金沢学院大学

第2回入学前セミナーを開催!

2月13日(土)、第2回入学前セミナーを開催しました。この入学前セミナーは、入学までの時間を使い、大学での学びを知り、充実した大学生活を送るための目標を設定し、夢を叶えるためのヒントを見つける時間として、今年度よりスタートしているものです。
今回の第2回の入学前セミナーは講義体験で本学の学びの内容や学部の専門の特徴を知ってもらうと同時に、グループで活動をするという大学での学び方も体験してもらいました。
第3回入学前セミナーでも、多くの在学生がみなさんをサポートします。仲間とそして先輩とともに学ぶプログラムを体験してください。
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セミナーのプログラム

今回のセミナーでは文学部、経営情報学部、芸術学部、人間健康学部の4つの学部をもつ本学の学びの特徴を知ってもらうため、8人の先生による体験講義を実施しました。また、参加者のみなさんにはグループを組んでもらい、そのグループで受けたい講義を4つ選んでもらうというスタイルを取りました。20分の講義を聴き、その講義について印象に残ったことや面白かった点を、まずみなさんに書いてもらいます。そして次に、同じグループのメンバーがどのようなことを感じたかをみんなで共有し、グループで受けた講義の「キャッチフレーズ」を考えもらう、というグループワークを行いました。グループにはファシリテーターの先輩学生がつき、みなさんの体験をサポートしました。

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体験講義プログラム

  Aグループ Bグループ
1限目人間健康学部
スポーツ健康学科

丸山 章子 准教授

「マンダラートを使った目標設定」

みなさんは、どんな大学生活を送りたいでしょう?新たなスタートを楽しみにする気持ちと、うまくやっていけるか不安な気持ちがあるかと思います。より充実した大学生活をためには目標を設定することが有効です。マンダラートを使うとより具体的な目標設定をすることができるのです。

山脇 あゆみ 講師

「スポーツの歴史を紐解こう」

新聞やテレビ、ネットニュースでは必ずスポーツ情報欄がありますし、スポーツ観戦や、特定の競技で身体を動かすことが趣味という人も多くいます。では、今や 文化となっているスポーツはどうやって生まれたのでしょうか?オリンピックはどこでどうやって生まれたのかを見ていくことで、スポーツの始まりを紐解くことができるのです。

2限目文学部

中村 晋也 准教授

「「耳環」が語る古代の技術」

古墳から発掘された「耳環」(今でいうイヤリングやピアス)を一例として、その製作材料、製作技法など、“見た目”ではわからない古代人のモノづくりの技術を知る方法があるのです。歴史を研究するには、驚きかもしれませんが「科学的な手法」も使われているのです。

中崎 崇志 准教授

「見えているのに見えない?
―視覚と認知を知る―」

私たちには、目の前にあるものが、すべて見えているのでしょうか? 「見ている」と「見えている」は、本当に同じ心の働きでしょうか?「見ていた」はずなのに「見えていなかった」という不思議な現象を心理学の研究では明らかにしています。

昼食(学食体験)

3限目経営情報学部

深堀 遼太郎 講師

「ゲーム理論で読み解く!
ある恋愛模様(三角関係)の結末」

皆さん、経済学にどんなイメージをお持ちですか。「お金儲けのための学問」? いいえ、それは正しい理解ではありません。今回お話したのは「ゲーム理論」です。経済学を知っておけば、恋愛の戦略もうまく立てられる!?

福本 俊樹 講師

「経営学は、たぶんみなさんが思っているものとは少し違う学問です」

「経営学」は世の中の色んな会社について学ぶ学問?お金もうけの方法を学ぶ学問?経営者になるための学問?おそらくそんなイメージをお持ちでしょう。しかし、大学で学ぶ経営学は、ちょっと違います。経営学は、みなさんがイメージしているものよりももっと面白く、そして「実践的」な学問です。

4限目芸術学部

吉田 一誠 講師

「そうぞう!想像は創造できるか」

イラスト・マンガ・アニメ・映画を扱う業界では、様々なクリエイターたちが活躍しています。彼等、彼女等のソウゾウリョクによって生み出される世界観やキャラクターの中には、「どうやったらそんなことが思いつくのだろう?」と驚くようなものが沢山あります。そして、そこにはアイディアを形にするコツ、想像力を豊かにするコツがあるのです。

廣根 礼子 講師

「brandSTORY」

「ブランド」とは、いったいどういうものなのでしょうか?世の中に存在している会社名やお店の名前、商品名にはその短いネーミングの中に様々な想いが込められています。そのことを知ることは、大学でみなさんがどんな自分になりたいかを考えるきっかけにもなるはずです。

 


 

グループで作り上げたもの

参加者のみなさんが一日のプログラムを通して、仲間や先輩と協力して作り上げた「キャッチフレーズ集」はこちらからご覧になれます。41グループの力作です!
閲覧には、ユーザー名(共通ログインID)とパスワードが必要になります。

▼グループ別にワークシートをみる

文学科

1

2

3

4

5

6

7

8

9

経営情報学科

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

芸術学科

1

2

3

4

5

6

7

   
スポーツ健康学科

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

▼体験講義別にワークシートをみる

Aグループ

1限目

2限目

3限目

4限目

Bグループ

1限目

2限目

3限目

4限目

 


 

ナビゲーター学生からのメッセージ

今回も4年生がナビゲーターを務め、2つの教室での体験講義、グループワークの司会進行を行いました。ナビゲーター学生は教育実習の経験があり、このうち3名は4月から教員として教壇に立つことになっています。今回のセミナーでは講義の要点をまとめて参加者に伝えたり、グループからの発表をうながしたりするなど、参加者の先生役として全体を盛り上げてくれました。最後には講堂で参加者のみなさんに向けて、ナビゲーターから励ましのメッセージが送られました。

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田中 恵理子 さん
(文学部4年)
私は4月から教員になりますが、大学に入学したときには教員になろうとは思っていませんでした。図書館の司書になりたくてこの大学に入学したのです。でも、大学で子どもたちと関わるボランティアを経験するうちに、教員になろうかなと思いました。夢や目標はあったほうがいいけれど、でも、それは変わることもあるし、変わってもいいと思います。そして、夢や目標がなくても、それはいつか見つかります。それが大学という場所です。大学は自分の可能性を広げられる場所です。
sakaguchi
坂口 雅映 君
(文学部4年)
僕はこの大学で硬式野球部に4年間所属して、そして、教員になることも目指しました。小学1年生の時からずっと野球をしていましたが、大学に入ると野球だけの生活ではなくなりました。野球もして、授業も出席して、教職も目指す。しなければならないことがたくさんありすぎました。時間がありませんでした。だから僕は一生懸命やるしかありませんでした。でも、やっぱり一生懸命やることが大切なんです。一生懸命やっている人の周りには、一生懸命な人が集まってきます。そして、その仲間が自分を高めてくれるライバルであり、一生の友になります。僕はそういう友達をこの大学で見つけました。だからみなさんも、この大学で一生懸命頑張ってほしいです。そして、一生の友を見つけてください。
shimamoto
島本 将宏 君
(文学部4年)
みなさんこうして今日一日、とても一生懸命にセミナーに参加されていましたが、4年前の自分はこんなことできたのかなと思ってしまいます。「だるいなあ」と思いながら座っているような高校生だったんじゃないかなと思います。それくらい僕はまじめではありませんでした。でも、大学に入学して母親から「高校までたくさん遊んだんだからもういいでしょう。そろそろ勉強しなさい。」と言われました。僕は歴史を学ぶためにこの大学に来ましたが、遺跡から発掘される遺物を分析する保存科学という分野があることを知って、なんて面白いんだろうと思ったんです。ゼミの中村先生のおかげです。ゼミでの研究発表、ディスカッション、そして研究がまた進んでいく。大学生の醍醐味は研究できること。これまでの研究者がどんなことを明らかにしているのか。それをたくさん読みました。まじめに勉強した4年間でしたし、勉強って楽しいと思えた4年間でした。学ぶ楽しさがこの大学にはあります。だからみなさんも学ぶ楽しさを経験してください。
nakagawa
中川 周平 君
(文学部4年)
今日は先生方もいらしているので、こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、僕は大学で学んだことというのは、社会に出たときに直接役には立たないと思っています。僕は考古学を専門にしていました。遺跡に行き、遺跡を発掘する。遺物を分析する。僕は公務員になるのですが、考古学の知識は仕事には関係ありません。学んだ「内容」は仕事に直結しません。じゃあ、学んだことが無駄なのかというとそうではありません。学びの中には必ず「プロセス」があります。文献を読む、分析をする、レポートに書いてまとめる。先生からダメ出しをされて書き直す。そのプロセスで得た力は必ず社会に出たときに役に立つ力です。何を学んだかということだけでなく、「どんなことをしたか」「どんなふうに学んだか」。結果に行き着くプロセスがとても大事です。そういうプロセスを大事にして4年間を過ごしてください。

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第3回入学前セミナー

第2回入学前セミナーでは、4つの学部をもつ金沢学院大学らしい多彩な学びの分野を知ってもらうために、講義形式で体験してもらいました。しかし、大学の学びは教室で講義を受けるものだけではありません。実は、教室の外、つまりキャンパスの外にもたくさん学びがあるのです。
今回のセミナーでは、「地域」をキーワードにして、キャンパスの外で学ぶとはどういうことなのかを体験してもらいます。
セミナーでの体験を通して、「高校までの学びと大学での学びは何が違うのか?」ということもぜひ考えてみてください。

 


 

学生ナビゲーター/プレゼンテーター


今回のセミナーでは、僕からみなさんに“ミッション”を
プレゼント!?します。
僕の悩みを解決してください。期待しています!

 

塚本 泰雅 君 (経営情報学部4年)

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第3回セミナーのヒント

セミナーまでに、ぜひ、次の資料を読んできてください。当日、みなさんを助けてくれるヒントになるかもしれません。

「儲からない」農業企業が絶対気づかない視点

site
Yahoo! ニュース(東洋経済オンライン)

加賀野菜にヒーロー

site
金沢学院大学facebook内にある北國新聞記事

ミラノ博覧会で「日本館」が大人気

site
特定非営利法人 日本食レストラン海外普及推進機構

 


 

食堂メニュー案内

今回も午前中からのセミナーとなります。食堂も営業しますので、ぜひ学食を体験してください。

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(写真はイメージ)

セミナーの当日は3号館と5号館の食堂を営業しますが、座席数の関係上、利用する食堂は学科で指定となります。
(第2回セミナーと違う学食が体験できるよう、利用する食堂を入れ替えています)

【お願い】
昼食は有料となります。食券は各自、券売機で購入することになります。なるべく、おつりがないように昼食代をご準備ください。

3号館 5号館
からあげ定食 390円 からあげ定食 390円
ラーメン 300円 う ど ん 220円
坦 々 麺 390円 そ  ば 240円
カレーライス 290円 カレーライス 290円

※当日は土曜営業のため限定されたメニューとなります。また、KGショップ(売店)は営業していません。ご了承ください。

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第2回入学前セミナー

■多彩な学びを知る:講義体験

第2回セミナーでは4つの学部を持つ金沢学院大学らしい、多彩な学びを知ってもらうために、体験講義の時間を設けています。今回、8名の教員による体験講義のタイトルが決まりましたので、お知らせいたします!参加者のみなさんにはこのうち、4つの講義を選んで受講していただきます。
講義担当教員・タイトルは、下記「体験講義紹介」を参照してください。

■先輩と交流しよう:在学生がスタッフ

今回も先輩学生がナビゲーターを務めるほか、みなさんのセミナーをサポートする先輩が約100名参加します。先輩たちとたくさん交流してください。
ナビゲーターからのメッセージは、下記「学生ナビゲーター紹介」を参照してください。

■学食を体験しよう:

今回は午前中からのセミナーとなります。食堂も営業しますので、ぜひ学食体験をしてください。(有料となります。)
当日のメニューは、下記「食堂メニュー案内」を参照してください。

学生ナビゲーター紹介

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目標は変わってもいい。なくてもいつかは見つかる。それを見つけるのが大学。だから安心してください。

 

田中 恵梨子 さん
(文学部4年)

sakaguchi

自分の目標を、夢を、長く、強く持ち続けること。それが目標の達成に向かう自分を一歩前に進ませてくれます。

 

坂口 雅映 君
(文学部4年)

shimamoto

みなさんはこれから4年間、純粋に学びたいことを自ら選択し、自由に学ぶことが出来ます。その楽しさや面白さを、今回のセミナーを通して一足早く体験してください。

島本 将宏 君
(文学部4年)

nakagawa

先生が自分に与えてくれるのは“ヒント”だけ。そのあとは「自分で考える」。それが大学生です。

中川 周平 君
(文学部4年)

 


体験講義紹介

▼文学部

nakamura

「耳環」が語る古代の技術

 

中村 晋也 准教授

nakasaki

見えているのに見えない?
―視覚と認知を知る―

 

中崎 崇志 准教授

▼経営情報学部

fukabori

ゲーム理論で読み解く!
ある恋愛模様(三角関係)の結末

 

深堀 遼太郎 講師

fukumoto

経営学は、たぶんみなさんが
思っているものとは少し違う学問です

 

福本 俊樹 講師

▼芸術学部

hirone

brandSTORY

 

広根 礼子 講師

yoshida

そうぞう!想像は創造できるか

 

吉田 一誠 講師

▼人間健康学部スポーツ健康学科

maruyama

マンダラートを使った目標設定

 

丸山 章子 准教授

yamawaki

スポーツの歴史を紐解こう

 

山脇 あゆみ 講師

 


食堂メニュー案内

pure_lunch menu imege

(写真はイメージ)

セミナーの当日は3号館と5号館の食堂を営業しますが、座席数の関係上、利用する食堂は学科で指定となります。

【お願い】 昼食は有料となります。なるべく、おつりがないように昼食代をご準備ください。

3号館 5号館
定食(チーズinハンバーグ) 390円 定食(チーズinハンバーグ) 390円
ラーメン 300円 う ど ん 220円
坦 々 麺 390円 そ  ば 240円
カレーライス 290円 カレーライス 290円

価格変更(2/12):うどん270円→220円、そば300円→240円

※当日は土曜営業のため限定されたメニューとなります。また、KGショップ(売店)は営業していません。ご了承ください。

入学前セミナーセッション_0118

「自分で動けば動いただけ世界は広がる」
「人が好きになることができた4年間」

第1回入学前セミナーのトークセッション「4年生に聴く」に登場してくれた5人の先輩たち。当日は自分たちの4年間の学び、そして、後輩となるみなさんに伝えたいことを熱く語ってくれました。5人がみなさんに伝えてくれたことで共通していたこと。それは、「自分で動かないと何も手に入らない。でも、自分で動けば動いただけ世界は広がってたくさんのものを得られる」という自分で考えることと行動することの大切さ。そして、もうひとつは、「人との出会いから得られた喜び。人との関わりで自分も変わることができる。」という他者とともに生きることの大切さ。
これはまさに、金沢学院大学が大事にしている「主体性」と「協働性」と言えます。4年間をかけて、先輩たちはこの2つの力をしっかりと身につけました。そして、この力をもって、社会へと新しい一歩を踏み出していきます。
さあ、あなたは4年間でどんな自分を創りますか?

「4年生に聴く」をもう一度。

5人の先輩の話を聴いたみなさんの中には、この先輩たちのようになりたい!と思った人もいるのではないでしょうか。セミナー終了後には、「私も先輩みたいな学生になります」「一緒に写真を撮ってください」と先輩に声をかけてくれた人もいたようです。そんなみなさんの反応に5人はとても喜んでいました。このコーナーでは12月19日の「4年生に聴く」のセッションのVTRを3回シリーズで公開していきます。

▼トークセッションVol.1(2016.1.29公開) ▼トークセッションVol.2(2016.2.3公開)
▼トークセッションVol.3(2016.2.5公開)

【登場学生】

Vol.1 : 宮城咲希さん、上戸翔太君

Vol.2 : 中屋久人君、町方珠代さん

Vol.3 : 宮村優希さん

 

後輩たちに伝えたいこと

セミナーのトークセッションは約35分でした。しかし、この5人にはみなさんに伝えたいことがもっとたくさんあったのです。トークセッションの前に、先輩たちにはインタビューをしています。その時に語ってくれたことをまとめました。ぜひ、お読みください。新しい発見があるかもしれません。

■インタビュー記事

宮城咲希さん
(文学部4年)

4年間は自分が変わるために必要な時間だった。

kiji

上戸翔太君
(スポーツ健康学部4年)

4年間で何かひとつでもいいからやり遂げる経験を。
それが自分の力になる。

kiji

中屋久人君
(経営情報学部4年)

この大学に入学して本当によかった。

kiji

町方珠代さん
(美術文化学部4年)

一歩踏み出したらその先には“芋づる式”の人脈が。

kiji

宮村優希さん
(美術文化学部4年)

一日一日が私にとって宝物だった4年間。

kiji

金沢学院大学
3つのポリシー(2016年度入学生~)

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

本学の建学の精神は「愛と理性」、教育理念は「創造」です。文学部・人間健康学部・経営情報学部・芸術学部の4つの学問領域で主体的に学び、地域貢献できる人間形成を教育目標としています。
基礎学力を備え、学びに対する姿勢が明確で、自らの力を伸ばす意欲を持ち、高等学校段階までの課外活動や社会的活動に積極的に取り組んだ学生を、本学は求めます。

■文学部

○教育学科 2018年4月開設

  1. グローバル社会、多文化共生社会への幅広い関心を持ち、そうした時代に対応した人間形成のための理論・実践研究を深めようとする学生
  2. 教育への幅広い関心を持ち、教育実践者として、確かな知識と理論をもって教育の現代的課題の解決に向け意欲的に取り組もうとする学生
  3. 大学で学修するための必要な日本語や英語の基礎的な力を備え、高度な教育実践者となるための意欲をもち他者と協力していくことができる学生

○文学科

  1. 文学、言語、歴史、心理、また、文化や社会、人間などに対し幅広い興味と関心を持ち、自分の目標や希望が明確である学生
  2. 自ら問い、自ら考え、自ら学び、主体的に社会で活躍する意欲を持つ学生
  3. 大学で学修するために必要な日本語や英語の基礎的な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

■人間健康学部

○健康栄養学科

  1. 健康や栄養に関心を持ち、食と栄養に関する専門職として管理栄養士になることを目標に、その専門的かつ高度な知識・技術を真摯に学ぼうとする意欲のある学生
  2. 修得した専門的かつ高度な知識・技術を人々の健康のために役立て、地域社会の福祉や発展に貢献したいという意欲のある学生
  3. 管理栄養士養成課程で学修するために必要な日本語、英語及び化学・生物における十分な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

○スポーツ健康学科

  1. 体育・スポーツ・健康の領域に対し強い興味と関心を持ち、自分の目標や希望が明確である学生
  2. 身につけた運動技能に関する知識をさらに高めて、体育・スポーツの発展に貢献する情熱と意欲を持つ学生
  3. 高等学校段階までの保健体育で学習する内容を理解し、さらに大学で学修するために必要な国語力を備え、自らの考えを自らの言葉で発信できる学生

■経営情報学部

  1. 経営学、経済学、経営情報学を融合的に学びたい学生、あるいはこれらのいずれかの学問をさらに深めたいと考えている学生
  2. 社会に存在する課題を発見し、その解決に積極的に取り組む意志を持つ学生
  3. 大学で学修するために必要な国語や数学の基礎的な力を備え、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

■芸術学部

  1. 絵画、造形、デザイン、映像、メディアに対する強い興味、また、社会や人、芸術全般に対する関心を自らの人生目標に反映させようとする学生
  2. ものごとへの誠実な取り組み姿勢と五感を働かせて学びとる成果を、主体的に社会に還元していこうとする学生
  3. 大学で学修するために必要な国語力、現代人としての教養を身につけ、さらにそれを伸長する努力を惜しまない学生

教育課程の編成方針(カリキュラム・ポリシー)

本学は、各学部、学科、専攻、コースにおいて、主体的に学び、基礎から専門まで幅広い知識と技能を有し、地域社会に貢献できる力を身につけるため、学修全般の基礎となる「初年次教育」、幅広い知識を修得する「一般教養教育」、グローバルな視点と発信力を養う「外国語教育」、高度な専門知識と課題解決能力を実践的に身につける「専門教育」、そして、これらの学修成果の集大成としての卒業研究から成るカリキュラム(教育課程)を編成します。
また、この方針に沿い、初年次から卒業年次まで、学修到達度に合わせた科目群を配置します。

■文学部

○教育学科 2018年4月開設

教育学科では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 学習指導論、教職論、保育原理などに関する教育学分野を中心に、教育活動全般で活用する基礎的な知識・技能の修得から専門的な知識・技能の修得に関する教育課程を体系的に編成する。
  2. 豊かな人間性を備えた高度専門的職業人の育成のために、グローバル人材の育成、英語活動と英語教育、ICT活用、地域協働と組織マネジメント、インクルーシブ教育等の科目を体系的に編成している。
  3. 保育、幼児教育、小学校教育、中学校英語教育に関してそれぞれ実習科目を設定し、理論と実践の往還を踏まえた学修の集大成としての卒業研究に臨めるように教育課程を編成している。

○文学科

文学科では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育の基礎となるスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 自分の適性を見きわめ、人生を設計する力を身につけるキャリア教育
  5. 他専攻の専門科目の受講を必須とする、人文科学・社会科学を横断的に学ぶ履修制度
  6. 地域社会を学びの場とした教育
  7. 自ら選択した学問分野の知識を深める専門教育
  8. 主体的学修の集大成としての卒業研究

●専門教育での学修の方針

<日本文学専攻>
日本文学専攻は、〈読む〉と〈書く〉、〈受信〉と〈発信〉とを関連させて相互にその力を高め合うとともに、日本語・日本文学分野の確固とした専門知識を身につけ、さらにその知識を実社会に活かしていける実践力を養うカリキュラム(教育課程)を作っている。1、2年次は、「日本文学概説」、「日本語学概説」、「古典文学講読」、「近・現代文学講読」等の科目で専門分野の基礎知識や作品分析の基礎的手法を学ぶとともに、教養科目や関連する他専攻の科目を履修して裾野の広い教養の土台を形成する。同時に、「日本語表現法」で、論理的な文章を書く力を養う。3年次に置かれた演習科目で、文献資料を読み解く力やプレゼンテーションの技能を鍛えながら、他者との議論を繰り返し、問題発見の力をつける。文芸創作への関心、意欲に応えるために「創作入門」、「創作実践」という科目も設けている。これらの学修成果を、4年次の「卒業研究」につなげていく。

<英米文学専攻>
英米文学専攻では、科学的な視点から英語の特徴について学ぶとともに、古典から現代作品に至る英米文学の特徴について学ぶ。英語を使って発表や議論ができること、観察や分析に基づく論理的な思考ができること、また、文学で用いられる英語表現を愉しく読み解けること、文化的・歴史的背景に基づく解釈ができること、文学研究を通して人間の多様な側面を理解できるようになることを目的として、授業科目を設けている。1年次に「英語学概論」や「Japanese Culture through English」、「英米文学概論」といった概説的科目、2年次に「英語音声学」や「World Culture through English」、「英米文学講読」、「英語学講読」といった発展的科目、3年次に「English Discussion」、「原典講読」、各演習科目といった専門科目を用意している。
このように、1年次から実践的な英語コミュニケーション能力を身につけるとともに、体系的な学修を経て4年次に学びの集大成として「卒業研究」が完成できるよう、段階的なカリキュラム(教育課程)を編成している。

<歴史学専攻>
歴史学専攻では、日本史、外国史、考古学、保存科学の各分野の実践的な学びを通じて、日本と世界の歴史を展望し、史資料の活用と継承を考え、地域文化の発展に寄与できる人材を養成するカリキュラム(教育課程)を設けている。1年次には、各分野の「概説」によって歴史全般の、「史学概論」によって歴史理論に関する基礎的な理解を形成する。2、3年次では、「講読」により先行研究の成果を検証する力を、「演習」により自ら課題を発見し解決方法を提案できる力を身につける。さらに、「実習」では、文献資料を読み解く手法、考古遺物の調査・分析の具体的な方法等を実践的に学んでいく。4年次には、「特殊講義」により研究の実際を学び、より高度な専門知識を身につける。これらと並行して、3年次の「プレ卒業研究」において自らテーマを検討して研究計画を立て、4年次に学修の成果を「卒業研究」として論文にまとめる。

<心理学専攻>
心理学専攻は、認知・学習、発達、社会、臨床の各分野をバランスよく学べるようにカリキュラム(教育課程)を構成している。1年次には、全ての分野の基礎となる「心理学概論」をはじめ、「発達心理学」等の各分野の概論として位置づけられる講義科目で基礎を学び、2年次から始まる「心理学統計法」や「心理学実習(調査法)」、「心理学実習(実験法)」を通して、心理学の基本知識と心理学研究に必要な基本技術を身につける。3年次になると、「ビジネスと心理学」、「知覚と認知の心理」、「心理学実習(面接法)」などの諸科目と認知・学習、発達、社会、臨床の各分野の演習科目が始まる。これらの科目を通して、より高度な専門知識と、文献講読やレジュメ作成、プレゼンテーションなどの技能だけでなく、研究に関して他者と議論する力を習得し、自らテーマを検討して問題を発見することができるように学修を進める。4年次には、自ら発見した問題を心理学的に実証する手続きに関して、先行研究の検証や他者との議論を通して、論理的に研究計画を立て、研究を行い、学修の成果を「卒業研究」としてまとめる。

■人間健康学部

人間健康学部では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育の基礎となるスキルを身につける初年次教育
  2. 状況を見極め分析し、自己発信する力を身につけるキャリア教育
  3. スポーツ健康学と健康栄養学を総合的・体系的に学ぶ専門教育
  4. 地域の健康問題に関心を持ち、課題解決能力を養う教育
  5. 主体的学修の集大成としての卒業研究

●専門教育での学修の方針

○健康栄養学科
健康栄養学科では、医療、福祉、介護、学校における食育など様々な場面で高度な栄養ケア・マネジメントおよび栄養教育の中核となって地域の健康増進に資する管理栄養士を育成することを目指している。この教育目標を達成するため、管理栄養士に求められる食と栄養に関わる専門的知識、技能等を段階的に学修することができるカリキュラム(教育課程)を設けている。具体的には、1年次は人体の構造と機能、各種疾患の病理、食品や調理に関する専門基礎科目を学び、2年次からは、基礎栄養学、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論などの専門実践科目を学修する。3年次からは、管理栄養士の指導の下、病院や保健センター、福祉施設等の施設で臨地実習を行い、それまでの学修で得た理論と実際を統合する。4年次には総合的な学修の成果として卒業研究に取り組み、健康を科学的な視点でとらえ、論理的に思考する力を養う。また、地域貢献の観点から、地域社会の活性化、栄養教育の普及、及び地域食文化の継承に貢献できる力を培う専門教育科目を配置している。

○スポーツ健康学科
「理論と実践の面からスポーツ科学・健康科学を学び、スポーツ・健康の次代を担う人材」を育成するという教育目標を達成し、人々の健康増進とスポーツの社会的発展に貢献できるようカリキュラム(教育課程)を設けている。1年次には、スポーツ科学、健康科学について学んでいくための基礎となる科目や科学的な視野を持てるような科目を配置している。2年次、3年次では自己の関心、興味と将来設計を展望してスポーツ・健康分野を学んだ者として独り立ちしていくための理論と実践科目を配置している。具体的には、スポーツ競技力・体力の向上のためのトレーニング方法の理論と技能を学ぶ科目や生涯スポーツにつながる運動習慣が身につく体系的な科目、健康の維持・増進のための身体の働きを学べる科目などである。4年次にはこれらの学修の成果として「卒業研究」をまとめていく。このほかボランティア活動などを通した地域への貢献も視野に入れた科目を適宜配置していることや、計13種目の多様な実技種目を用意し演習的な実技教育にも重点を置いていることが特徴である。

■経営情報学部

経営情報学部では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 大学教育を受けるための基礎学力とスキルを身につける初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 自分の将来を見すえ、自己の人生を考える力を身につけるキャリア教育
  5. 地域の社会・経済と結びついた教育
  6. 経営、経済、経営情報の基礎力を身につける教育
  7. 身につけた専門知識を活かして地域の課題について考える教育
  8. 主体的学修の集大成としての卒業研究

●専門教育での学修の方針

<経営学専攻>
経営学専攻では、企業経営の仕組みを深く理解するために、1年次に経営学や隣接学問分野の基礎知識を学び、2年次以降、「マーケティング論」、「財務会計」、「ビジネス戦略」などの専門科目について学ぶ。さらに3年次以降は、経営学に関する学術理論を深く学ぶことと並行して、実際の企業経営の現場に触れるフィールドワークも行う。こうした学修を通して幅広い視野と柔軟な思考を身につけるとともに、地域の企業や地域社会に対する理解を確実なものにしていく。また、3年次の「基礎演習」および4年次の「演習」においては、企業経営の現場や地域社会に関わり、現実世界が抱える課題を見つけ、それを解決する力を養成していく。

<経済学専攻>
経済学専攻では、まず、1年次に日本経済の現状について学び、新聞に掲載される経済用語の意味が理解できるようになることを目指す。その上で、2年次には、経済学の基礎となる「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」や経済分析に必要となる統計知識を学ぶ。さらに2年次以降に開講される「公共経済学」や「環境経済学」、「財政論」などの応用経済学の科目群の学修を通して、一人ひとりの学生の興味・関心に応じてより深く経済学について学ぶ。これらの科目群を履修することによって、「ミクロ経済学」や「マクロ経済学」で学んだ経済学の基礎概念を踏まえた上でより発展的な経済学の知識を広く得るとともに、地域経済や、その基盤となる、まちの在り方についても理解を深める。3年次の「基礎演習」および4年次の「演習」では、少人数のゼミ形式で、経済データに基づいて問題・課題を客観的に検証する実践的な分析や地域経済活性化のための具体的な取組みの検討を通して、自ら問いを立てて課題解決に取り組む力を養成する。

<経営情報学専攻>
経営情報学専攻では、企業経営のさまざまな課題を解決するための知識と技術、課題解決力の修得を目的とする。そのため、経営学や経済学の基礎理論と併せて「経営情報基礎」や「経営システム論」により、企業経営における情報と情報技術の活用について深く学修する。また年次進行に合わせて、「情報処理演習」、「情報技術基礎」により情報と情報技術の活用に関する基本的なスキルを学んだ上で、プログラミング能力・課題解決力を段階的に学ぶ。1年次の「プログラミング基礎」でコンピュータゲームの作成を題材としたシステムの設計について学び、その後プログラムの開発に必要な知識と技術を身につけ、3年次の「基礎演習」や4年次の「演習」で、それらをさまざまな課題解決に応用する力を身につける。

■芸術学部

芸術学部では、「養成する人材像」に基づき、以下のようなカリキュラム(教育課程)を編成しています。

  1. 創造の基盤となる「芸術表現基礎」を配した初年次教育
  2. 広い視野と人生を豊かにする教養を身につける一般教養教育
  3. 自らの考えを広く世界に発信する力を身につける外国語教育
  4. 柔軟な発想と理解力を身につけるための横断的かつ多様な学びができる履修制度
  5. 協働で問題解決を図るためのコミュニケーション能力を身につける教育
  6. アクティブラーニングや地域連携等の活動を通して主体的に学ぶ実践教育
  7. 芸術全般に関する知識や技能の修得を通して、地域社会との繋がりを理解する教育
  8. 自らが選択した表現領域における専門教育
  9. 主体的学修の集大成としての卒業研究・卒業制作

●専門教育での学修の方針

芸術学部では、1年次で「絵画」「造形」「デザイン」「映像」「メディア」の5分野を横断的に学び、自身の関心や資質を問い、多様な芸術の学びを実現するために必要な基礎科目を配している。2年次からは、専門科目の履修を5分野のいずれかに軸足を置きながら進めることができるよう、技術習得と感性の錬磨を目指すための科目群を置いている。3年次および4年次の「卒業制作・研究」ではさらに専門技能を深め、卒業時に制作・研究の発表公開を行って学修の集大成とするカリキュラム(教育課程)を編成している。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学は、各学部、学科のカリキュラムに沿って卒業に必要な単位を修得した学生に対し、ディプロマ(学位)を授与する方針をそれぞれ定めます。文学部・経営情報学部・芸術学部・人間健康学部の4つの学問領域で主体的に学び、基礎から専門まで幅広い知識と技能を有し、地域社会に貢献できる力を身につけた学生に学位を授与します。

■文学部

○教育学科 2018年4月開設

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(教育学)」の学位を授与します。

  1. グローバルな視点で発想し、地域社会の教育と文化の発展に貢献できる。
  2. 教育に関する諸課題を主体的に発見・分析・理解し、幅広い専門的知見をもとにその対応策について協働的に考え、行動できる。
  3. 豊かな人間性や感性を備えた高度専門的職業人としての使命と責任を自覚し、継続的な自己研鑽への意志をもって教育活動に取り組むことができる。

○文学科

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(文学)」の学位を授与します。

  1. 主体的に課題を発見し、考え、解を見出す力を身につけている。
  2. 他者とのインタラクション(相互作用)を通して、見出した解をさらに発展させることができる力を身につけている。
  3. 文学、言語、心理、歴史などを通して,人間や社会に対する深い洞察力を身につけている。
  4. 地域社会において、その文化的発展に資する積極的な姿勢を身につけている。

■人間健康学部

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、スポーツ健康学科では「学士(スポーツ健康学)」、健康栄養学科では「学士(栄養学)」の学位をそれぞれ授与します。

○健康栄養学科

  1. 広い視野を有し、深い教養と豊かな人間性を身につけている。
  2. 医療、福祉、介護などの現場で適切な栄養ケアマネジメントを行う力を身につけている。
  3. 栄養教育活動に積極的に参加し、生活習慣病予防に貢献する意欲をもっている。
  4. 地域との連携を重視し、地域の食文化の継承に積極的に関わることができる。

○スポーツ健康学科

  1. スポーツ、健康についての必要な知識と能力を身につけている。
  2. スポーツ科学、健康科学に関する基礎的知識を身につけ、各人に対する問題点をみつけだし、適切なプログラムを提供できる。
  3. グローバルな視点に立って、スポーツや健康の問題を考え、提言できる。
  4. アスリートのためだけでなく、子供から高齢者まで、楽しく正確にスポーツや運動を指導できる。
  5. スポーツ科学や健康科学を通じて地域社会に貢献できる。

■経営情報学部

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(経営学)」の学位を授与します。

  1. 企業経営や経済の仕組み、情報システムに関する基礎を理解している。
  2. グローバルな視点から、あるいはローカルな視点から企業経営や経済について理解している。
  3. これらに基づいて、自ら問題の発見とその解決について対応できる。

■芸術学部

以下の力を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に、「学士(芸術学)(Bachelor of Art and Design )」の学位を授与します。

  1. 表現領域についての広汎な技術および知識と、社会に対する深い洞察力を有し、円滑な意思疎通や自己表現ができる。
  2. 創造的かつ論理的な思考力を持ち、社会における自己の役割を認識し、自ら考え、自ら行動できる。
  3. 芸術の専門的な知識・表現技術のみならず、創造性・観察力、課題発見・解決能力を、現代社会の多様な分野で活かすことができる。

第1回入学前セミナーを開催しました。

推薦入試・エントリー入試・スポーツエントリー入試に合格し、入学手続きをされた皆さんを対象に12月19日(土)、第1回入学前セミナーを開催致しました。この入学前セミナーは、入学までの時間を使い、大学での学びを知り、充実した大学生活を送るための目標を設定し、夢を叶えるためのヒントを見つける時間として、今年度よりスタートしました。

第1回は主に入学前の過ごし方や本学の学びなどを知って貰うためのプログラムを設け、本学学生によるトークセッションやクイズを行い、わかりやすく紹介しました。その中でも、「4年生に聴く」と題して行われた本学4年生によるトークセッションでは、先輩学生が後輩たちに向けて、自分たちの4年間での変化や成長について、熱く語ってくれました。参加した皆さんの中には、「この先輩のようになりたい」と憧れを抱いた方もいるのではないでしょうか。先輩からのメッセージを受け、皆さんの4年間をそれぞれ思い描いてほしいと思います。

また、来年4月に新設する健康栄養学科については別プログラムで実施され、内容は管理栄養士国家試験の概要説明やHACCP対応実習室等の見学を行いました。その他、グループで与えられた食材から健康的なメニューを作るワークショップ型授業では、メンバー全員が相談し合い、知恵を絞りながらより良いメニューを考える姿が印象的でした。

今回の第1回の入学前セミナーでは、県内外、遠方からも多数参加があり、とてもにぎやかな雰囲気になりました。金沢学院大学では、教員、職員、学生スタッフ一同が一丸となって、皆さんが4月から良い学生生活をスタートできるよう、今後もサポートいたします。

◆各プログラムの様子◆

▼「4年生に聴く」の5名の本学学生(左)トークセッションの様子(右)
トークセッション動画Vol.1はこちら

入学前セミナー-129入学前セミナー-29

▼就職試験体験(英語・数学)の様子

入学前セミナー-62入学前セミナー-67

▼「金沢学院大学を知ろう~クイズようこそ学院大学~」の様子

入学前セミナー-92入学前セミナー-98

▼健康栄養学科:ワークショップ型授業の様子(左)HACCP対応実習室の見学(右)

健栄(自己紹介2)健栄(HACCP見学)

◆次回について◆

次回は今回行った内容などをより実感できるよう体験型のプログラムを予定しております。詳細につきましては、決まり次第ホームページにて掲載致しますのでご確認ください。

◆問い合わせ◆

入試広報部 TEL 076-229-8833 / フリーダイヤル 0120-367-984

大学院経営情報学研究科

文部科学省
「職業実践力育成プログラム」に認定

BPロゴ

金沢学院大学大学院経営情報学研究科経営情報学専攻は、平成27年12月15日に、文部科学省の平成27年度「職業実践力育成プログラム」(BP)に採択されました。

■職業実践力育成プログラム(BP)とは

この制度は、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として,大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定するものです。

文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)認定制度について」

■認定プログラムについて

課  程 修士
課 程 名 経営情報学研究科経営情報学専攻 税理士・税法コース
期  間 2年
職業分野 税理士、経理・財務担当者
修得資格 修士(経営情報学)
社会人の受講しやすい工夫 長期履修
概  要

本コースは、経営情報に関する専門的知識の上に租税法学又は会計学の研究を行い、修士論文作成により税理士試験一部免除を受けることができるよう指導し、税制、会計制度を含め近年の税理士を取り巻く環境の変化に即した判例研究、事例研究等に基づいた実践的専門家の養成を目指すコースです。
平成27年度「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣から認定されました。北陸税理士会との連携のもと、税務や財務・会計に関する高度な知識を修得するとともに、授業を通して、課題発見・解決能力、論理的思考力、プレゼンテーション能力などを身につけることができる教育課程を編成しており、学部卒業生だけでなく、税務や財務・会計に携わる社会人の方や税理士資格取得を目指す方などを対象に、高度で専門的な学びを提供します。
また、社会人の方が学びやすいよう、夜間は金沢市中心部のサテライト教室にて授業を行っており、最長4年間のフレックス履修生の受け入れも行っています。

<プログラムのイメージ>

BP_image

認定を受けたプログラムは、概要と申請様式1・2を公表することになっております。

第1回入学前セミナー
学生インタビュー記事

この大学に入学して
本当によかった。

経営情報学部4年
中屋久人さん

Nakaya02

――中屋君が金沢学院大学に入学したときのことを教えてください。

実は自分には、他に行きたい大学がありました。でも、第一志望のその大学に合格することができなくて、学院大に入学することになりました。高校生の当時は、特にやりたい仕事もわからなくて、経営学を学んでおけば何らかの仕事に生きてくるだろうと思ったので、経営情報学部を選びました。

――第一志望ではない学院大に入学することになり、どんな気持ちでしたか?

入学前は本当に不安で怖かったです。どうなるんだろうな、って思っていました。でも、友達がたくさんできました。今、振り返って思うのは、「誰と友達になるか、誰と一緒にいるか」ということです。友達から受ける影響というのはとても大きいです。

――具体的に友達からどんな影響を受けましたか?

友達になった一人が、高校時代にすでに簿記の資格を取っていました。それがすごいなと思って、自分も何か資格を取りたいという気持ちがあったので、友達が持っていた簿記の資格を取ろうと思ったんです。休み時間や授業が終わった後に図書館で勉強して、トライしました。かなり自分で勉強したんです。でも、初めて受けた時には不合格、2回目も不合格…「こんなに大変なの?」と思いましたが、3回目で合格することができました。友達にも教えてもらいましたし、人からの刺激で自分もこんな風に挑戦できるんだと思いました。友達のおかげだと思います。

――資格を取るために勉強をしたり、それから中屋君のゼミは地域連携でも熱心なところでしたよね。時間の使い方が難しかったのではないですか?

はい。授業、アルバイト、ボランティア、そして遊ぶための時間を確保して管理すること、スケジュール管理を学んだようにも思います。ゼミでは、尾張町の商店街の活性化について取り組んでいましたが、尾張町のみなさんとの打ち合わせ、そして、ゼミの先生への報告など、様々な人と連絡を調整しあって進めていくということを学びました。きっと、社会人というのもこんな感じなのだろうなと思っています。それから、2年生のときにはJAPAN TENTのボランティアに参加してリーダーも務めました。高校生の頃と違うのは、いろいろなことに積極的に参加するようになったということだと思います。 nakaya01
高校生の頃は、人から何か誘われても、まず「面倒だな」と思ってしまっていたんです。でも、大学生になってからは、自然と人とのつながりの大切さがわかったり、人と出会うことが楽しいと思えるようになってきて、変わったなと思いました。人としゃべることもできるようになりましたし(笑)。

――なぜ中屋君はこんなに充実した4年間を過ごせたのだと思いますか?

自分の中には、「ある考え」があった気がします。高校生までというのは、すごく管理されていますよね。校則があったり、やらなければいけないことも決まっていて、朝も何時に来なくちゃいけないとか、学校は毎日行かなくちゃいけないとか。決められたことをやるという、決められたことをやらなければならないのが高校生まで。でも、大学生というのは、そんな高校生までとは違って、すごく自由です。自由な時間がたくさんある。だから、こんなに自由な時間の中で生きるには、自分をしっかり持っていないといけないのだと思います。大学生と比べると高校生ってとても忙しいし、自由な時間がない。大学生になると、こんなに自由な時間があっていつでも遊べる。だからこそ、自由な時間がちゃんとあるんだから、それ以外のところは、しっかりしようよ、ということです。勉強もしっかりやる。高校までは管理されてできていたことを、大学では管理されてではなく、自分でやる。ただそれだけなんだけど、でも、それが高校と大学との違いでもあると思います。当たり前のことを当たり前に生活することで、充実した大学生活を送ることができたのだと思います。

――最初は不安でいっぱいだった学院大への入学。でも、お話を聞いていると充実した大学生活を送ることができたようですね。もし、4年前の高校3年生の中屋君に、今、声をかけてあげるとするならば何と言ってあげたいですか?

「学院大で良かったよ」と言いたいです。本当に。当時の自分はとても不安でいっぱいでした。でも、自分は本当に金沢学院大学に来られて良かったと思えるので、「大丈夫だよ」と一言かけたいです。

 


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第1回入学前セミナー
学生インタビュー記事

一歩踏み出したらその先には
“芋づる式”の人脈が

美術文化学部4年
町方珠代さん

Machikata02

――町方さんの学生生活を語る上で欠かせないことについて教えてください

学生団体g.rappa(グラッパ)に入って、いろんな活動をしてたくさんの人に出会ったことです。

――その学生団体のことについて教えてください

金沢にはたくさん学生団体があるんですけど、2年生の5月くらいに、たまたま学内でチラシを見たんです。何となく面白そうだなと思って、行ってみようかなって思ったんです。一人で。行ってみたら、とても楽しくて、他大学の人とも交流できるし、学生だけではなくて社会人の人とも出会えて、すごく人脈が広がりました。東原という限界集落があるんですけど、そこの野菜を販売するお手伝いをしたりもして、学生でないとできない経験もたくさんしました。 machikata01
それで、なんと、4年生になったときにこの学生団体の代表になったんです。今までは、代表とかリーダーとか、やったことがありませんでした。どちらかというと人任せにするタイプで。でも、今回はやってみようかなって思えたんです。社会人の人から「やってみたら」と勧められたのもきっかけになりました。

――なるほど。学生団体といっても、学生だけではなくて、様々な人と交流ができる経験ができたのですね。

はい。入学前の自分と比べて、自分が成長したと思えるとしたら、それは人脈を作ることができたこと。そして、コミュニケーションできるようになったことです。人との出会いは大切だと実感できました。4年間って一瞬でもあるんですよね。その今の瞬間に出会っている人って大切なんだなと思えました。足を踏み出せば踏み出すほど、世界は広がって、出会いも増えます。そして、社会人の人とも交流する機会があったので、尊敬できる大人ができた、ということもいい出会いだったと思います。

――町方さんはメディアデザインを専門にされていますが、大学に進学するか、専門学校に進学するか迷うということはなかったのですか?

私は高校の時も美術コースで、高校生の頃から学院大学の授業を受ける機会があったんです。その頃から大学の学びの内容が面白そうだなと思っていました。専門学校は確かに、より専門的なことを学べるのかもしれません。でも、高校3年生の時に、本当に自分がその専門で将来生きていくかということはわかりませんでした。だったら、「違うな」と思ったときに方向修正できる大学のほうがいいなと思いましたし、専門以外のことも教養として学べる大学がおもしろそうだと思いました。やっぱり、大学で良かったと思っています。将来的に、メディアを専門とした職業につかなくてもいいという安心感もありました。

――では、入学予定者の高校生のみなさんにメッセージをお願いします

免許はすぐ取ろう!です。

――免許ですか?自動車の?

はい(笑)。免許っていうのは「たとえ」なんですけど、つまり、「今すべきことを、今する、という習慣を身につけておこう」ということです。「今しか出来ないことをする」とも言えます。自分を変えるきっかけって、これからどんどん出てくると思うんです。「あぁ、今、これしたいのに、しなくちゃいけないのに、あぁ、これ終わってないからできない。」ってことにならないように、今、目の前にあるすべきことを後回しにしないで、今しかできないことをするという習慣をつけるということです。だから、もし、今、時間があって自動車学校に通えるなら免許は取ってしまったほうがいい。取っておけば、その時間は未来のために使えますよね。あとはもう一つ伝えるとしたら、「楽しかったなあと思えればいいんじゃない?」と言いたいです。今楽しめること、今しかできない思い出、たくさんの友達、何でもいから「楽しかったと思えること」をたくさん経験できる4年間になるといいと思います。

 


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第1回入学前セミナー
学生インタビュー記事

一日一日が私にとって
宝物だった4年間。

美術文化学部4年
宮村優希さん

miyamura

――宮村さんといえば、2014年度の清鐘祭(学園祭)実行委員長として、元気いっぱいに素晴らしい司会をされていたことが印象的です。やはり、学生生活の思い出といえば清鐘祭ですか?

はい、そうです。3年生の時に委員長を務めて、メンバーと協力してたくさんの壁を乗り越えました。その結果、過去最多の来場者数を達成することができました。

――宮村さんの印象は、「元気でしっかりしている」というものなんですが、その部分は入学前と変わりませんか?

確かに私は高校生の頃から人前で話をすることも嫌いではなかったですし、人と一緒に何かをする、ということも嫌いではありませんでした。でも、実は私は人からどう思われているんだろうと気になったり、人から嫌われることをすごく恐れていました。だから、人の中にいても、人に嫌われないように自分を作って行動していました。嫌なことを嫌と言えませんでした。とてもストレスを感じていたと思います。それから、高校まではリーダーとか委員長とか、そういったものも引き受けたことはなかったんです。でも、大学生になって清鐘祭実行委員長はやりたい、って思えました。

――そうだったんですね。実行委員長をやりたいと思ったきっかけを教えてください。

わたしはもともと、美術の教師になるためにこの大学に入学したんです。でも、授業を受けるうちに、「自分には画力がない」ことに気づいたんです。もちろん、高校までも絵を描くことは好きでしたし、得意ではありました。でも、自分よりももっと上手な人がいて、「画力がないんだな」と。画力がない自分が、人に絵を教えていいのだろうか、と考えるようになったんです。そんな時に、清鐘祭実行委員会の仕事がとても充実して、面白くなってきて、そして、委員長になってみたいなと思ったんです。

――清鐘祭実行委員長になってどうでしたか?

清鐘祭を良くしたいと考えて行動を起こした時に、賛成してくれる人もいれば、反対する人もいました。反対の意見があることはとても現状を改善するということなので、とても良いことです。しかし、反対をするなら、私たちの意見を上回る案が必要です。なのに、単に文句を言ったり反対する人もいて大変でした。でも、そこで、人から嫌われることを恐れていてはいけないと思ったんです。清鐘祭をもっと良くするためなら人から嫌われてもいい、と思いました。その中で、自己主張する力がつきました。人から嫌われたくないと恐れていた自分が、嫌われてもいいから自己主張できるようになった。これが自分が成長したと思える点です。

――人から嫌われてもいいから自己主張できたことを支えてくれたものは?

支えてくれる仲間がいて、相談に乗ってくれる友達がいたからこそ出来たことだと思います。自分のことをわかってくれる人は必ずいます。私は独りじゃない、ということにも気づかせてもらえて、嫌なことがあっても、良い意味で「気にしない、受け流す」こともできるようになったのだと思います。 miyamura01

――最後に宮村さんがこの学生生活で得たものについて教えてください。

人は一人では生きていけないということを身をもって知りました。周りのたくさんの方々に支えられたことが自分の成長につながりました。大学では専門の内容だけでなく、「人として大切なこと」を学びました。学んだことはキリがありません。「思ってるだけでは何も変わらないよ。言い切って行動しなさい」と言われたことも印象的です。一日一日が私にとって宝物でした。

 


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