金沢学院大学

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【文学部】英語プレゼンテーション大会を開催

 2月10日(木)、文学科の共通科目である「英語プレゼンテーション初級」の成果として、英語プレゼンテーション大会がGoogle Meetにてオンライン開催され、4名の学生が発表しました。
 今回の発表テーマはExpress your opinion about a political topic or a recent newsでした。石原梢さん(歴史学専攻2年)はNobel Prize and Climate Change、井元拓哉さんはAbout Relocation of the Capital City(同)、柳川優さん(同)はMercy Killing to Help Patients from Suffering、山東遼菜さん(日本文学専攻2年)はHappy Episode of Tokyo Olympicsというタイトルでそれぞれ発表しました。
 石原さんは、二酸化炭素濃度の上昇と地球温暖化の関係を説いた真鍋淑郎さんが、昨年ノーベル物理学賞を受賞したことを取り上げ、これを機に気候変動について関心を払うことの重要性を述べました。
 井元さんは、ジャカルタの首都移転の話題を皮切りに、日本でも大地震や火山噴火の影響を避けるために、首都の政治的機能と経済的機能を分けるべきだと分かりやすく説明しました。
 柳川さんは、多くの人が自宅で死を迎えたいと望む一方で、大多数の人が病院で亡くなっているという調査結果をグラフを用いて明示し、人々が死ぬ場所を自分で選べる社会を作るべきだと主張しました。
 山東さんは、昨年開催された東京オリンピックで、会場を間違えたジャマイカ人選手にボランティアの女性がタクシー代を渡して無事競技に出場できたというニュースを紹介し、このような思いやりの心がオリンピックの精神の1つであると述べました。
 昨年に続き新型コロナウイルスの影響で、教員から直接指導を受けることが難しいなか、4名とも興味深いテーマを見つけ、素晴らしい発表をしてくれました。また、オンラインでの開催にも関わらず多くの学生に参加してもらい、盛況のうちに大会を終えることが出来ました。
 今後も、様々なものに興味・関心を持って学ぶとともに、そこで得た学びを「伝える」という姿勢を大事にしようという思いを新たにしました。