ」、そして、講義を聴くだけでなく、自分の意見をまとめたり、人に伝えたり、グループで考えたりするという「学びの方法が高校までとは違うこと」を知ってもらいました。
第3回セミナーでは引き続き、本学の学びの特徴について知ってもらうために「地域」をテーマに、グループで「課題を解決する」というプログラムを体験してもらいました。
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キャンパスの外にも学びがある

大学での学びは教室の中だけにとどまりません。時にはキャンパスを飛び出して、「地域」に足を運び、地域のみなさんが困っている問題について一緒に考え、解決策を提案したり、新しい商品を開発したりするという体験の中にも多くの学びがあります。本学でも地域と連携した事業がすべての学部で数多く行われています。
まず、今回のセミナーでは、石川県内でフリーペーパーやパンフレットの編集・デザイン、キャラクターや文房具などの開発に携わった美術文化学部3年(4月より芸術学部)の村井優衣さんと新津梓さんがプレゼンターとして活動を紹介してくれました。
また、経営情報学部4年の塚本泰雅君は、ゼミの活動で取り組んだ尾張町商店街の活性化に関する研究を紹介してくれ、先輩たちが実際に「地域」に足を踏み入れて、キャンパスの外で学びを広げている様子について知ってもらう時間になったのではないかと思います。

 

課題を解決する!?

tsukamoto そして、プレゼンターを務めた塚本君から参加者のみなさんに「課題」を出してもらいました。その課題とは…

「日本の農業を元気にするには?」

塚本君はJAに就職が決まっています。彼が今抱えている悩み。それは「日本の農業に元気がない」ということです。その悩みを参加者のみなさんにグループで解決して欲しい。それが、塚本君からのミッションでした。

 

考える、話し合う、発表する

参加者のみなさんにはグループになってもらい、解決策について考えてもらいました。グループにはファシリテーターの先輩学生についてもらい、みなさんのディスカッションや発表をサポートする役をお願いしました。初対面の人同士でディスカッションをし、解決策を考えるということをこれまで経験したことのある人は少ないと思います。先輩学生でも難しいことです。このようなプログラムに挑戦してもらうことで、大学での学びのイメージを作ってもらうことが今回のセミナーのねらいでもありました。
みなさんには「日本の農業を元気にするには?」というミッションについて、次の手順で

  1. 何が問題となっているのか?(問題を定義する)
  2. なぜその問題が起こっているのか?(問題の原因を考える)
  3. 問題を解決するにはどうしたらよいか?(解決策を考える)
  4. 問題が解決するとどうなるか?(解決策を実施したときの結果を予想する)
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さて、みなさんから提案された解決策はどのようなものだったのでしょうか?
すべてのグループの成果は講義室別でご覧いただけます。
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―大学で学ぶとは?

第3回のセミナーで参加者のみなさんに知ってもらいたかったことは、「地域の課題を解決すること」も大学生として求められているということでした。そして同時に、課題解決にあたってはひとりで取り組むよりも、グループやチームで解決することを求められる場合が多いということです。どうでしょう?高校までの学びと大学の学びの違いについて、少しずつ見えてきたでしょうか。
第4回セミナーでは、これまでのセミナーでの学びをまとめていきます。そして、みなさんが新しい自分を作り、その第一歩を踏み出すための、最後の準備をしたいと思います。みなさんの参加をお待ちしています。