金沢学院大学

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本学女子駅伝チームが誕生
県選手権で好記録、来年の飛躍へ布石

 第35回石川県女子駅伝競走選手権大会は11月7日(日)、小松市のこまつドームマラソンコースで開催され、本学陸上競技部が初めて出場しました。教職員と学生との合同チームとして参戦したため順位の付かないオープン参加となりましたが、5区間21.0975㌔で一般の部の優勝記録よりも1分48秒速い1時間20分45秒でゴールしました。
 選手は1区・日影柚月(スポーツ科学科・1年・富山県立富山商業高校出身)、2区・岩波知佳(スポーツ科学科・1年・石川県立輪島高校出身)、3区・滝口ひまわり(栄養学科・1年・小松大谷高校出身)、4区・大久保真衣(食物栄養学科・1年・福井県立三国高校出身)、5区・枝元香菜子(教育学科・助教)です。

 この5名がエンジ色のタスキをつなぎ、力走しました。記録は一緒に走った高校女子の部と比べ、優勝の遊学館高校に6分43秒、鵬学園高校に5分1秒、それぞれ及ばなかったものの、3位の星稜高校には9秒差に迫り、4位の小松商業高校に対しては4分40秒、引き離しました。

 本学陸上競技部には今年度、長距離を走れる女子部員が一挙に4人、入部し、金沢学院グリーンフィールドや金沢市営陸上競技場、本学周辺の道路などで練習を重ねています。

 女子長距離界で大学生選手の目標大会の一つは、毎年10月、宮城県仙台市で行われている全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)です。その北信越地区代表校選考会は7月に行われ、各大学6〜8名の選手が5000mのトラックレースに臨み、各校上位6名の合計タイムの上位1校が北信越地区代表校に選ばれます。同地区代表校には新潟医療福祉大学が今年まで10年連続で計10回輝いています。

 本学陸上競技部の野寺巧寛コーチ(スポーツ科学科助教)は「今年は本学にとって女子駅伝チームが産声を上げた年と言えます。来年は是非、新たに2名以上の選手を迎え、北信越地区代表校選考会に初参戦し、必ずや近い将来、地区代表校の座を勝ち取りたい」と意欲をのぞかせています。


石川県女子駅伝競走選手権大会に初出場した本学チーム(左から、日影、岩波、滝口、大久保、枝元の各選手)=こまつドーム